佐々木泰宏

こんにちは!わたあめラジオという番組でMCを務めてまーす(^^)

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マガジン

  • キラキラ光に包まれて

    難病になってしまった父親と息子を描いています。難病で苦しんいる家族が少しでも前向きに生きられればと思い書きました。

最近の記事

難病になってしまった父親と息子の野球を通じた友情を描いています⑥ 英訳

“The boat man” There’s a taxi company, where my father worked for as an automobile mechanic before he became a taxi driver, located near the batting center in Yotsugi. As a kid, I remember my dad’s friends were the men in old sluggish st

    • 難病になってしまった父親と息子の野球を通じた友情を描いています⑤英訳

      “Darkness” Ahhhhh The roar of my dad is sounding in the midnight. I was hoping I could take the pain out of him and put it into me for only a day instead. He didn’t remember anything about it by the time he woke up in the morning but I’

      • 難病になってしまった父親と息子の野球を通じた友情を描いています④ 英訳

        “Loneliness” “You know the husband of mrs. Tanaka has been hospitalized recently”. “It’s gonna be rainy this weekend. I don’t know what to do with all the laundry”. Well, I was reading weekly JUMP, listening to that kind of chitchat old

        • 難病になってしまった父親と息子の野球を通じた友情を描いています③ 英訳

          “My dad and I” The reflection of the sun light from the steel part of the wheelchair narrowed my eyes. My dad’s skinny and white feet had reddened a bit in the summer heat. He had no strength to support his once an 83 kilogram body. The

        難病になってしまった父親と息子の野球を通じた友情を描いています⑥ 英訳

        • 難病になってしまった父親と息子の野球を通じた友情を描いています⑤英訳

        • 難病になってしまった父親と息子の野球を通じた友情を描いています④ 英訳

        • 難病になってしまった父親と息子の野球を通じた友情を描いています③ 英訳

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        • キラキラ光に包まれて
          14本

        記事

          難病になってしまった父親と息子の野球を通じた友情を描いています② 英訳

          “The final drive” It was my second welcome ceremony at Shinozaki high school because I dropped out from the first one. I forgot the reason why but my dad gave me a taxi ride to the Shinozaki high school on the day of the welcome ceremony.

          難病になってしまった父親と息子の野球を通じた友情を描いています② 英訳

          難病になってしまった父親と息子の野球を通じた友情を描いています『英訳』 ①

          The sun is brightly shining “To the batting center” In the relentless summer heat, My sweat was streaming down my arms as I was pushing the wheelchair. My dad, on the wheelchair, was also sweating so bad. Since he hasn’t stepped outside

          難病になってしまった父親と息子の野球を通じた友情を描いています『英訳』 ①

          難病になってしまった父親と息子の野球を通じた友情を描いています ⑧

          「大切な日」 カキーン カキーン バッティングセンターからの 音が聞こえてくる 昔はバッティングセンターの 狭い駐車場に 自慢のタクシーを駐車していた ドアを開ける際に 「壁にぶつけるなよ」 と 言われてたっけ 今日は 駐車場を横目に 車椅子を押されながら バッティングセンターの入り口へ バッティングセンター入り口にある階段 二段しかないけど 車椅子を持ち上げるのは 少し大変だった 入ってすぐ 両替機で 昔と変わらず 父親は両替をすまし 久しぶりに親子二人でバッ

          難病になってしまった父親と息子の野球を通じた友情を描いています ⑧

          難病になってしまった父親と息子の野球を通じた友情を描いています ⑦

          「最後の呼吸」 病室に入ると チューブだらけの父親は 意識はなかった 母親とその友達も来ていた 21時過ぎくらいに 母親達は 一旦帰るねと 俺には疑問だった これから 父親は死ぬのに なんで このタイミングで帰るんだろうと 母親に後で 聞くと 死ぬとは思ってなかったようだ 母親は 血が繋がってるから わかるんじゃない と言っていた そんな物なのかな 母親達が 帰ってどのくらいたっただろう 俺は父親との思い出を浮かべていた ふぅー 父親の人生最後の 呼吸

