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#東京嫌い
もうひとりを感じられる人は、書ける人になる
基本的に書き手は孤独なもの。書いてるときは自分と向き合いながらだし、自分と向き合わないと何も始まらない。
もちろん、その暗闇みたいな孤独の中から自分の手で「何か」をつかむことは大事で、そこをお手軽にすっ飛ばして「他の誰か」がつかんだものの「一部分」とかを持って来て書くだけでは「自分の文章」は書けない。
方法論的、技術的にはそうやって誰かの一部を使ってちゃんと自分の文章を書くこともできるのだけど
池袋サウスゲートの愛憎
JR池袋駅の南改札を出ると、構内を圧迫する煤けたクリーム色の円柱が目につく。
円柱の前には待ち合わせする人。立ち止まってスマホの画面を追う人。デパートの買い物袋を抱えた人。
一か所だけ人の流れが淀んだ円柱の前には、三人の警察官に押さえ込まれて足を投げやりに放り出した作業服の少年。
警察官の後ろには棒立ちする無表情な警備員。
その前をエクレア3個入りみたいなファッションの女の子たちが笑いなが
note同人誌《東京嫌い》帯コンテスト 11/18(水)19時に結果発表!
note界隈で「帯」と呼ばれる、Twitterでのnoteのシェア(引用RT)に付ける感想や紹介文。『東京嫌い』の各作品に対して帯を付けて紹介してくれたnoterさんの中から、責任編集三人がそれぞれささやかな賞を贈る企画。
ほんとにたくさんの投稿をいただきありがとうございました!
どの帯も、それぞれの「色」や「匂い」「音」、ことばにできない何かを文字通り帯びていて、責任編集の三人で何度も味わい
僕の書くものは土と菌で出来てるから
どんな仕事も長くちゃんと続けるにはアップデートが必要。きょうはなんとか時間を削り出して「土と菌」を2020年版にアップデートしてきた。藤井風くんを聴きながら移動して。
いったい何を言ってるのか。君の仕事はライターとか編集で、なんで「土」やら「菌」が出てくるのか。ヤギだからパピルスでもつくって食べるんだろうかと散々な言われようだけど、そういうことじゃない。
たしかに僕の仕事は原稿を書いたり、本や