夜の最果て
眠れない夜。
長い長い夜。
SNSやYouTubeで時間を潰すがなかなか眠くならない。
気づいたら時々微睡んでいるが、その瞬間だけ何かの使命感を感じて覚醒してしまう。
やる事も無いのに何故なのだろうか。
どうしても眠れない。
もしかして、月が寂しがって引き止めているのだろうかなんて考える。
宇宙で月を認識しているのは僕らだけかもしれないから、一人にするのは可哀想かもしれない。
夜空に輝くあの星たちも地球や月なんて取るに足らない星で認識すらしていないだろう。
月明かりとスマホの光だけが、闇を照らしている。
寂しくなんかない。
あと数時間すれば夜が明ける。
どんなに眠れなくても、夜が明ければ眠りに落ちる事を僕は知っている。
月を太陽の光が優しく包むまで起きていてあげても問題じゃないだろう。
そうやって僕は今日も夜の最果てまで連れて行かれる。
普通に生きる事を諦めて、楽な生き方を選んだのだからこれでいい。
月は僕の想いも知らず、静かに太陽がやって来るのを待っている。
僕も寄り添うように静かに夜が終わるのを待ち続ける。
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眠れない日ってツラいですよね。
明日は学校だとか、会社だとか、朝が早い日に限って眠れなかったなと思い出します。
疲れ過ぎて眠れないとかいう日もありました。
現在は自分でコントロールしないといけないのですが、放っておくと朝まで起きてしまう。
結局、僕らは夜行性の動物なんじゃないでしょうか。
眠れなくて書きたくなった謎の文章を読んでくれてありがとうございました。
また夜型の生活になってしまいそうです。笑
サポートしてくれたらとても嬉しいです。