見出し画像

【雑感】やはり、仕事において文章力がない人はキツイ

(このnoteは2分で読めます。約1,500文字)
以前、文章が書けることの希少性は今後高まってくるだろうという趣旨のnote記事を書きました。

そのnote記事の中で、リモートワークが中心となりTeamsやslackなどのチャットコミュニケーションツールが当たり前になったワークスタイルにおいて、意図した文章を書くことができないことコミュニケーションコストが高くなってしまうということを書きました。また、文章を書くスキルと同様に文章を読むスキルも重要になってくると考えています。

最近、それを実感する出来事が仕事でありました。このnoteでは、上司とのテキストチャットでのやり取りをもとに、文章を書く力と読む力の重要性を考えます。

✅1、状況

上司とチャットでコミュニケーションをとっていた時のことです。ここではA・B・Cの3人の登場人物が出てきます。それぞれの動き方についてチャットでコミュニケーションを取っていました。

AがBに報告を入れるかどうかは、打ち合わせを経て決定するため、保留状態でした。Aは、Cからの報告を基にBに報告をします。このシチュエーションにおいて、CからAに報告を入れることは可能です。保留にしているのはAからBに報告を入れるかどうか、という観点だからです。

そのため、『CからAへの報告は実施しましょう』と上司に進言しました。保留状態であっても進めるところは進めておいた方が時間効率が良いと判断しました。このことをチャットで伝えたのですが、その意図は上司に伝わってはいませんでした。そして、上司から帰ってきた返信は意味不明でした。

私が文章を書く力があり、上司にはないということを主張したいというわけではありません。ざっくりした状況としてはこうだったという話です。


✅2、コミュニケーションコスト

結局、そのチャットのやり取りがどう落ち着いたかというと、電話コミュニケーションになりました。電話をしてこちらの意図を伝え上司に納得してもらいました。

まず、テキストで伝え、それでも伝わらなければ電話でコミュニケーションを取るという流れは妥当だと思います。しかし、電話コミュニケーションは双方同時に時間を取られてしまうリアルタイム性のデメリットがあります。また、電話での内容を備忘的に記録しておくために文面化するなどの労力もかかるでしょう。それゆえに、コミュニケーションコストがかかります。

テキストベースでコミュニケーションを取ることは非同期性・検索性・情報の保存性の観点から非常にコスパが良く、リモートワークとの相性は抜群です。

私生活を例に考えてみてください。誰かとコミュニケーションを取る時に、いきなり電話はかけないと思います。LINEを送るのが一般的だと思います。LINEを送れば、相手の時間がある時に見てもらえますし、必要な情報は検索できますし、過去のやり取りは遡れば確認することができます。仕事でも同じことなのです。


✅3、まとめ

リモートワーク中心の働き方において文章を書く力、読む力は必須です。Z世代以下を中心に動画メディアに触れる機会が圧倒的に多くなっていると思います。一方で、文章を書く力と読む力も仕事に置いては必須スキルですので鍛えておく必要があります。

あくまで感覚値ですが、『円Oの周上に点A, B, Cがある。弧AB上に・・・・』みたいな数学の文章問題を読んでその図形を描くことができること、逆に、図を見てそれを文章に表現することはできるレベルが最低限求められる気がしています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

この記事が参加している募集

スキしてみて

よろしければサポートお願いします。いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます。