5:気づけば19年、布のススメ【暮らしの万能品】
結婚して19年。
変わらず使いつづけ、今でもしみじみ「便利だなぁ」「好きだなぁ」と思うのが、布です。
塩麹が万能調味料ならば、わたしにとって布は、暮らしの万能品といったところでしょうか。
わが家の布類と使い道
365日稼働しているわが家の布と使い道は、こんな感じです。
拭き、敷く
結婚した頃、夫がまとめて購入してくれたリネンのキッチンクロスたち。
洗濯機でワシワシ洗いながら、時にほつれながら、今も現役です。
食器やテーブルを拭く以外に、ランチョンマットの代打にも。
出番まではコンパクトに畳んで置けて、食べ終わったらそのままテーブルをサッとひと拭き。
汚れたらば、洗濯機へお任せです。
食事のときは二つ折りに、おやつの時間はその半分にと、サイズと雰囲気の調整が効くのも好きなところであります。
そして、だいぶほつれてきたキッチンクロスは、敷物へと役目をスライド。
そうそう。暮らし整理をしていると、こんな"ひとつ二役(それ以上も)"を見つけるのも、また愉しみのひとつなのです。
物の存在感を薄める
たった1枚の静かなパワーを実感したのは、リビングに置いているiMacに掛けたとき。
「ついパソコンを開いてしまう習慣をどうにかできないかな」と考えていた頃、ふと本か動画で見かけたのが、あるお宅でパソコンに布が掛かっている様子でした。
「これかも!」とピンときたので、真似してみることに。
すると布をたった1枚かぶせるだけで、たちまち「お休み」感が漂う姿に変身。
そして不思議なことに、布をかぶったパソコンは、ちゃんと用事があるときに起こすようになったのでした。
まるで忍法のような布の術。わたしにとっては、頑張らなくてもできる、習慣改善に一役買ってくれました。
そうそう、この布。元は結婚当初のアパートで、玄関と洗面所を区切っていたカーテンに使っていたもの。
今は3つにカットして、
こんなところで活躍してくれています。
*おまけ*
ただいまお掃除待ちの(埃たっぷり)サーキュレーターにも。
布のここが好き
使いつづけてきたのは、こんな2つの好きがあったから。
スイッチが入ったときに(年1回程度)煮沸することもありますが、日々のお手入れは洗濯機1本。
リネン素材なので丈夫。そして乾きが早いのも、好きなところ。
なにより、たった1枚から「何に使おう?」と、その可能性にワクワクするのであります。
使いつづけたいって最強だ
暮らし整理をして、7年ほど。
手放してきた物もそれなりに多い中で、
と思える物を選んで(残して)きたのかな、とも思っています。
わたしにとって布は、まさにそんな存在。
ほつれが進んできても、それさえも愛おしく、次の居場所に思いを巡らせてしまうのです。
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