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優しいだけ、謙虚なだけ、素直なだけ
2024年6月12日(水)朝の6:00になりました。
わたしは、素直な悪よりも頑固な善を好む。
どうも、高倉大希です。
優しさは、大切です。
しかし、優しいだけではモテません。
謙虚さは、大切です。
しかし、謙虚なだけでは甲斐がありません。
素直さは、大切です。
しかし、素直なだけでは手応えがありません。
やさしさの一人相撲から、二人相撲へ。あなたと私が関わることで、私自身が変容する。私自身が救われることになる。そんな理路を、一緒に進んでいってもらえたら。
その人は、優しさのつもりです。
相手に気を遣わせてしまっていることに、まったく気づいていやしません。
その人は、謙虚さのつもりです。
嫌味っぽくなってしまっていることに、まったく気づいていやしません。
その人は、素直さのつもりです。
暖簾に腕押しだと思われてしまっていることに、まったく気づいていやしません。
非協力的な人間を相互協力に導くためには、その人間が非協力的な場合には断固として非協力的な行動を返すという応報戦略を採用しないかぎり、一方的に協力すればするほど「親切が仇」となって、ますます状況が悪化することになります。
いい人なのに、何かが足りない。
そんな惜しい人が、この世にはたくさんいます。
優しくあればそれでいい、謙虚であればそれでいい、素直であればそれでいい。
惜しい人たちは、このように考えがちです。
いい人であることに違いはないので、否定したくはありません。
でもどこかにほんのりと、つまらなさが漂ってしまうのです。
絵に集中すると、どうしても絵のことを考えてしまうでしょう。できるだけていねいに描こうとか、そういうことも思ってしまう。すると、描いている絵がつまらなくなっちゃうんです。それよりも、なるべく絵から気を散らして、違うことを考えたほうがいい。そうすると手も自由に動く気がするの。
言い換えるなら、「あなたはどう思うのか」が欠落しています。
その人ならではの偏りが、まったくもって見えません。
優しく譲ってくれるのではなく、時に独断で決めてくれる。
謙虚に否定するのではなく、時にそのまま受け取ってくれる。
素直に聞き入れるのではなく、時に違和感を正直に述べてくれる。
その方がありがたい場面は、暮らしの中に山のようにあるわけです。
毎朝6時に更新します。読みましょう。 https://t.co/rAu7K1rUO8
— 高倉大希|インク (@firesign_ink) January 1, 2023
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