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【スキル】ポジティブシンキングよりオススメ 『あるがままを受け入れる勇気』

この記事は、いつもちょっとした出来事で

イライラ・クヨクヨしてしまう人。



逆に、良い出来事があると

いつまでも余韻に浸っていたいなー

と考えている方におすすめします。



こんにちは、あなたのキャリアを

失敗させないコンサルタントのタルイです。

週1でnoteを更新しています。



今回の記事は、



『あるがままを受け入れる勇気』



これは一言で言えば、感情コントロール法です。



「気合で乗り切る」のような精神論系でもなく



「怒らない技術」「クヨクヨしない習慣」とか

感情を表に出さないように出力をコントロール系でもなく



ポジティブ思考やポジティブシンキングのような

考え方を変える系でもありません。



先に体得するメリットを書いておきます。



●ストレスフリーになります。

イライラ、クヨクヨの時間が圧倒的に減ります。


●気持ちの切り替えが上手になります。

感情のコントロールが可能になります。



●自分の本来やりたいことに集中しやすくやります。

総合的にストレスが減り、

感情コントロールができるので

時間管理か可能になります。



●コスパいいです。

時間管理でもメリットにもなりますが

座禅とかマインドフルネスとかヨガをしなくても

得られる効果でもあります。



つまり良いことだらけです。


では、私が考える

『あるがままを受け入れる勇気』とは

何かを説明します。


『考えるな感じろ!』 


そして


『為(な)すべきことを為(な)せ!』


です。


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まぁ、こうなると思います。



いきなり禅問答のような

質問と答えがかみ合ってないことを

書いてみました。




今回は文字で伝える限界に

チャレンジしてみました。




■ポジティブシンキングより『あるがままを受け入れる』



あるがままとはそのままということです。

良くも悪くもなくそのままということです。



あるがままを事例を交えて説明します。



そうですね…

私の専門ではありませんが

例えを恋愛で考えてみますと



もしも

「彼に送ったLINEが既読がつかない。」

という出来事があった場合



10人中8人は心配性と言われている

我々日本人は


つい現状を否定的に

つまりネガティブ・シンキングしたがります。



「まだ既読になってない😢


と、何度もスマホを見返したり



「既読になったのにスルーされている😭

などと気持ちがかき乱され


「彼に嫌われているのではないか?」

と、ストレスになる結論に結びつける。


しかしここで、

「大丈夫。きっと忙しいだけだよ」


と、現状を肯定的に考えることもできます。

俗にいうボジティブ・シンキングですね。




あるがままに受け止めるとは

このネガティブ・シンキングでも

ポジティブ・シンキングでもありません。



目の前の出来事に

「しょうがない」と思うだけです。



砂漠の真ん中で

水が半分入ったコップがあるとするならば

「水が半分しかない!」

「まだ半分もある!」


ではなく

「コップに水が半分入っている」

と認識しましょうということです。



つまり、現状を否定も肯定もせず
そのまま受け入れるということです。



▼図にするとコチラ

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意外かもしれませんが

ポジティブシンキング

ストレス反応なのです。


出来事という外部からの刺激に対して

それに適応しようとして

心や身体に生じたさまざまな反応を

ストレス反応と言います。



ですから

ネガティブ・シンキングも

ポジティブ・シンキングも

ともにストレスになる結論に繋がります。



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ダメではないのです。



ストレスとは

外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態のことです。



ポジティブシンキングも

外部からの刺激を受けてから

脳内で意味づけを行うので

ストレス反応の負荷はかかります。



ポジティブシンキングとは例えるならば