          難病になってしまった父親と息子の野球を通じた友情を描いています ⑦

          難病になってしまった父親と息子の野球を通じた友情を描いています ⑥

          「覚悟」 父親が 肺炎になった 肺炎は飲み物を飲んではいけないと 医者には 止められていた チューブだらけになった 父親は コーラを飲みたいと言っていた 障害と肺炎 しかもコーラも飲めない 思い出すだけで 胸が詰まる 神様なんて いないと悟った瞬間でもあった これを 試練というならば 神様はただのいじめっこに過ぎない 神様も地獄の様な苦しみを抱えているなら 納得するけど イメージ的には 健康そうだし 話が脱線したけど 俺は友達に 父親は死ぬと思う と 告げた

          難病になってしまった父親と息子の野球を通じた友情を描いています ⑥

          難病になってしまった父親と息子の野球を通じた友情を描いています ⑤

          暗闇」 うぁー 夜中 父親の唸り声が 響く 俺はその度に 目を覚まし 父親と病気を1日でも変わってあげたいと 思っていた 朝 父親は記憶には 残っていなかったが 病気が進行する怖さから 唸り声をあげていたんだと思う そんな、家庭環境のせいか 俺は 自律神経がおかしくなり 鬱にもなっていた ある日 駅前で大学生達が 飲み会の後 帰らずに騒いでいた その光景をみて 俺は 同世代は こうやって楽しんでんのか! と びっくりした日があった 笑 光が届かないくらい

          難病になってしまった父親と息子の野球を通じた友情を描いています ⑤

          難病になってしまった父親と息子の野球を通じた友情を描いています ④

          「孤独感」 田中さんちの旦那さん 入院したらしいわよ 週末は雨みたいよ 洗濯物 困るわねー 小学生の俺は 夕日が差し込む 母親の美容院で 毎週月曜日 学校から帰ってくると おばちゃん達の 会話をラジオがわりに 週間少年ジャンプを読んでいた 待機場所のイスや 時には パーマをあてている おばちゃんの横で 気が向いたら コーヒーと茶菓子を持っていき おばちゃん達の肩までもんでいた 笑 お店のアイドル的 存在だったのかも 今も若い子より おばちゃん達に妙に優しくして

          難病になってしまった父親と息子の野球を通じた友情を描いています ④

          難病になってしまった父親と息子の野球を通じた友情を描いています ③

          「親子」 車イスのアルミから 真夏の太陽からの 照り返しが 僕の目を細くする すっかり 細く白くなってしまった 父親の足も 日焼けで少し赤くなっていた 83キロの体を支えていた 足の筋肉は 見る影もなかった 長い病院食で 体は標準になっていたから 足の筋肉は 丁度良かったのかも タクシーでバッティングセンターを 目指せばよかった気もするが 父親の職業は 個人タクシー 障害者になって 個人タクシーを 廃業しなければ行けなくなった 免許証の期限が切れる日 病院のベ

          難病になってしまった父親と息子の野球を通じた友情を描いています ③

          難病になってしまった父親と息子の野球を通じた友情を描いています ②

          「最後のドライブ」 若気の至りで 高校を中退した俺は 都立篠崎高校で 2度目の入学式を 迎えようとしていた 入学式前 理由は忘れたけど 父親の運転する タクシーで 篠崎高校までドライブした 俺は父親の運転が 最近ふらふらしてるなと 感じだしていた 篠崎高校の近くに着くと 父親が不安げな顔で イライラしているようにも感じた 父親との最後のドライブ この助手席に乗って 何度バッティングセンターに行った事か    子供の頃からの日常が終わりを告げた日      助手

          難病になってしまった父親と息子の野球を通じた友情を描いています ②

          難病になってしまった父親と息子の野球を通じた友情を描いています ①

          キラキラ光に包まれて 「バッティングセンターへ」 真夏の太陽がギラつくなか 車イスを押す腕から 汗が滴り落ちる 車イスに乗っている父親も 滝の様な汗をかいている 何年も病院暮らしの父親にとって 久々の真夏の暑さは しんどかったかも それでも 首に巻いたタオルで汗を拭きながら 久しぶりの外の世界を楽しんでいる 父親は僕が15歳の時から 脊髄小脳変性症という 徐々にに歩けなくなり 上手く話せなくなり 最後は 寝たきりになる病気に 苦しんでいた この病気の辛い所は 意

          難病になってしまった父親と息子の野球を通じた友情を描いています ①