素材があるから編集できる
2023年12月25日(月)朝の6:00になりました。
うれしそうな並木道をどこへ向かうの、すれ違う人はみんな知らない顔で。
どうも、高倉大希です。
1本の動画を作成しようと思ったら、まずは素材を集めます。
必然的に素材の尺は、本編よりも長くなければなりません。
素材からいらないところをカットして、上手に組み合わせて本編を作ります。
あとになって、素材が足りないことに気がつくパターンがもっとも厄介です。
再びおなじ条件をそろえて、不足している素材を撮り直さなければなりません。
だからこそ素材となる映像は、できるだけ長めに回すのが基本です。
切り捨てる映像があるからこそ、本編でつかう映像が決まります。
素材の尺と本編の尺が限りなく近づいていくのは、よほど熟練してからの話です。
だからこそ、わたしたちは切り捨てられるだけの素材を集めなければなりません。
必要なときに必要なものを集めているようでは、とても間に合わないのです。
10の素材から生まれた10と、20の素材から生まれた10とではわけが違います。
多くの書き手が「書くことがない」と悩む理由も、結局はここにあります。
ときどき、よくわからないタイトルの本を読んでいる人と出会います。
難しい本ではなく「なんでそれを読んでいるの?」と聞きたくなるような本です。
専門分野でもないのに、科学の本を読んでいたり。
健康に異常はないはずなのに、医療の本を読んでいたり。
きっとこの人たちは、あたり前のように素材を集めているのだと思います。
役に立つかどうかなんて大した問題ではないことを、よく知っているのです。
毎朝投稿をはじめて、今日でちょうど359日が経過しました。
毎日だれかの言葉を引用している理由も、結局はここにあります。
素材がなければ、編集することはできません。
日々、編集のトレーニングです。
2023年も、のこり6日となりました。
1年って、ちゃんと365日なんですね。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。