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MF
2019年5月18日 01:31
国立西洋美術館に所蔵されているルノワールの《木かげ》。ひとめみて絵の奥の方、奥の方に「吸われてしまう!」と咄嗟に思った。55.8×46.3cmという小柄なカンバス。油絵の具が用いられている。《木かげ》を初めて見た瞬間は、多彩な緑色を用いながら無数の荒い点が塗られている平面と認識した。しかし、見直すたびにこの絵は変わる。題名を読んだ後、再び絵に目を向けるとカンバスの真ん中