強くて堅い『樫の木』を目指すようなもの



あるがままを受け入れるで目指す心理状態は

風にそよぐ『柳の木』のように

外部からの刺激を極力受け流してる状態です。




最近は特にポジティブ・シンキングの

弊害が叫ばれるようになりました。



肯定的な言葉を繰り返す行為は

すでに自分に満足している人にだけ

効果があるとされてます。



逆に、自己評価が低い人にとっては、

むしろ自信喪失につながることもあるのです。



※誤解なく伝えるために補足します。

自己評価が低い人

自己肯定感が低いとか

自信がないと思っている人が

ポジティブシンキングをやるのが

危険なんですよ。



「なんくるないさー」とか

「ケセラセラ」とか

「ハクナ・マタタ」とか

「ケンチャナヨ」とか



普段から肯定的な切り替えワードをお持ちの方で、且つ、切り替えができる方は

問題はありませんからね。



後述しますが切り替えワードが大事です。





■『諦める』と『受け入れる』は違う



さて、ここまでの説明で

あなたはひょっとして受け入れるについて

このような疑問が

湧いたのではないでしょうか?



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これは、よくある誤解です。



『諦めること』『受け入れる』ことは

自分の思いどおりにならない出来事に対して

「どうしようもない」と思うまでは一緒ですが




『受け入れる』とはさらに

目の前の出来事に『一喜一憂』しないことなんです。



正確にいうと

喜ぶのも、悲しむのも

ちょっとだけにするのです。



説明の途中ですが

ちょっとここで

あなたにクイズを出題します。


Q.ある寺で、一般男性とお坊さんの2人が座禅を組み、 脳波計をつけて瞑想をしました。 この二人の前を水着の美女が現れました。 二人の脳波に変化はあったでしょうか?

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かなりお坊さん有利な状況に

思えるクイズですが


あなたはどうなったと思いますか?



正解は...



ふたりとも脳波が乱れました..笑



オトコって本当にバカだ!

という指摘は置いておいて

次の解説に進みます。



しかし、この実験。

二人は脳波が乱れたあとに

違いがあったのです。




お坊さんは一瞬で

脳波が元の状態に戻ったのに対して


一般男性はこのあと元の状態に

戻ることはなかったのです。



この一瞬で切り替えられるスキル

禅の効果であり

あるがままを受け入れる技術だと

私は考えます。



LINEを既読スルーされても

目の前に水着の美女が現れても

一喜一憂しても

素早く切り替える。


これがあるがままを受け入れるための技術です。



私も座禅を何回かやってみましたが

座禅の効果は心を無にすることでは

ないと思います。


現実的に大脳新皮質の肥大化した我々人類が

考えることを放棄するのは難しいでしょう。


むしろ人類は考える葦だったからこそ

成長し発展してきたのですから。


ただ、

思考(悩み・考える)ことによって

ストレスが増えるのは事実です。


よって余計なことに悩む⇒考えることは

極力減らしたほうがいいのです。


そこで、あるがままを受け入れる必要性があるのです。


ちなみに私の切り替えワードは

何か出来事があって

イライラしたりクヨクヨしだし

ああでもない、こうでもないと

悩み⇒考えだしたら


『そうかもしれないし、
そうじゃないかもしれない』


と頭の中でつぶやきます。



この切り替えワードで出来事に

ネガティブないしポジティブな意味を

脳が勝手に意味づけするのを

打ち消しています。


もう一度書きます。


あるがままを受け入れるとは


脳を素早く切り替えて

ストレスフルな状態から

ストレスフリーになることです。




■(実践方法)考えるな、感じろ!


とはいえ、

いきなりネガティブとポジティブの思考から

離れて脳の中で意味付けを

行わないようにするのは
難しいのです。


そこで私からあなたに提案があります。


せっかくなので

なにかしら出来事があったら

クヨクヨ(あるいはイライラ)悩むところから

ポジティブに意味づけして

そのあとに

考えを手放すという流れとして
体験してみませんか?


出来事

ネガティブシンキング

ポジティブシンキング

「そうかもしれないし、
そうじゃないかもしれない」


このように一連の流れとして
セットにしてしまう!


