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薬に殺される日本人

薬や医学界にはウソが多すぎる

薬のリスクとは一体何か

なぜリスクのある薬が売られているのか

なぜ薬が効くならいつまでも病院に通い続けるのか

なぜ医療費が上がり続けるのか

なぜ製薬会社はあれほどまでに金持ちなのか

そして、なぜ市民はこれほどに薬を欲しがるのか



今回は、内海聡さんの著書をご紹介します。
「薬に殺される日本人~医者が警告する効果のウソと薬害の真実~」
には、常識だと思っていた事を簡単に信じては
いけないという内容が満載でした。

インターネットがこれだけ普及したことによって、これまでは
知る術がなかった情報も、ちょっと検索するだけで
いろいろな事を知ることができますので、調べようと思えば
ある程度のことは簡単に調べることができます。

結局のところ、誰も(個人や企業など)自分にとって
不利な発言はしません。
餅は餅屋ということわざもありますが、専門家の言うことを
鵜呑みにするのではなく、自分で調べた結果を信じるという
姿勢が大切なのだと思いました。





薬は毒である

薬は毒ですから、病気を治す効果はありません!

このように言うと、「この薬は医師が処方したんだから
毒である筈がない」とか、「市販薬は国が販売を許可しているんだから
安全なはずだろう」という声が聞こえてきますが、
日本人は薬に対して無知すぎます。

理解しなければいけないのは、私たちは薬で病気を治している
わけではないという事実です。
風邪やインフルエンザも、薬ではどうすることもできないのですが、
多くの人は薬を飲んでインフルエンザが治ったと勘違いしています。

薬は病気を治しているのではなく、病気が元で出てきた症状を
誤魔化しているだけに過ぎないのです。

例えば、風邪と疑われる症状(発熱、咳、頭痛など)が出て、
ドラッグストアで買った風邪薬を飲んだとしましょう。
体の中に入ってきた風邪薬は病気の原因であるウイルスを
退治するのではなく、体を麻痺させて辛い症状を
感じにくくしているだけです。
そして私たちは、発熱や頭痛が和らいだことを、風邪が治ったと
勘違いしているのです。

体の中で増殖したウイルスによる不快な症状を誤魔化す処置を
「対症療法」と言いますが、現代医学は対症療法を
基本としているので、風邪薬が病原菌に対して
直接作用しているわけではありません。

その証拠に、風邪薬の効き目が切れた頃に、体の中にウイルスが
残っていると、再び発熱や頭痛などの症状が出てきてしまうのです。


それでは、薬で体のウイルスを退治していないとしたら、
何がウイルスを退治して病気を治しているのでしょうか?

・・・・・

その答えは、元々生き物の体に備わっている
「自然治癒力」や「免疫力」です。
我々生き物は、外から侵入してきたウイルスや細菌に対して、
対抗する準備を常に行っていますから、薬が無くても大丈夫です。

「薬で不快な症状を誤魔化しているだけにしても、
不快な症状が消えるんだったらいいんじゃないの?」
思った方がいたかもしれません。
しかし、薬というのは不快な症状を誤魔化すだけで
済まないから問題なのです!
薬は不快な症状を誤魔化すのと引き換えに、

病気の治りを遅くする
・-病気を悪化させる
別の病気を引き起こす

といった弊害があり、自然治癒力の邪魔をしているのです。



医原病(いげんびょう)という言葉を聞いたことがありますか?

医原病とは、医療行為が原因で生じた、さまざまな病気や
病状の悪化のことです。
昔から医原病に対する考え方として、「治療行為には
常に病状を悪化させる可能性や、別の病気の原因となる可能性が
あるので、患者に害を与える治療法は絶対にしてはならない」
という戒めがあったのですが、こうした戒めも虚しく、
現代では医原病が蔓延しています。

2000年7月の「アメリカ医師会ジャーナル」に掲載された
バーバラ・スターフィールド医師の調査結果では、
「年間25,000人もの入院患者が医原病によって
死亡している」と発表しています。

