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幸福日和 #028「自分の器を変えてみる」

人は誰でも、
どこかで自分を、
その時々の器に合わせていきながら、
活動をしているものです。

会社員としての自分。
リーダーとしての自分。
親としての自分。
子供としての自分。

そんな自分を、
違う器に移してみることで
自分自身を知っていく。

そんなアイデアをご紹介します。

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「人は水のようなものではないか。」

この孤島で海を眺めながら
そのようなことを考えることがあります。

そもそも人間の体内の多くは
水分でもあります。

人は本来色々な可能性を持ちながら、
時に与えられた器に合わせるようにして、
社会的にも自分を変化させていく。

ある時は自分の能力や才能を
活かしきれないこともあるけれど、
逆に考えれば器を変えさえすれば、
自分をどのようにも変えていけるのではないか。

実際に社会生活の中で、
そのような器を与えられなくても
自分の空想で変えていくことはできます。

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世の中にはいろんな器があります。

それは「肩書き」「時間」「媒体」だったり。

そうしたものをイメージしながら、
その器の中に、自分を流し込んでみるんです。
そうすることで、いつもと違う自分が見えてくるもの。

例えばこのように
自分に質問してみる。

・自分の人生を映画にしてみるとどうなるか?
=「映画という器」に自分を注いでみる。
それはどんなストーリーでしょう。
アクションかラブストーリー、それとも喜劇だろうか。

・あなたは総理大臣に任命されました。
=「総理という肩書き」に自分を注いでみる。
普段から政治の批判をしていうあなたも、
もしも一国を任されたならば、何をどう考え、
どのように実行していきますか?

・あなたの命はあと一ヶ月です。
=「時間という器」に自分を注いでみる。
時間に限りが生じた時に、
今日からの一日とどのように向き合うか。
何を優先して、何を諦めるか。

そうやって、
自分を色々な器に入れてみるんです。


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いろんな器に入れては、
そこからまた別の器に入れ替えていく。

それを繰り返しながら、
自分をいろんなところに注いでみると、
自分がどういう人間なのかがよくわかります。

現状の自分を嘆く前に、
自分の可能性を発見することもできる。

人は一つの器に収まることなどない。
日頃から僕はそのように考えています。

だからこそ、
空想の中でさえも、
色々な器に自分を流し込んでみる。

みなさんには、
まだまだ多くの可能性がある。

一つの器の中だけで淀み、
その清き水を腐らせてはなりません。


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