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お金大全2.0(お金のストーリー)
プロローグ:「お金が全然、足りません!」「先生!助けて下さい!もうどうにもなりません!」
新宿の某シェアオフィスの応接室でスーツ姿の男が、ジーンズにTシャツというラフな格好の男になにやら泣き言を言っている。どうやら、Tシャツの方が先生という立場らしい。
「どうしましたスズキさん?落ち着いて。何があったか説明して下さい」
「どうしたもこうしたもないですよ!お金が全然、足りません!」
「ほう、お金
ラスベガスのカジノで、スロットマシンにひたすらお金を食わせた話
もう10年以上も前の話だ。家族をほったらかして、1人で4日間ほどラスベガスに行ったことがある。仕事でもなんでもない、プライベートでだ。
まだサラリーマンだった僕にとって、そんなまとまった休みを取れるのは夏休みか正月休みしかなかった。たまたま、正月休みに家族の予定が何もない年があったのだ。
「ラスベガスに行くのは夢だ。夢を叶えたい」
とダメ元で妻に伝えたところ、
「夢だったら仕方ないね。行っ
『お金が増えるノート術』の「はじめに」全文を無料公開しちゃいます!
『お金が増えるノート術』は12/13(水)に幻冬舎さんより発売されます。早いものでもう、1週間前になりました。「はじめに」を全文公開します。もっとも大切なことを書いてありますが有料部分などはなく、完全無料です!
【はじめに】
今すぐノートを開いて、未来に「投資」しよう
突然ですが、あなたには、こんな悩みや不安がありませんか?
・お金に対する漠然とした不安がある
・お金が全然、貯まらない
20万円を持ってインドを3ヶ月放浪した話
もう30年近く前のこと。20歳の僕は、大学を休学してインドに旅立った。
初めての一人旅。軍資金は20万円。計画は何もない。インドに知り合いは誰もいないし、着いた日のホテルすら予約をしていなかった。
当時は航空券もそれくらいの値段くらいだったから、旅の予算はトータルで40万円ということになる。
物価の安いインドとはいえ食費もかかるし、交通費やホテル代も全て20万円で賄うと思うと、懐具合は不安で
「この子は協調性がありません」
これは小学4年生のときに、実際に僕が通信簿に書かれたことばだ。
そう、これは小説ではない。
「簡単な小説でも書こうか」
と思って始めたこのメンバーシップだが、小説というのはそんなに手軽に書けるものではないということを思い知った。
じゃあ肩慣らしに軽くエッセイでも・・・というのもずいぶんナメた話だが、ともかくこの文章はそういうテンションで書かれている。
「安田君は、協調性がありません。掃除
ライティング・ラボについて
ここでは、好きなことを好きなように書いていきます。文章の形式もバラバラで、小説やエッセイ、書評などを気の赴くままに。
なんていうか、ビジネスをきちんと組み立てると「遊び」がなくなって。何冊も商業出版をして、ブログ・メルマガときっちり組み立てて。
文章を書くことは好きだったはずなのに、必要なことしか書かなくなってしまうというか。決まった形式で、決まった頻度で、意味のあることだけを。
なのでここ
書店が「全滅」の今、商業出版に相当する文章をNoteで売ってみる実験をする
はじめまして、安田です。『新しい副業のかたち』に続いて、この3月に『新しい起業のかたち』という本を商業出版しました。著者ですね。
そうしたらなんと、コロナショックで主要な書店が全部閉まるという。頼みの綱であるAmazonも、そもそも倉庫の人手が足りないのと必要物資を優先していることから本の在庫切れが続き、結果として全然売れていません。
ふと気づけば、出版社-書店というチャネルに依存しすぎていた