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世界No.1シェアのECプラットフォーム、Shopify

こんにちは。フラクタのテクニカルディビジョン所属・ミサトです。

私が所属するフラクタでは、最近社内で導入を開始した「Shopify」でECサイトの構築を行なっています。「Shopifyをもっと広めたい!」という想いのもと、このたびnoteでShopifyに関する記事を上げていくことになりました。

今回は、Shopifyって何だろう?という方のために、概要と大まかな5つの特徴についてご紹介します。これからECサイトを始めたい方、今のサイトを見直そうとされている方に、ぜひご一読いただければと思います。

目次
  ・Shopifyとは?
  ・Shopifyの5つの特徴
      1. 豊富なデザインテンプレート
      2. アプリによる機能拡張
      3. 越境EC(海外通販)
      4. マルチチャネル販売
      5. 強固なシステム
  ・選べる3つの料金プラン
  ・まとめ

世界No.1シェアのECプラットフォーム、Shopify(ショピファイ)

Shopifyとは、2006年にカナダでリリースされた「低価格で簡単にECサイトを作成できるサービス」です。

世界中にはたくさんのECプラットフォームが存在しますが、Shopifyはその手軽さとカスタマイズ性の高さから、世界No.1のシェア率を誇ります。(2018年8月現在 Shopyfy公式サイト調べ https://www.shopify.jp/

2017年に日本進出したものの、当初はサイト上のほとんどが英語で書かれれていることもあり、なかなか浸透しませんでした。しかし2018年現在、徐々にローカライズ化が進むと、 着々と導入企業が増加。今後のさらなる展開が期待されているプラットフォームです。

他のプラットフォームとどう違う?Shopify5つの特徴

Shopifyには、テーマと呼ばれる豊富なテンプレートや、アプリを使ったEC機能追加、海外を含めたマルチチャネル販売など、スムーズにECサイトを運用できるポイントがたくさんあります。

1. 100種類以上の洗練されたテンプレート

世界中に通用する洗練されたデザインテーマ(テンプレート)が100種類以上揃っています。そのため、知識がなくても洗練されたECサイトを簡単に作ることができます。またどのテーマも、パソコン・スマホ・タブレットのレスポンシブデザインに対応。テーマの種類によってはアニメーション機能も搭載しています。

既存のテーマでは満足いかない方には、各テーマを細かくカスタマイズすることも可能。よりオリジナリティのあるデザインに仕上げられます。

2. 約2000個以上のアプリから選べる機能拡張

マーケティングやSNS連携、配送方法追加などの機能拡張のために、実に2000以上のアプリが用意されています。(2018年8月現在)自分のサイトに必要な機能だけを選び、追加することができます。

またそれぞれのアプリは随時アップデートされ、トレンドに合わせた新しいアプリも次々に登場しています。

3. 困難な「越境対応」もスムーズに

Shopify最大の強みとも言えるのが、越境対応力。多言語・多通貨に対応しており、各国に適した支払い方法を導入できます。さらにアプリを使えば、海外発送も自動で運用OK。デザインテンプレートやプラグイン(機能拡張)なら他のプラットフォームにもありますが、世界175ヶ国で利用されているサービスということもあり、日本国外への販売力は、数あるプラットフォームの中でも頭一つ抜きん出ています。

4. マルチチャネル販売における在庫一元管理が可能

越境対応同様、Shopify独自の強みとして、マルチチャネル販売・在庫の一元管理があげられます。従来のマルチチャネル販売では、商品の在庫管理が大きな課題の一つでした。しかしShopifyでは、実店舗やSNSなど、EC以外の場所から購入された際も管理画面で在庫の一元管理が行えます。

またFacebookやInstagramアカウントと連携させて、SNS経由の商品購入をスピーディーに実現。今まで単一のチャネルに注力していたブランドも、手軽にマルチチャネル化できるので、より多くのお客様へのアプローチが可能に。

5. 強固なセキュリティ、システム、サポート体制を保持

ECサイトで度々ささやかれるのが「クレジットカード情報の漏洩」「アクセス集中でサイトが落ちる」といった問題。しかしShopifyなら、その2つの問題を解決する手段を持っています。

まずセキュリティに関しては、PCI DSSのレベル1(クレジットカード情報取り扱いの世界標準)を取得。そして定期的な脆弱性点検や監視を行なっているため、安全性の水準は非常に高いと言えます。

またアクセス集中に関しては、1分間に1万件の注文を受けることが可能で、公式でも表記があるようにアップタイムが99.98%。これは、よっぽどのことがない限りサイトが落ちることはないことを示す数値です。さらにチャットや電話で24時間体制のサポート受付もありますので、いざという時も安心です。

選べる3つの料金プラン

ここまではShopifyの特徴についてお話させていただきましたが、実際導入するか否かを決める上で重要なのが、利用料金ですよね。
Shopifyには3つのプランが用意されており、それぞれで月額費用が異なります。ここではそれぞれのプランについてご紹介します。

1. Basic Shopify
月額費用:$29(約3,200円)
販売手数料:2%
3つのプランのうち月額費用が最も安く、販売手数料が少し高めのプラン。とりあえずECを始めてみたい、という方におすすめです。

※決済方法に「Shopifyペイメント」を使用すれば、すべてのプランで販売手数料は無料になります!

2. Shopify
月額費用:$79(約8,700円)
販売手数料:1%
利用できるスタッフアカウント数の増加、ギフトカード機能、レポート機能が使えるプラン。Basicと比べて月額は上がりますが、手数料は1%。月商60万以上の店舗におすすめです。

3. Advances Shopify
月額費用:$299(約33,000円)
販売手数料:0.5%
送料の自動計算機能や高度なレポートが利用できるようになっており、月商500万以上を目指す大型店舗におすすめです。Shopifyプランよりも月額がぐんと上がりますが、手数料は0.5%まで下がります。

それぞれ費用が異なるものの、主な違いは商品の販売手数料の割合ですので、使える機能自体に大きな差はありません。ECサイトの規模や目標に合わせてプランを選ぶのが良さそうです。

金額プランについての記事はこちら

まとめ

個人から大型店舗まで、誰でも簡単にECサイトをスタートすることができるShopify。一方、マニュアルや管理画面の一部ページがまだ日本語に対応していない、という課題があります。

とはいえ、日本上陸からまだ1年にも関わらず、お問い合わせフォームの改善などが随時実施されておりますので、今後のアップデートに期待しましょう。

Shopifyの特徴をおさらい
 ・デザインをアウトソーシングする必要がなく、最適な機能を持ったECサイトが作れる
 ・多言語、多通貨、海外発送に対応している
 ・実店舗との在庫一元管理、またSNSからのスムーズな購入も
 ・セキュリティに強い設計で、アクセス集中にも耐えられる
 ・月額費用は機能に大差なく3プラン用意。$29〜(約3200円〜)
 ・マニュアルが英語(ローカライズ中)

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