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フランスワインを巡る旅 ボルドーでサイクリング② シャトー・スミス・オー・ラフィット
前回に引き続き、ボルドーサイクリング日記。
1軒目のシャトー・カルボニューを訪問後、さらに南東に向かってシャトー・スミス・オー・ラフィットへ。
移動距離は2.2km程度で、風景を見る限りそれほど大きな高低差を感じることはないだろう。でも、ここはラフィット(昔のフランス語で「丘」の意味)というだけあって、実際に走ると高低差がきつかった!
ボルドーの人気シャトーのひとつ独自路線を歩むシャトー
フランスワインを巡る旅 太陽とぶどうとオリーブと。リュベロンのワインは自然の賜物 前編
フランスワインを巡る旅、まだ続いています。
今回の旅先はプロヴァンス地方の北東部、リュベロン地方へ。
◆
9月中旬の時期のプロヴァンスは、ちょうど黒ぶどうの収穫時期だった。車窓から広がるぶどう畑に目をやると、時々、たわわに実ったぶどうがなっている風景に遭遇した。日中はあふれんばかりの陽光に、気温は高く上がっても乾いた空気が心地よかった。
リュベロンといえばリュベロン地方というと、ワインよりも
フランスワインを巡る旅 エクス=アン=プロヴァンス、太陽があふれる屋外美術館のようなワイナリーを散策
南仏の町、エクス=アン=プロヴァンス――
この町は、ワインよりも画家のセザンヌや、彼が描いた白い山やオレンジ色の町並みの印象が強い。
この町を訪れたとき、ちょうどフランスのラグビーワールドカップ2023が盛り上がっていた。
エクス=アン=プロヴァンス(以下、地元の人たちの愛称どおり「エクス」と呼ぼう)は開催国フランスチームの本拠地だったこともあり、町がラグビー色に染まっていた。
旅前はずっと
フランスワインを巡る旅 シャトーヌフ=デュ=パプで、歴史を垣間見る
「シャトー・ヌフ・デュ・パプ、法王のワイン」
直訳すると「法王の新しい城」という意味だと思うけど、どんな由来があるんだろう。
いったい、どんな町なんだろう…
ワインの勉強中、ときどき中途半端なフランス語の知識が私の学びを阻んだ。
シャトーヌフ=デュ=パプ。
ワイン愛好家にはおなじみかもしれないが、そうでなければこの町に触れる機会すら少ない気がする。
私もワインを学び始めてから初めて、この
フランスワインを巡る旅 ニースの陽気なワインに酔う
都内のワインスクールで初めて教わった先生は、本業の傍らでワイン講師をしている方だった。
いつもはものすごくクールで、理系の頭でワインを捉えるような感じだった。
授業の説明も配布資料も、論理的でわかりやすかった。
ぶどうの栽培やワインの醸造の基礎理論を苦労せずに理解できたのは、彼の教えのうまさのおかげかもしれない。
しかしだ。
時々、語りの中に「情熱」を感じることがあった。
その「熱」のを感
フランスワインを巡る旅 ねむりたかった空の旅
機内でどう過ごすかーー
遠距離便に乗るなら、これはなおさら深刻な問題だ。
しかし、私は決めていた。
往の便では「しっかり寝る」と。
そう心に決めていたので、
移動などでの時間のロスの少ない直行便を選んだ。
東京が真夜中の間に発ち、現地時間の朝にパリに到着。
飛行機がロシアの上空を避けるため、少し長い15時間の空の旅。
席はエコノミーでもゆっくりできそうな窓側を選んだ。
ちなみにプレミアム・
フランスワインを巡る旅
4年ぶりにフランスに行ってきました。
今回はテーマを定めました。
タイトルはずばり「フランスワインを巡る旅」。
◆
フランスは学生時代に初めて訪れた時、
ひとめぼれのような感覚を抱きました。
それ以降、何度も、何度も足を運んできました。
あるときは地方から地方へ周遊をしたり。
あるときはパリを拠点にして数日滞在したり。
その時の気分やお財布事情で、いろんなスタイルでフランスに滞在しました
フランスワインを巡る旅・準備編 ワイナリーの予約方法がアナログな件
今、フランスのワイナリーをチェックしています。旅行会社などのツアーなどには頼らず、自力でワイナリーへ訪問し、醸造場見学や試飲を体験しようと計画しています。各ワイナリーの公式サイトや地元の観光協会が運営しているウェブサイトはもちろん、グーグルマップとか、そこに掲載されているクチコミ評価とか、情報はたくさん載っているから、ネットを遷移するだけで旅行した気分になってしまいそうです。
それでいろんな情報
フランスワインを巡る旅 準備編 ボルドーワイナリー事情その①:自転車で行けるグラーヴ地区
こんばんは。
今、フランスのワイナリー事情についていろいろ調べています。
せっかくなので、ためになるだろうなと思うことをシェアしていこうと思います。初回はボルドー編。on n'y va ! (レッツゴー!)
ボルドーはフランスで、むしろヨーロッパでも珍しく、市街地近郊にワイナリーが存在する大都市です。
そのためいくつかのワイナリーへは、車を利用せずとも自力で足を運ぶことが可能です。
今回は、ボ
フランスワインを巡る旅
最近、職場でも飲み会などの文化が復活し、上司や同僚とプライベートのことを話す機会が増えるようになりました。
そんな先日、職場全体の飲み会がありました。
私がワインエキスパートを持っていることが何かのタイミングで話題になり、あっという間に職場の皆さんに広まるという現象が起こりました。
「ワインは赤か白しか分からないけど、味の違いが分かるの?」
「ワインの品種とか産地とかあてられるの?」
はい、「