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心がざわついたら、深呼吸

1つのことに集中すると心の内側に敏感になる。

この2週間、日常の中に深呼吸を取り入れてみて感じた変化です。

<深呼吸の方法>
気持ちが落ち着かないとき、手を止めて10回深呼吸をします。
息を吸う時には何か1つのことだけを考え、
息を吐くときには、浮かんでいる考えを手放すようにします。

1つの考えに集中すると、頭の中が静かになると気づきました。

私の頭の中は、連想ゲームのごとくいつも考えが溢れています。
ところが、深呼吸を終えるとふっと静かに落ち着くのです。

頭の中で、やらなきゃいけないことが次々に浮かび上がる状態でも、
深呼吸をしているときは1つの考えだけに集中する。
深呼吸を終えると、夜の海のように、頭の中が静まりかえります。


ポイントは、1つのことだけを考えること。
私の場合、「私はわたしを愛している」と心の中で唱えています
この本に出てきた言葉をいただいています)

正直なところ、唱える言葉自体はなんでもいいと思います。
でもせっかくそのことだけを考えるなら、
一番大切な人に伝えたくなるような言葉を選んでほしいです。
例えば、きっと大丈夫、信じている、ありがとうとか。


そうそう、選んだ言葉を1ミリも信じられなくても大丈夫です。
思い込むために唱えるのではなく、他の考えが浮かばないための言葉だからです。

でも面白いことに、たまーに脳が勘違いして、心からそう思えるときがあります。
イメージしにくいと思うので、もう少し具体的に書きます。

例えば、「私は幸せな人だ」と深呼吸とともに唱えたとします。
幸せだとちっとも思っていなくても、とにかく息を吸いながらその言葉を思い浮かべます。
深呼吸を繰り返したあと、ふと、
「もしかしたら、私は幸せな人なのかもしれない」
と思うことがあります。こんなイメージです。

起きたらラッキーくらいの心持ちで。
(私は深呼吸を取り組み始めて5日目くらいに経験しました)

信じられなくてもいいから自分に優しい言葉を選んでほしいです。


少し話がそれてしまいました。


さて、心が静かな状態を知ると、自分の心に敏感になると気がつきました。

日常の中で浮かぶ些細な不安にも、「あ、いま不安がっているな」と感じられるようになります。
落ち込み気味の時は、駅ですれ違う人の話し声にさえも心がざわついていました。
心のざわつきに気づいたら、手を止めて10回深呼吸。
すると、気持ちも落ち着いてきます。



あわただしい毎日かも知れないけど、
10回分の深呼吸の時間をつくってみてほしいです。

深呼吸の時だけは、頭の中を優しい言葉で満たして、他の考えを手放す。
船の錨をおろすように、心を鎮めてくれます。
するとそれまで見えてこなかった、小さな感情の波に気づくことができます。

気づいた感情をどう扱えばいいのか。
そこまではまだ分からないので、いろいろ試してみます。


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いつでも健全なメンタルでいたいので、試行錯誤しています。
初めは「変わるぞー!」と意気込んでいましたが、
だんだんと自分の変化を観察するようなスタンスになってきました。
実験みたいで楽しいです。


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