アメリカ栄養研究所の創設者であるゲーリー・ヌル博士が
2004年に発表した調査によると、アメリカ人の死亡原因の1位は
医原病の783,936人という結果が発表されています。

これらの調査結果から分かることは、薬が原因で引き起こされる
医原病が非常に多いという事です。
薬による医原病は、皆さんが想像しているよりもはるかに多いのです。
薬による医原病を防ぐために、私たちは必要な薬と不必要な薬を
見極めていかなければなりません。


放っておけば死んでしまう場合や緊急性が高い場合は、
薬や現代医学も必要ですが、それにもリスクが伴っていると
いう事を忘れてはいけません。

狭心症という病気を例に考えてみると、狭心症では
突然胸が苦しくなる発作が起きます。
このときに、ニトログリセリンという狭心症の薬を用いると、
発作を抑えることができます。

ニトログリセリンは、血管を拡張させる作用があり、
血液の流れが良くなることによって、心臓を動かしている
筋肉へ酸素や栄養が行き渡り、発作が収まります。

即効性があることから、緊急時にはとても有効なのですが、
その反面、臓器(心血管系、血液、神経系)への障害、
アレルギー性皮膚疾患、生殖機能への悪影響を及ぼすと
いったリスクもあります。

そのまま放っておけば死んでしまう場合や、何もしなければ
重い後遺症が出てしまう場合など、緊急性が高い場合には
薬を使わなければなりません。

そして、薬を使う患者も、何らかの悪影響(副作用)が出てしまっても、
最悪の事態を回避できたのだから仕方がないと覚悟する必要があります。



生活習慣病に関する薬ははっきり言って不要です。

生活習慣病に処方されている薬は、目的とする数値だけを一時的に
基準値に収めるだけのものです。
例えば、外国の常識的な基準数値と大きく外れている日本独自の
基準数値によって高血圧症にされた人に対しては、血圧だけを
日本独自の基準数値に収めるための薬を処方しているのです。

悪い言い方をすれば、血圧を下げるという目的さえ達成すれば、
薬の副作用によって体調を崩しても構わないというのが
生活習慣病の薬で、もし他の数値が悪くなった場合は、
その数値を基準値に収めるための薬を追加で処方するのです。

これが、対症療法の考えに基づいた薬の使い方です。

こんなことをしていれば、服用する薬の種類と量がどんどん増えていく
ばかりで、医原病を引き起こすリスクが高くなる一方なのは
間違いありません。





飲むと危険な薬

危険な薬① 睡眠薬や抗不安薬をはじめとする精神薬

精神医学はインチキな病気を作り、人々を薬漬けにしています。

精神医学が病気としている事象について、科学的根拠は何もありません。
病気としている事象が起こる理由や、薬による治療理論は
全て仮説であって、その仮説はいまだに証明されていないのです。
科学的な検査に基づいた数値で決めているのではなく、医師の主観によって
決めているインチキな病気に対して使われているのが精神薬です。

精神薬には、「睡眠薬」「抗不安薬」「抗うつ薬」など、
その他にもいろいろな種類があるのですが、著者の内海氏は
全て麻薬と同じだと言います。

もう少し正確な言い方をすれば、精神薬には身体への悪影響や、
強い依存性があり、それは覚せい剤やコカインに比べると
少しだけ軽いという程度のものです。



それを証明する資料として、医学界で最もよく知られ、
最も評価の高い、世界五大医学雑誌の一つである
「ランセット」 に掲載された論文を紹介します。

ランセットに掲載された2003年の論文では、麻薬、精神薬、
アルコールなど計20種類の物質について、肉体依存、精神依存、
多幸感を数値化して比較した結果を発表しています。

2003年に発表された論文によると、精神薬である「バルビツール」や
「ベンゾジアゼピン」は、コカインや大麻よりも身体依存が強く、
精神依存はアルコールやLSDよりも強いとされています。

精神薬が危険な理由は、依存性が高いというだけではなく、
神経障害、認知障害、感情障害、筋肉障害などの、さまざまな害が
あると報告されており、これは、害の程度には差があるとしても、
全ての精神薬に言えることです。

