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短歌

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2024年6月の記事一覧

愛してたキミも気づけば別の人
僕は変わらず壁際を抱く

品格は
微醺を帯びた息遣い
メッゾピアノの熱さでキスを

俺のこと
わからんままで
それでいい
お前の思う
俺が俺だよ
#短歌
#tanka

逆風を貫き
石に矢を立てる
さらば思い出
燃えて散りゆけ

悩ましく滑らかに踊る蛞蝓の
艶めかしさは白き亡骸

街灯の路地裏を這うなめらかな
白き蛞蝓の艶めかしや

ありがとう
あなたの怒りが今宵呑む
麦酒のグラスに弾けて踊る

しとしとと滴る雨の淑やかさ
孤独に恋し
灰色を抱く

かなしみよ私を離れゆく前に
強く抱きしめさせておくれよ

SIMなしのスマホがくれた

プライベート

託児に預けた母の昼
#短歌

せっかくスマホが壊れてSIMなしでネットが使えなかったので初の短歌を詠んでみました🐱

2024/06/11に作った短歌集。

昨日(2024/06/11)から短歌を作り始めてみたました。

以下は僕の処女作になります。

短歌楽しいね……!!

「SIMなしのスマホがくれた

 プライベート

 託児に預けた母の昼」

「真実のグラスに

 エゴを注ぎ込めば

 月輪を揺らす
 
 美酒は薫る」

「「大丈夫」の

浜辺から砂金を掘り当てて

貴女の嘘を抱きしめる」

「艶やかに

はしゃぐ日焼けの小妖精

瞳を照らした

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荊道 
裸足で駆ける
29歳
鉄の香りは
命の香り

我が命
炎と共に散りゆけば
明日から我を
奪い返さん