詩〜sunrise
ここがこの世の底ならば
これ以上に落ちる事はない
凍りついて少しずつ溶けて濡れた翼を
この朝日に乾かしたなら
大きく広げて飛び立つだけ
光が眩しくて目を細めても
傷だらけの心を癒す
青くて大きな空に向かって
今は生々しい傷も
時と共に少しずつ癒える
絶望が足を引っ張って
また底へと落ちても
あの太陽とこの命がある限り
傷つく事を恐れ
どんなに目を背けても
希望を抱くように出来ている
光り輝く暖かい場所を求めて
何度でも
ここがこの世の底ならば
これ以上に落ちる事はない
冷たく濡れた翼を
暖かい朝日に乾かして
大きく広げて飛び立つだけ
青くて眩しい大空に向かって
何度でも
sunrise
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?