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Lvivでのトラブル
我々はこの3カ月の旅で、ウクライナのLvivが一番好きだった。
食べ物、街の雰囲気、人、物価どれをとっても一番良かった。
そんな魅力的な都市、いやタウンに近いLvivでトラブルも起きていた。
note を数日休まざるおえないほどパニくった、水道管破裂事件発生。
朝5時に起きると、家中が水浸しに。
アラームを止めにベットを降りた瞬間、足の裏に衝撃が走り、慌てて部屋のライトをつけた。
その衝撃は冷水だった。
寝起きで何が起きているかわからなかったが、咄嗟に床に置いて充電していたパソコンやiPhone、Kindleをベットの上に置いた。
そして、寝室の扉を開けてリビングとキッチンの方に向かうと、部屋中水浸しになっているのを見て呆然とした。
トイレも水浸しだ。
「シューシュー」と水が吹き出る音がキッチンの下の棚から聞こえてくる。
恐る恐る棚の扉を開けると、顔に水が直接かかるほどの勢いで水が飛んできた。
水道管が破裂したのがわかった。
部屋に戻って、JessにAirbnbのホスト、Airbnb のサポートセンターに連絡してもらうよう伝えた。
私は家中の床に置いていたものを机・ソファーの上に上げ、それ以上の着水を防いだ。
そして、部屋に戻りiPhoneをタオルで拭き、ベットのシーツにiPhoneを叩きつけたりした。
すると、ポトポトと水が出てきた…。
イヤフォンとスピーカー部分から水が入った模様。
必死に水分を振り切る。
PCとKindleはなんとか無事そうだ。
JessのiPhoneは浸水が激しく、スピーカーが故障していた。
まずは落ち着いて、ホストからの連絡を待った。
しばらく経ってもホストから連絡が来ない…。
私は家を出ていき、隣接しているアパートから人が出て来るのを待った。
すると、出勤前の20代の女性がアパートから出てきた。
Please help us!と叫んだ。
幸いにも彼女は少し英語が通じた。
浸水した写真を見せて、事情を説明すると、彼女は「私は仕事に行かないといけないので、旦那を呼ぶわ。ここで待ってて。」と言い仕事場に向かった。
昨夜雪が降ったので、早朝は冷える。
震える身体を両手で擦ること、5分。
旦那が本当に降りてきた。
ありがとう!!!
60代のお爺さんも一緒だ。
三人で我々の部屋に行き、まずは水道管を点検。水は止まる様子はない。
お爺さんが家中を探して、水道管の元を止めてくれた。
電気の元も止めてくれた。
すると、数時間流れっぱなしの水が止まった。
感電の恐れもなくなった。
ここから、お爺さん、お爺さんの奥さん声をかけた女性の旦那さん、更にはもう一人アパートの方が来てくれて、みんなで水抜きをスタート。
ゴミ箱の容器を使って水を汲み、トイレの便器に流す。
箒と塵取りで水をすくってバケツにいれる。
水が少なくなってきたら、タオルで水を吸い取り、バケツの上でタオルを絞る。
最後にポップで床を拭く作業と、皆言葉は通じないが手分けして作業に取り組んだ。
なんて温かいんだ。この感覚。
みな冷水のせいで手は真っ赤。それでも笑顔で「大丈夫。」と見ず知らずの外国人を励ましてくれた。
近所の人が声がけしてくれて、早朝にもかかわらず、必死に我々を助けてくれた。
感謝しきれなかった。
近所の皆さんのおかげで、家から水がひいた。
暖房をつけて部屋中を乾かし始めた。
必死でありがとうを伝えて、我々の救世主たちはアパートに戻っていった。
その後、ホストの方とも連絡がとれて、我々は一泊分を返金してもらい、違う宿泊先に移動することに。
Lvivの中心街で一泊3,000円でこちらのホテルを予約が出来たので荷物をまとめて移った。
部屋に着いて、二人ともいつもより熱めのシャワーで身体を温めて、ベッドに横たわった。
最後に
タフな一日だったが、「人の優しさ」に触れた一日でもあった。
今回のトラブルから学んだこと、
・床にはモノを置かない。
・困った時は、すぐに助けを求める。
助けてくれたLvivの方々、本当にありがとうございました。
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Have a wonderful day!
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