喫茶ふでまめ(珈琲と手しごとの店)

Web制作会社で働く、30代の男性です。 仕事でパソコンの画面ばかり見ているため「せめ…

喫茶ふでまめ(珈琲と手しごとの店)

Web制作会社で働く、30代の男性です。 仕事でパソコンの画面ばかり見ているため「せめてプライベートではアナログなことがしたい・・・!」と思い、手書きで日記を書いたり珈琲を自家焙煎したりしています。 2024年3月3日より、日曜のみ営業の喫茶店「喫茶ふでまめ」を始めました。

最近の記事

珈琲豆の自家焙煎にハマった結果、間借りの喫茶店を始めた話

こんにちは。喫茶ふでまめと申します。 京都・出町柳にあるタイムシェアカフェ「リバーサイドカフェ」にて営業中の、お茶目で古風な喫茶店です。 2月までは「筆まめ茶房」という名前で、このnoteを更新しておりました。 3月に入ってぱったり更新が止まっていたのですが、その間、実はひっそりと喫茶店を開業したので、そのご報告もかねて本記事を投稿いたします。 「いつか自分のお店をやってみたいな」 「間借りのカフェって興味があるけど、どのように始めればいいのかな」 とお思いの方に向けて、

    • 片手鍋を改造して焙煎の再現性を高める方法【見た目はヤバめ】

      片手鍋での珈琲豆焙煎、楽しいですよね。 この度「片手鍋に温度計をくっつける」という改造を施したことで、焙煎がさらに楽しくなってしまいました。 案外カンタンに実践できるので、方法と効能をシェアしたいと思います。 ひとつ注意点があるとするならば、見た目が全っ然オシャレじゃないということです。 鍋のアタマに電極が刺さっているような、マッドサイエンティスト感のあるビジュアルになります。 それでもかまわないという方は、ぜひマネしてみてください。 なぜ改造しようと思ったのか改造の具体

      • 贈り物の珈琲を喜ばれてわかった、「贈り主を喜ばせる喜び方」の極意

        どうもこんにちは、自作ドリップバッグの配布にハマりまくっているおっさんです(いえ、お兄さんです)。 昨日は同僚に加え、とうとう勤務先の社長にもドリップバッグを渡しました。 従業員20人くらいの小さな会社なので、別に秘書とかもおらず普通に「はい、どうぞ」っていう感じで手渡しできるんです。 お家に帰ってから飲んでもらうことにしたのですが、なんだかんだで社長も私も退勤が21時過ぎになり、まぁ今日は飲まへんやろうなぁ・・・と思っていました。 そしたら、帰宅後しばらくした22時半を

        • お金配りおじさんならぬ「お豆配りお兄さん」になるメリット・デメリット

          最近、自家焙煎からのドリップバッグ作りがすこぶる楽しく、暇さえあれば豆を焼いて挽いて詰めたい衝動に駆られています。 そして気づけば、職場の人や知り合いに「今回の豆、上手に焼けたんで飲んでみてください!」と豆やらドリップバッグやらを配るようになっていました。 お金配りおじさんならぬ、お豆配りお兄さんです。 (まだピチピチの30歳なので、あくまでも「お兄さん」で通させていただきます) 今日も、京都のとあるお寺にて月イチで開催されている俳句会に参加し、参加者のみなさんにドリップ

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          ドリップバッグ作りのために1万円も出してシーラーを買わなくていいです!!!(涙)

          先日、こんな記事を書きました。 【手順あり】職場でコーヒーを飲むにあたり、自家製ドリップバッグを作ってみた 私自身の実体験をもとに、ドリップバッグ作りを楽しみたいと思っている人の役に立てばうれしいな、と思って執筆しました。 写真もふんだんに載せて、けっこう良い記事になったと思っていました。 でも後日、冷静になって気づいたんです。 「私のシーラー、高すぎ・・・!?」 私が買ったシーラーは、1万円オーバーのガチ仕様ドリップバッグの口を閉じるには、「シーラー」という装置が必

