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要約のオウム返し

みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチのフジガッキーです!

世の中、まさにお盆休み
きょうは「迎え盆」ですね!

台風など荒天が心配されていますが、午前中は私の住む北関東はまだ大丈夫みたいなので、朝イチでお墓に妻と母と行ってきました。

さて、きょうのテーマは「要約のオウム返し」です。

オウム返し


コーチングの際のスキルとして、「オウム返し」があります。
たとえば、

クライアント:「いま、とても大変なんですよ」
コーチ   :「そうなんですね、とても大変なんですね」

単にクライアントの話をそのまま返しただけです。
特にコーチングを開始して最初の段階では、クライアントの方も(ああ、わたしの話し聴いてくれてるんだ)と、共感していただけるのだと思います。

でも、

クライアント:「いま、とても大変なんですよ」
コーチ   :「えっ、どう大変なんですか?」

オウム返しなしに、いきなり大変さの程度や理由などに入っていくと、おそらくクライアントとしては、(このコーチの方はわたしの話しを親身になって聴いてくれない。だったら話さなくていいや)「ああ、でも大丈夫です」と取り繕ってしまうのかもしれません。

なので、とても有効なスキルとされています。

また、オウム返し?


でもいくら有効なスキルだとしても、何度もなんども繰り返し多用するのはいかがでしょうか?

コーチングを受けているクライアント側としても、そう何度もオウム返しされると、(また、オウム返し?この人、ほんとに聴いてくれてるのかな?)と信頼が薄れ始めてしまうかもしれないのです。

ではどうしたらよいのか?

言葉を要約し置きかえてみる


そう、言葉を置きかえてみるです。 たとえば、

クライアント:「義理のお母さんとうまくいってないんです。実は・・・」
コーチ   :「義理のお母さんとの関係で悩んでるんですね

この例のように、特に感情面の話しとなると、クライアントの方もほとばしるように延々とお話しが続く可能性があります。なので、そんなときにこそ要約し、言葉を置きかえてみる。つまり、要約のオウム返し

人は「事実」よりも「感情」に共感してもらえると、自分のことを真に理解してもらえたと感じる

なので、オウム返しは単に繰り返すのではなく、感情に寄り添って、時には要約した言葉で返してみる。


いかがだったでしょうか。
「要約のオウム返し」
語彙力も必要だと感じています。

そうこうするうちに、雲がだんだん厚く、鉛色になってきました。
これから迎え盆にお出かけの方は、早めがいいようです!

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