前述しましたポジティブ・シンキングは

ダメなのではなく

それはまだ途中のステップなのです。


ポジティブシンキングのステップの続きは

もっと考えることではなく

感じること。

『考えるな、感じろ!』の
境地を目指すのです。


例えば、車の運転がそうでしょう。

最初はわちゃわちゃして悩み

一つ一つの動作をゆっくりと
考えながら覚えて

最後は感覚でできるようになりますよね。


ですから、

悩むより考えて、考えるより感じるのが

自然の流れですよね。



ちなみに、私の知る範囲で

かつてこの境地に達した人物はこの2人


ブルース・リー

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ヨーダです。

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ちなみに
私は「考えるな感じろ!」だと

うまく切り替えることができませんでした。


そこで、


「そうかもしれないし、
そうじゃないかもしれない」


と心でつぶやいて


あとはひたすら心の波紋が消えていくのをイメージしてます。


つまり感じてます。


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実際は▲のようなイメージではなく


子供の頃遊んだ近所の公園の池に

石を投げ込んだときの水の波紋をイメージしてますが。。

(※池に石を投げるのはやめましょう)


私にとって出来事とは

心の池に投げ込まれた石です。


良い出来事も悪い出来事も

すべてだと思ってます。



過去に自分に起こった出来事は

全て大切な思い出



ネガティブでもポジティブでもなく

大切な思い出



大切な思い出だから

無理に忘れようともしない。



だけど、


大切な思い出と

思う以上に意味など存在しない

と感じています。


つまり、

感じるものだから、

そこに意味や理由など存在しないのです。


あなただってきっとそうだと思います。


例えば、誰かを好きになるという感情に

理由とか意味が存在しないのと同じです。



■【勇気】あるがままを受け入れた後どうする?


さて、ここまでを一旦まとめると

『あるがままを受け入れる』とは

目の前の出来事を

ネガティブ変換も

ポジティブ変換もせず

一喜一憂を一瞬で戻すことです。


ここまでで「あるがままを受け入れる」について

解説しました。


ここからは勇気について


あるがままを受け入れたあとはどうするの?


について解説します。



ヨガの経典として有名な

バガヴァッド・ギーター(神の詩の意味)に

収められている言葉で

『為すべきことを為せ』があります。



感情や結果によって一喜一憂することなく

自分に与えられた役割を果たすことが

人生において重要であるということを説いてます。


ではわたしたちは何を為すべきなのか?。


あるがままと、

よく似た言葉でありのままがあります。



▼こちらの記事に詳しく書きました。


ありのままとは人間が本来持っている機能のことで

自己成長他者貢献の気持ちのことです。



為すべきことを為すとは

ありのままに生きることだと

私は考えております。



あるがままを受け入れて

ありのままに生きる。



これが私のありたい姿ですが

まだまだ到達できておりません。



■(まとめ)文字や言葉だけでは真理にたどり着けない

最後になりました。

今回の内容をまとめると


ポジティブでもネガティブでもなく、

あるがままです。


そして

あるがままからのありのままです。



以上4つが伝えたかったキーワードです。


キーワードで最後にもう一つ

禅問答...について


前述しましたが
禅問答とはわかりづらいです。



最近になって思うことがあります。



あれはワザとわかりづらくしているのだと思います。


なぜならば、

人は文字や言葉でわかった気になると

そのあと行動しなくなっちゃうからです。



答えがわかっていることを

あえて探求するために行動しませんよね。



これはとても怖いことです。



行動体験を伴わなくては

そこに成功体験も失敗体験もないので



根拠のある自信も、根拠のない自信も生まれません。



行動体験をしないことには

自己肯定感も高まりません。



特に現代はわからないことがあると

スマホでググれば、

カンタンに文字と言葉で答えに辿り着けます。



しかしこれは他人の出した答えに同調しただけで

自分の身体で覚えたことではないので身につきません。



どうやら大切なことは

頭で考えることではなくて

心や身体で感じる

ことのようです。



探求しなければ知り得ないことを

先にわかったつもりになることほど

つまらない人生なんてないです。



それこそが人生の失敗です。



自分の外側の出来事に一喜一憂する時間を

少しずつ減らしていく

そして

おのおのが自分の『為すべきことを為す』

そのための時間に充てる。



きっと今より住みやすい社会になると

私は考えております。



最後までお読みいただき

ありがとうございました。



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