見出し画像

自分を〇〇するとコミュニケーションはスムーズになる

自分で空気を作り出せるコミュニケーションデザインの話。
コミュニケーションデザインには、

(1)周りを観察
(2)自分を理解
(3)フラットに捉える

この3つが必要だとお伝えしていました。

今回は、この中の「(2)自分を理解」について書いていきます。

画像1

いきなりですが、あなたは自分のキャラクターはどんな感じだと思っていますか?

明るい?真面目?知的?活発?

「自分はもの静かで落ち着いたキャラクターかな…」と、自分で何となく思っているキャラクターがあるんじゃないかなと思います。

人から見た自分のキャラクターは違うもの

ところが、人から見た自分のキャラクターを聞いてみると、その違いが大きいことがあります。

「結構ユーモラスで面白い!」
「なんだかお茶目で可愛い」
「結構抜けてておっちょこちょい」

なんてよく言われていて、「あれ、自分の思っているキャラクターと違うな…」と、よく思ったものです。

この「自分の思っているキャラクター」と「人から見たときのキャラクター」の差を小さくできれば、コミュニケーションデザインがより具体的になります。

自分自身の一番自然な形と、まわりの人々の自然な形。
相互に心地の良い形を作り上げることができれば、よりスムーズに動けるようになるからです。

知らないと起こしてしまう「負のサイクル」

ですが、これを自分のキャラクターを知らずにやろうとすると、コミュニケーションに違和感が生まれてしまいます。

人から見られているキャラクターと違うイメージで行動しようとしてしまい、自分のイメージした反応と違う反応を相手からもらってしまう。
さらにそこから違和感の生まれる対応をしてしまって、さらに相手からの反応がイメージとずれていくという「負のサイクル」にハマってしまうのです。

画像2


自分のキャラクターを客観視する方法

じゃあ、自分のキャラクターを知るにはどうすればいいのか。

画像3


答えは簡単。自分を見る視点を増やせばいいのです。

通常、自分を見ることができる視点はひとつだけですよね。
それは、自分の目から見た、自分の姿です。
自分の耳で聞く自分の声、自分の目から映る自分の姿。それが全てになります。

鏡を使えば自分の姿を見ることはできますが、それも「映ることを意識した正面からの自分」を見るだけ。やはり自然体の自分を、いろんな角度から見ることは難しいものです。

テクノロジーを使って自分の視点を増やす

ですが、今は、テクノロジーを使えば、もっと視点を増やすことができます。

そう、カメラです。

画像4


カメラで自分の姿を写し、喋ってみる。すると、自分のイメージとは全然違う自分の姿が写っているんじゃないでしょうか。

スマートフォンでも動画が当たり前になった今だからこそできる、自分を違う視点から見る方法。
こうやって別の視点から自分を見て、自分の中のイメージ像を更新していきます。
すると、段々と「人から見られたときの自分の姿」と、「自分の中の自分の姿」の差が小さくなります。

こうなってくると、実際に人とコミュニケーションをとるときに、自分と人がどんな関係を作っていけば自然とやりとりができるのかが見えてくるんですね。

自分の姿を客観視することでわかること

ということで、自分のキャラクターを知りたいのであれば、ぜひ一度自分を撮ってもらうことをオススメします。

撮ったものを自分で再生すると、かなり恥ずかしいものなんじゃないかと思います。

「思っていたよりも仏頂面だった」
「なんだか怒っているように見えた」
「無表情だ…」「声が変だ」

などなど、違和感はきっと多く見つかるでしょう。

ですが、その違和感を少しずつ自分の中で払拭し、イメージと映像が一致するようになったとき、自分のキャラクターの本当の部分を自分で客観視できるようになります。

もし、「自分がよくわからない…」「自分のキャラクターってどんな風なんだろう?」と思ったことがあるならば、自分を客観視するために「撮られたものを見ること」を試してみてください。

きっと、新しい自分の一面を知ることができますよ。

画像5

この記事が参加している募集

私のイチオシ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?