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          鉄瓶から珈琲を注ぎたくて、煎茶で鉄瓶を消臭した話

          「鉄瓶から珈琲を注ぎたい」 この地味な願望を叶えるために、中古の鉄製急須を購入しました。 内部にホーロー加工が施されているので直火にかけることはできず、あくまでもお湯を注いで使う「急須」です。 取っ手の部分が良い感じに倒れてくれるので、ドリッパーをぴったり置くことができ、コーヒーポットとしてめちゃくちゃ優秀な気配を感じていました。 しかし、この鉄製の急須には1つ問題が。 それは、めちゃくちゃ鉄臭いということ。 フタを開けた瞬間に「これは鉄・・・!」とわかるようなニオイが立

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          【手順あり】職場でコーヒーを飲むにあたり、自家製ドリップバッグを作ってみた

          コーヒー豆の焙煎にハマってからというもの、家に焙煎豆の在庫が大量にストックされるようになってきました。 コーヒー屋さんで買った焙煎豆もあるし。 今まで、平日は朝しかコーヒーを飲んでいなかったのですが、ちょっとこのペースでは豆の消費が追いつかないと感じ、贅沢な課題に頭を悩ませていました。 そこで「仕事中に職場で飲んでいるコーヒーを、この豆たちで淹れればよいのでは?」と思ったのです。 ちなみにこれまで、職場ではインスタントコーヒーを飲んでいました。 ただ、オフィスにミルやらド

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          【マジ美味しい!!】4回目の焙煎豆の成果報告

          先日「片手鍋で焙煎した豆がめちゃくちゃ上手に焼けた」という話をnoteに書きました。 焙煎から3日目の今日は、いよいよその豆の実力を測定する日。 そう、豆を挽いてハンドドリップし、飲んでみたんです。 結果からお伝えすると、マジ美味しくて朝からルンルンでした。 まぁ「自分でつくった料理は美味しく感じる」的なやつなんだろうな・・・とは薄々気づきつつ、この嬉しい気持ちを忘れぬよう、noteに記録したいと思います。 コーヒーは水が9割。美味しい水を汲みに、朝から歩く。午前6時、カ

          【マジ美味しい!!】4回目の焙煎豆の成果報告

          【コーヒー豆焙煎4回目】やっと成功したかもしれない!!カギは片手鍋にあり。

          やったーーーー!!!! フライパンでの自家焙煎に挑戦すること4回目、やっと上手に焙煎できたかもしれません。 焙煎してからすでに5時間ほど経っているのですが、今なお「パチパチ」と豆のハゼる音が、脳裏にくっきりと浮かんできます。 その音はまるで、焙煎失敗の苦悩から抜け出した私を称える拍手かのようです。 この感動を忘れてしまわぬよう、noteに記しておきたいと思います。 私の焙煎歴は、敗北の歴史これまでのフライパン焙煎は、散々たる結果でした。 1回目は水抜き不足によるハゼ不発にて

          【コーヒー豆焙煎4回目】やっと成功したかもしれない!!カギは片手鍋にあり。

          フライパン焙煎2回目の備忘録【ハゼを欲張る者、焙煎上手ならず】

          今朝、人生で2回目のフライパン焙煎に挑戦しました。 前回焙煎した豆は「焙煎翌日:無味無臭」→「焙煎3日後:少し風味が出るが、大豆っぽいニオイが気になる」といった感じで、残念ながら失敗と言えそうです。 前回の焙煎を自分なりに振り返った結果、おそらく「水抜きが不十分だったこと」と「焙煎中にフライパンを振りすぎて、熱が豆に十分伝わらなかったこと」が原因で、焙煎後の豆に青臭さが残ってしまったのだと考えました。 今回は、こうした反省を踏まえて焙煎をおこなってみました。 うまくいったと

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          日記が続かないという人は、10分の砂時計を買ってみてはいかがでしょう。

