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今の私があるのは先生のおかげ②~先生たちの大学の後輩になりました。~

前回の続きです。
今回は3人目と4人目の先生について書きます。
実は「恩師は誰ですか」と言われて最初に思いつくのが今から書く先生たちだったりします。

3人目4人目、社会の先生

この先生たちのおかげで、大学で日本史を学べ、そして学びたい時代が固まったと言っても過言ではありません。
3人目の先生はT先生、4人目の先生をN先生とします。

T先生は高校2年生と3年生に日本史でお世話になった先生です。
板書は達筆(字が汚くて読めない時もあった)、まるで大学の講義を受けているかのような授業でした。
それに「日本史が好きなんだな」って伝わる授業でした。
そのため日本史が苦手なクラスメイトには合わなかったみたいです。
私は楽しかったですが、、、。
このT先生の授業のおかげで私は「日本近代史を勉強したい」と思うようになりました。
どの時代の授業も個人的には面白かったけれど、日本近代史がダントツに面白かった。
その理由は後に判明します(笑)

高校3年生、一般受験を経てめでたく史学科に行けることになりました。
しかも歴史ではそこそこ有名な大学でした。
そのことを中1・中3の担任だった先生に報告したところ、「T先生もそこ出身だったぞ」と言われてビックリ。
翌日受験の結果ををT先生に伝えるととても驚かれて、日本近代史を勉強したいことを伝えると「実は僕も日本近代史を専攻していたんだよ」と言われて私ビックリ。
教え子が大学で後輩にあたり、更に専攻まで同じだと知ったT先生はどう思ったのでしょうか、、、。
嬉しかったらいいな。
「頑張って」って握手してくれたしな。
卒業して吹奏楽部の手伝いで母校に行って、T先生と会って話したのが最後でした。多分3~4年前。
T先生は退職して、今何をされているのか分かりません。
もっと話したかったな〜。

続いてN先生。
この先生も高校2年生と3年生の日本史の授業でお世話になりました。
清楚な見た目なのにスパルタ、毒舌。
だけどどこか憎めないのは私たちのことを真剣に考えてくれているのが分かるからです。
実はこのN先生のおかげで史学科を受験出来るようになったのです。
実は中学校からずっと大学では日本史を勉強したかったのですが、史学科はとてもマニアックな学科なので母がすごく反対していました。
就職先がない、先生か研究者しか道はないのにアンタ…と言われてやむなく歴史を勉強したい気持ちに蓋をしました。
高校2年生になりやっぱり歴史を勉強したい私は、ついこの間まで教授の助手をしていたN先生に相談をしました。
そうしたら「史学科でも一般企業に就職している子は沢山いたよ。分析をしたりそういったことが働く中でも生かせるからね」というアドバイスを頂きました。
それをそっくりそのまま母に伝えると、なんとまぁ史学科受験にOKが出ました。
ありがとうN先生、先生のおかげで史学科に行けました。
ちなみにこのN先生も私の通った大学の先輩にあたります、、、(笑)
なんなら私、先生が助手をしていた教授の授業を受けてましたよ(笑)

最後に

ということでお世話になった社会の先生2人は実は私の大学の先輩にあたるという、なかなかない経験をしました(笑)

私は中高6年間で、2人目の吹奏楽部の顧問に生きる力や生き抜く力、音楽の楽しさを教えてもらいました。
1人目の先生のおかげで歴史の勉強が出来るような下地を用意してくれました。
そして社会の先生の2人のおかげで大好きな歴史を学ぶことが出来ました。
足を向けて寝られないし、感謝しかありません。


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