理由がほしくてたまらない
2024年10月3日(木)朝の6:00になりました。
風邪をひいていようとも、毎朝6:00はやってきます。
どうも、高倉大希です。
べつに、未来を当ててほしいわけじゃないんだよ。
これからの行動に、理由がほしいだけなんだよ。
占いなんて、怪しい。
ずっとそう思っていたのですが、友人のこの言葉に妙に納得させられました。
恋占いをする人は、相手と結ばれるかどうかを知りたいわけではありません。
今日告白する、その理由がほしいのです。
「インフルエンザですね」
お医者さんから、こう言われるとホッとします。
「だから、しんどかったんだ」
そう思うことが、できるからです。
これが「風邪ですね」だったら、まったく安心できません。
「こんなにしんどいのにただの風邪なの?」と、逆に不安が膨らみます。
想像以上に息が長い「MBTI診断」なんかも、きっと原理は同じです。
自分自身の言動に、理由がほしくてたまりません。
「自分の診断結果はこれだから、こういうことに悩みがちだったんだ」
そう、思いたいのです。
冷静に考えると、因果関係が反対です。
これらのすり替えが、この類の診断の非常に上手なところです。
スラムダンクを読んで、バスケをはじめました。
大谷翔平選手を見て、野球をはじめました。
誰かの理由になれる作品は、カッコいいなと思います。
誰かの理由になれる人は、カッコいいなと思います。
きっとどこかでは、誰かが誰かの理由になっているはずです。
立派なものではなくとも、わたしたちは理由の繋がりの中で暮らしています。
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