最近調子がよくないのは、かいていないからだった。
最近全然文章書けていない。
それが原因で調子がわるい。
というか、それが原因で調子がわるかったんだということにようやく気づいた。
最近の自分は、自分で言うのもなんだけどけっこうがんばっている。
睡眠リズムはだいぶ整ってきて、ちゃんと午前中に起きられる日が増えてきてるし、毎日散歩してちょこちょこ筋トレして、そしてなんと、4日前くらいからずっと立って仕事してる。スタンディングデスクである。めちゃくちゃ腰いたい。足の裏いたい。でも、頭は間違いなく冴える。
しかも歯の矯正を始めた。最初の3日間はしんどかった。HSPなのでもう違和感がつらくってつらくって何も手につかなかった。3週間経ってようやく慣れてきたけど、それでも口の中に異物をずっと咥えて過ごしてるわけで、まだまだストレスであることに変わりはない。
しかも最近、めちゃくちゃおもしろい小説をみつけた。冲方丁さんの『光圀伝』めちゃくちゃおもしろいんだが。日本の歴史に興味がもちたくて、何かおもしろい小説ないかな、って探していて、そうだ『天地明察』すげーおもしろかったから冲方丁さんの小説なら間違いないのでは、と思って光圀伝にした。間違いなさすぎた。なんだこれおもしろー。おもしろいというか気持ちがいい。文章を読んでいて気持ちがいい。
私は思考が言葉でできていて、つまりは常に音が頭の中に流れていて、口と鼻と目だったら耳が得意で、好きな人と一緒にいるとその人の口調が伝染る。実家に帰ればすぐになまる。そして、文章も伝染る。
気持ちのいい文章を読んでいると、思考の文章も気持ちのいい音になる。思考が整った気持ちのいいものになると、日頃の動作もきちんとしはじめる。
だからいい文章との出会いというのは自分にとって死活問題なのだ。きもちのいい文章を教えてください。
っていう感じでかなりいい感じの生活リズムになってきているはずなんだけど、どこか満たされない。もやもや悶々する。やる気もなんかでない。
なんでだ、と思ってたんだけど、いや、薄々原因については心当たりがついていたんだけど、やっぱ文章を書いていないからだった。
自分の最も本質的な悦びである「好き勝手に文章を書く」ということに時間を割けていなかった。これができていないと、いくら他のことをがんばったところで、日々に充実感を得られない身体なのだ自分は。
しかもやっかいなことに、自分にとって文章を書くというのは、ゲームみたいに楽しくて没頭できて朝飛び起きてよっしゃやるぜー!ってなるようなものじゃない。とりかかるのにエネルギーが必要なのだ。でもやらないと死んてしまうのだ。やっかいだ。とてもやっかい。
仕事が忙しかったり、不安なことがあったりすると、疲れてしまって文章を書くことにエネルギーを割くことができなくなる。時間はあってもエネルギーをさけない。
すると段々と、自分の生活の中から感動が失われていく。何をしていてもなんとなく楽しくない。やる気が何となくでないから、時間があってもなかなか創作に手をつける気にならない。
そういう悪循環に陥ってしまうのだ。陥ってしまっていた。
だから生活リズムを崩したら何をしないといけないかというと、自分のばあい、まずは散歩とか軽い運動を復活させて、少しずつ生活リズムを取り戻したら、自分で書きたい文章を書く習慣を復活させる。体力(HP)を回復させてから精神力(MP)の回復に取り掛かる感じ。
というわけでリハビリがてらほとんど推敲せずに書きたいままに文章を書いてだす。 あああああ気持ちいいい。
自分で書いた文章を人に見てもらわないと生きていけない身体になってしまった。読んでくれるあなたがいないとどうやらもうこの世に生きていられないらしい。
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