見出し画像

(洋画レビュー)何かがおかしい。どんでん返し映画3選(2)

(雀の涙程度のネタバレあり)

鑑賞後、必ず考察の記事を見る。

カリフラワーの森で狩りをしてます。
どーも、どーも、活字嫌いのタリアテッレです。

今回ご紹介するのは、前回の記事で取り上げきれなかった「どんでん返し映画」を3つ紹介していきたいと思います。

前回に引き続き、少しのネタバレ要素を含みますので非戦闘員はここで退散することをオススメします。

それでは行きましょう~!

前回の記事👇

1,Get Out(ゲット・アウト)

〔おすすめ度★★★★☆〕
2017年公開のアメリカのホラー映画『ゲットアウト』。前回紹介した『US』と同じジョーダン・ピールが監督を務めた作品です。制作は数々のヒットホラー映画(『パラノーマル・アクティビティ』『インシディアス』etc..) を手掛けるジェイソン・ブラムです。実はこの映画低予算で制作されましたが、第90回アカデミー賞の4部門にノミネートされ、脚本賞を受賞したコスパ最強映画なんです。

解説

主人公の写真家、アフリカ系アメリカ人クリスは白人の恋人ローズの実家に招待される。実家に迎えられたはいいが、彼女の家族の過剰すぎる歓迎や黒人の使用人がたくさん雇われていることに疑問を持ち始めるクリス。翌日、亡くなったローズの祖父のパーティーが行われ、そこに出席するクリスだが周りの招待客が白人だらけで落ち着かない様子でいると一人の黒人に出会う。その黒人の写真を撮った瞬間彼は鼻血を流しクリスに「出ていけ!」と襲い掛かる。その夜からクリスの周りで不可解なことが起こるように。
この家族、何かがおかしい

感想

最近避けられてきた(黒人・白人)といった人種の問題をここまで明確に表現した映画は珍しいため、すごく考えさせられる作品でした。日本ではあまり肌の色の人種差別が無いため、内容に誇張は入っているがアメリカの人種差別に対する考えが映像になっていて教養を学ぶことに関しては100点満点なので、いろんな人に見てもらいたい作品です。
(やっぱり、ジョーダン・ピールの映画は音楽が怖い

2,パッセンジャーズ

おすすめ度★★★★☆
2008年公開、みんな大好きアン・ハサウェイが主演を務めたアメリカのミステリー映画『パッセンジャーズ』。『プラダを着た悪魔』で有名なあの超絶美人女優アン・ハサウェイに釣られて映画を鑑賞した人も多いのではないでしょうか?あまりミステリー感がないポスターなのでそこまで期待値は高くなかったのですが、見れば「あらま。」となる作品です。

解説

ある日、多数の死者を出した飛行機墜落事故が起きる。主人公のセラピスト、クレアはその飛行機事故で奇跡的に生き残った5人の乗客のカウンセリングを担当することとなった。その中の一人エリックは事故直後にもかかわらず気分は上々で「カウンセリングは必要ない」といい出席することを拒んだ。カウンセリングは順調に行われたが、後日行われたカウンセリングには患者2人しか来ていなかった。そこで、飛行機事故の原因は航空会社の陰謀ではないかと睨んでいたクレアは事故の原因も探ることに。真相に近づくにつれて患者がどんどん姿を消していく。そこには驚愕の事実が隠されていた

感想

患者が消えていくという不思議な現象、そして周りの奇妙な言動。すべての辻褄があった時めちゃくちゃスッキリすると同時にボロ泣きする作品です。ミステリーであまり泣く要素はないと思うんですが、なんかめちゃくちゃ泣けます。
そして、なんといってもアン・ハサウェイが美人すぎて終始美しさに魅了されていました。彼女が好きな人やミステリーが好きな人は絶対見たほうがいい、そんな作品です。

3,シャッターアイランド

おすすめ度★★★★★
2010年公開、どんでん返し代表といわれるアメリカのスリラーミステリー映画『シャッターアイランド』。主演はおなじみレオナルド・ディカプリオ。監督はかの有名なマーティン・スコセッシ(『タクシードライバー』
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』etc..)。どんでん返し映画の中でも5本の指に入るぐらい有名なこの作品、初見では絶対に真実を見抜くことができないことで有名です。

解説

失踪した女性患者レイチェル・ソランドの謎を解明するためにボストン沖の孤島に建てられた犯罪者用精神病院;アッシュクリフ精神病院を訪れた米連邦保安官の主人公、テディ。捜査を続けていく彼だったが嵐が吹き始め、戻ることができなくなり仕方なく島にとどまることにした。その後調査を続けるテディ、患者一人一人に事情聴取をしていくが患者たちの発言はどこかおびえている様子が伺えた。そこで彼は患者は病院側に発言を制限されているのではないかと疑い始める。そしてある仮設に行きつく。それはこの精神病院は患者を使って人体実験を行っていること。その陰謀を阻止しようと動いた彼だったが、、、、

感想

精神病院が舞台だけあって最後まで暗い雰囲気が漂っていて、タイトルのシャッターアイランドがまさにって感じで終始手に汗握る映画です。この映画の醍醐味はまさにディカプリオの懇親の演技力です。どの表情も画になるし、より映像に謎を深めていますので、そんな表情にも注目しながら見ることをオススメします。
それと50年代のモダンな感じがものすごく良い。
作中、戦争の話題が出てくるのでちょっぴりグロテスクな表現を含みますが、そこまで気にならない程度なので苦手な方でも見れると思います。

終わりに

いかかでしたでしょうか?今回もどんでん返し3作品紹介してみました。やはりジョーダン・ピールの作品は面白い!新作が公開されたらすぐに観に行きます。

他にも数えきれないぐらい紹介したい映画はまだまだありますので、定期的に紹介できたらいいなぁと思ってます。
(あと一回ぐらいどんでん返し映画シリーズ続くかも!)

てなわけで今回はこの辺で。さよなら男~。

おすすめの記事👇

関連する記事👇


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?