ヴィエリチカ岩塩坑

2017年12月12日 20:38

１９７８年一番最初にユネスコ世界遺産に登録された１２件のうちの一つとして有名なヴィエリチカ岩塩坑。

クラクフの旧市街も世界遺産第一号として登録されているし、アウシュビッツもあるしクラクフは意外と見どころが沢山ある。来るまでは知らなかったが。

クラクフ駅から電車で２５分ということでアウシュビッツよりも交通の便が良いのは有難い。

１２時４分発のヴィエリチカ行きに乗車。

乗り換えもなくスムーズに行けるのが良い。

駅から降りて徒歩５分で到着。

個人での見学は出来ないので、受付でアウシュビッツと同様に英語のグループのツアーに参加することに。

１３時からのツアーを予約。
一人約２８００円とアウシュビッツの１５００円の約倍の値段とかなり強気の設定だ。

ポーランドの物価にしてはかなり高いと感じた。

更に写真撮影する場合は追加で３５０円ほどいるが、ガッツリしたカメラではなくスマホで撮る分は大丈夫だった。

１３時定刻通りに門が開き館内へ。
３０人ほどのグループで階段を下っていく。

この最初の階段が長い。
みんなどよめくほど長い。

５０階ぐらいに下に降りていくのだ。
最初に明記しておいた方が良いと思った。

お爺さんお婆さんに心の準備をと、純粋に思った。笑

いつの間にか地下６４mまで来ていたらしい。

ここからガイドさんを先頭に３０人がドンドン奥へ奥へ進んでいく。

遊園地にいる気分で結構楽しい。
要所要所で、ガイドさんが説明してくれるのも良い。

２００２年ごろまでは馬と人が洞窟を掘っていたらしい。

洞窟内は１４〜１６度と温度も管理されており、壁中の塩や、塩の彫刻を維持するのに膨大な維持費がかかっているらしい。

シャンデリアも塩で作られているというのだから驚きだ。

なんとも幻想的な雰囲気が漂う地下。

水分を飛ばして、塩だけを残す作業を繰り返していたとのことだ。

こちらは観光客向けに作られた湖だ。

施設の中は本当に広く、カフェやお土産売り場、更には大ホールまである。

世界遺産で結婚式も挙げられるらしい。

ツアーは約２時間。
途中、お土産売り場で１０分ぐらいの休憩あり。

アウシュビッツはトイレ使用料８０円ぐらいかかるが、ヴィエリチカ岩塩坑はトイレ無料。高額のチケット代を払っているので納得、納得。

最後に

感想としては、幻想的で、世界遺産第一号ということもあって話のネタになるので来ても良いかと。

しかし、少し人工的なところもあるので、日本の大自然の鍾乳洞が好きなマニアにとってはイマイチかも。

アクセスも良いし、中の施設は充実している(子供が遊ぶスペースやミュージアムある。)ので、子連れの方にも喜ばれると思う。

個人的にはアウシュビッツの方が歴史について考えられるので好きだった。

Have a wonderful day!

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