          新年もしくは新生活が始まるタイミングで「やってみようかな~」という気になるけれど、結局長続きせずに終わってしまうもの・・・・ その筆頭が「日記」ではないでしょうか。 私の場合、砂時計を使うことで、けっこう日記が長続きしています。 使い方はカンタンです。 毎晩寝る直前に、砂時計をひっくり返します。 その砂が落ちきるまでの間、日記を書いてみてください。 案外、日記が続かない理由として「その日にあったことを”良い感じ”にまとめなきゃいけない、と思うから」というのがあるよなぁ、

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          焙煎後1日の豆で淹れたコーヒーを飲んで、万物に共通する原理原則を学んだ

          昨晩、念願の自家焙煎(といってもフライパンで)デビューを果たし、ローストしたてホヤホヤのコーヒー豆が手に入りました。 「ロースト後は数日~2週間ほど寝かせるべき」とのアドバイスを色んな方からいただいたので、逆に焙煎直後の豆ってどんな味なのかが気になり、珈琲屋さんで買った焙煎豆と飲み比べてみることにしました。 「プロが焙煎し、かつ、寝かし時間も適切な豆」と「素人がフライパンで焙煎し、かつ、全然寝かしていない豆」。 あまりにも後者が不利すぎるので比較実験として成立していない気

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          30代の10年間を、風邪をひきながらコーヒー豆を煎って過ごす

          今朝、妻から「糸井重里がさくらももことの対談で、『20歳の誕生日や30歳の誕生日のように、人生には節目となる誕生日がある。その節目となる誕生日の過ごし方が、その後10年間を象徴する』っていう話をしてた」と教えてもらいました。 さくらももこのエッセイ本『まる子だった』に収録されている、糸井重里氏との対談の内容です。 30代初日の朝は、コロナとともに目覚める今日は、私の30歳の誕生日でした。 昨晩から体調を崩し、ちゃんとコロナの陽性反応を出してしまっていた私は、妻から教えてもら

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          「稼ぐ」という言葉の意味を調べると、インプ稼ぎ撲滅のヒントが見つかった

          「個人で稼げる力を付ける!」 「副業で月10万円稼ぐ!」 「AI時代に稼げる職業は何?」 こういった文脈で使われることの多い「稼ぐ」という言葉。 目にする機会が多くて食傷気味なのと、拝金主義的な下品なニュアンスを感じるのとで、正直辟易していました。 で、そもそも「稼ぐ」ってどういう意味の言葉なんやろ?と調べてみた結果、X(Twitter)でのインプ稼ぎ撲滅にもつながりうる考えに至ったのでシェアします。 「稼ぐ」とは「自分が決めたものに熱心に打ち込むこと」を指す言葉だった数

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          「手書き」で思考の解像度を上げる

          「ホワイトボードシートを使うと、思考の発散が非常にうまくいく」という記事を、つい先ほど投稿しました。 >>思考の発散に「ホワイドボードシート」がめっちゃいい!! ホワイトボードに文字を書いていて気づいたことがあります。 それは「手書きってめちゃくちゃ重要なのでは?」ということです。 私は普段、パソコンを使って仕事をしています。 このnoteは趣味ですが、やはりパソコンで書いています。 妻や知人との連絡に使うのはスマホです。 出先で何か思いついたことをメモする際には、ス

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          思考の発散に「ホワイドボードシート」がめっちゃいい!!

          普段パソコンに向かって仕事をする中で、なんとなく思考が凝り固まってしまって面白みのない発想しか出てこない・・・という感覚はないでしょうか。 私は今まさにそんな状態で、日々解決策を模索しています。 その解決方法の1つとして「ホワイトボードシート」を導入してみたところ、非常に良さげな感じなのでご共有します。 ホワイトボードシートとは「壁に貼り付けるタイプのホワイトボード」ホワイトボードシートとは、名前の通り、シート状になっているホワイトボードのことです。 私が使っているのは、セ

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