ここまで読んでいただいて、精神薬は精神科や心療内科で
処方される薬だから、そこで処方される薬以外なら大丈夫なんだろうと
思ったかもしれません・・・・
しかし、今の日本の医療では、治療の一環として、患者の不眠や不安を
解消するために、睡眠薬や抗不安薬、つまり精神薬が処方できるように
なっているのです。

そのため、「内科」、「婦人科」、「外科」、「整形外科」、「皮膚科」、
「耳鼻科」でも精神薬を処方される可能性はあります。
ですから間違っても、「眠れなくて悩んでいます」とか、
「病気への不安が常に消えないんです」などと言ってはいけません!

医師は、「眠れなくて悩むくらいなら、睡眠薬を飲んでしっかり
眠った方がいいですよ」とか、「抗不安薬を飲むと、不安な気持ちが
消えるので、すっきりしますよ」と言って、精神薬を処方しようとして
きますが、決して気軽に服用していいものではありません。


気軽に服用したその先には、

依存症や精神障害の闇が待っているのです



ここからは、抗うつ薬や抗不安薬よりも気軽に処方されやすい
「睡眠薬」のことについて、詳しく解説いたします。
皆さんの中にも、「睡眠薬くらいだったら大して悪影響は
ないでしょう」と思っている方がいるかもしれません。

眠れないことの方が、日常生活に支障が出るのだから、
睡眠薬を使ってでも、しっかりと眠った方がいいと考える
かもしれませんが、現役の医師である著者に言わせると、
「眠れなくて睡眠薬を飲むのは論外だ!」と言います。
それは、睡眠薬というものは、飲めば飲むほど
眠れなくなってしまうからです。

睡眠薬は中枢神経系に作用して、精神機能に影響を与える薬です。
日本全国、多くの病院で当たり前のように処方されていますが、
これは、危険な薬物へと導く入り口になっているのです。



例えば、以下のような状態を睡眠と言えるか考えてみてください。

・手術中、全身麻酔で意識を失っていた
・お酒を飲み過ぎて記憶をなくし、気付いたら朝だった
・誰かに殴られて気を失っていた

誰がどう見ても自然な睡眠とは言えない状況ですが、
睡眠薬によって眠っていたというのは、これらと同じです。
睡眠薬による眠りは、外部からの衝撃により意識を失い、
強制的に私たちのスイッチをオフにしていただけで、
自然の眠りとは程遠いものです。

本来睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠という波がありますが、
睡眠薬による眠りにはその波がありません。
レム睡眠もノンレム睡眠も無いということは、つまり脳が休んで
いないということですから、その結果だるさが取れなかったり、
昼間でも眠いといった症状を訴える人がいても
当たり前のことです。

このように、睡眠薬というのはとても乱暴なものであるという事を、
ここではっきりと認識しておいてください。
さらに恐ろしいことに、薬の影響は脳の記憶を司る海馬の機能低下を
引き起こしてしまいます。
海馬は睡眠中に毎日の情報を取捨選択しています。
その海馬がやられて記憶力が低下し、認知症になってしまうことが
考えられるのです。



著者は睡眠薬を「眠れなくなる薬」であると断言しています。

睡眠薬は依存性の高さから、他の国ではいろいろな規制があり、
例えばイギリスでは、短期間の救急処置のみで、4週間以内に
やめなければいけないという規制があります。

長く使用すれば、それだけ依存度は上がってしまいます。
それにも関わらず日本では野放し状態ですから、ずっと睡眠薬を
処方されているという方もいるでしょう。

寝ないことによる弊害なんて

睡眠薬による弊害に比べたらどうってことありません!



まず私たちは、眠れないという状態を睡眠薬で何とかするという
考えを改めなくてはいけません。
人間は、眠れない時があっても当たり前ですから、眠れないことを
悪いことだと思ってはいけません。
睡眠のスタイルは人それぞれで、体質や環境などによって変わります。
それを、睡眠時間という一つの定義によって不眠であると決めつけ、
睡眠薬を飲むなんてとんでもないことです。

人間は、必要な時に眠るのです

無理に眠らなくても死ぬことはありません!


だから睡眠薬は、人間にとって必要のない薬なのです。





危険な薬② 抗がん剤

抗がん剤は、ガン細胞だけを殺すのではなく、
人間の全ての細胞を殺す薬です。

がん細胞が殺せたら、健全な細胞を一緒に殺しても構わないというのが
抗がん剤ですから、体にさまざまな悪影響を及ぼします。

抗がん剤が体に与える悪影響で代表的なものは

肝機能障害
・免疫力低下による感染症
・発熱
・しびれ
・食欲不振
味覚変化
・嘔吐
・下痢
・脱毛

などがあり、一部の症状については、抗がん剤の使用を止めても、
長期にわたり体調の不具合を訴えることが確認されています。
アメリカでは、さまざまなガン治療について効果の度合いと
体への悪影響についての研究が進んでいますので、紹介します。

カリフォルニア大学の、ハーディン・ジェームズ教授は、
典型的な種類のガンの場合、治療(手術、抗がん剤、放射線など)を
受けた患者の平均寿命が3年で、治療を拒否した患者の平均寿命は
12年6ヵ月だったという研究結果を発表しています。

また、アメリカ国立がん研究所のデビュタ所長は、
ガン細胞は抗がん剤の毒性に対して、遺伝子を変化させて耐性を持ち、
化学療法は一切無力だと議会で公言しました。

さらに、アメリカ東部の20の医療機関と大学が行った抗がん剤の
多剤投与に関する調査では、末期がん(ステージ4)の患者に対して、
多種類の抗がん剤を使うほど短命だったという結論を出しています。





薬や医療のこと、もっと真剣に考えよう

日本人は、医師の言葉や薬をもう少し疑うべきです。
そして、薬や医療に対して常に知ろうとする努力をしましょう。

この本に登場している医師は、決して極端な例を
紹介しているわけではありません。

体が未熟な幼児に、さまざまな薬を投与する医師
・健康診断を受けた人の不安を煽って、危険な薬を処方する医師
・睡眠薬を与えている患者を、認知症にしてしまう医師
・ガンを患っている人に、無神経な発言をする医師

皆さんの中にも、病院で似たようなことを経験したり、感じたり
したことがある人もいるかもしれません。
医師たちはお金のために、危険な薬、不必要な薬、無意味な薬を
与えて、たくさんの医原病を作り出しています。

『医師 = 人格者』という幻想は捨てましょう

医師の中には、人格者もいるかもしれませんが、
医師が全員人格者であるという考えは間違っています。
医者の言葉や処方する薬に疑問を持ち、
自分で調べるようにしてください。

自分の健康を守るために、巷にはびこるウソに騙されないように
するために、医師の言葉に疑問を持ったときには、
自分が正しいと思えるまで調べ続けることが大切です。




今回の内容はいかがだったでしょうか?
皆さんの考えるきっかけとなったのであれば幸いです。

世の中には、どうも「病気になったら病院へ行けばいい」とか
「病院へ行って医者の言うことを聞いていれば健康は維持される」と
考えている人が多い気がします。

暴飲暴食、運動不足や飲酒、喫煙などによって健康診断の検査数値に
異常が出た場合や、体の違和感は生活習慣の改善が必要であり、
生活習慣病は薬で治るものではありません。

血液は体全体を駆け巡り、酸素と栄養を運び、老廃物を回収しています。
だとすれば、 血液検査数値の異常は血をきれいにすることで
改善されるはずです。
血液をきれいにするという本質的な考えを持たず、
血を汚れたまま放置し、数値を正常にするためだけの
薬を飲んでさらに血を汚す・・・・・

そんな人は将来、心疾患や脳血管疾患などの大きな病気に
罹ってしまい、不自由な人生を歩むことになってしまうかも
しれませんから気を付けてください。










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https://yakuzen330941662.wordpress.com/

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