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夫婦関係は自分の心を映す鏡|離婚寸前の危機の中で発見したもの

前回の記事から久しぶりの投稿です。
有難いことに「予想外の延長4月の鬱」を

🍀自分の本当の気持ちを抑えて生きてきた私を卒業するための卒業試験なのかもー?!
🍀自分で自分を愛で満たせる人になりたいと気付くために必要だった
🍀真の幸せ上手さんになるトレーニング期間だ!

と定義したところ、沢山の学びがありました。

結果、色んな気づきを得た本当に面白い期間になり、
人生ってなんてストーリーに溢れているんだろう!
とワクワク感謝に溢れる日々になりました。

その中でまずひとつ。
夫婦関係は自分の心を映す鏡なんだ
と気づいたお話です。

私にとっては、ずっと空回りしていた自分の愛情表現に修正が入った大きな出来事でした。

《今日の記事はこんな方におすすめ》

💛自分の事はいつも後回しに、家族のケアや職場の仲間への気遣いでエネルギーをたくさん遣う方へ
💛消耗していることに気付いてさえいなかった方へ
💛自分を大切にしたいと思い始めた方へ
💛パートナーシップの問題解決に興味がある方へ


何度も悩み何度も向き合ったからこそ発掘できたもの

私が何度歩み寄っても、いつも心を固く閉ざし、本音を話そうとしない夫。
話し合いができないことが、ここ数年いつも私の悩みでした。

話し合えないから、誤解が生まれ、こじれ、私が休職に入るとどんどん関係は悪くなり、うつで休職中の私も休むに休めず、悩みは増える一方。

だから、何度も自分の気持ちや考えを夫に伝えました。
それでも夫からの返答はなく、また悩む日々。

周囲の友人や、精神科カウンセラーの母親や、占い師の友人、色んな方に話も聞いてもらいました。
12月は夫婦問題専門のカウンセラーさんにも1か月個人サポートをお願いし、真剣に向き合いました。

でもここで、
「何度も」悩み、「何度も」相談したからこそ
自分の本当の本音を発掘することが出来ました。

数日とか数週間とかではなくて、
この半年間、ひたすら向き合い続けた結果

周囲の人に離婚をすすめられたり、
友人占い師二人から離婚した方が良いと言われたり、
夫から無視されたり冷たい態度を取られても、
どんな状況でも

私はいつも「夫の幸せ」を願っているという事実に何度も辿り着きました。

私はなぜだか、理由もなく、
初めて夫に出会って一目惚れしたその日からずっと
無条件に夫を愛しているということを発掘しました。

もともと私は夫のことが大好きです。
それは知っていたけれど、

「何度も」向き合って「何度も」発見したからこそ、

夫を愛しているんだなという事実が、自分の中で揺るぎないものになっていきました。

夫から愛されたくて必死に相手を愛しているのではなく、
どんな状況でも私は何よりも「夫の幸せ」を願っている、という「大きな自信」が徐々に育っていきました。

今まで無自覚だったけれど、
大きな大きな、かけがえのない愛を、洞窟の中で見つけたような、言語化できない不思議な力、安心感を感じました。

あ、もう悩まなくて良いや、私が夫を愛していることには変わりないんだ!とふと、土台が出来たんです。

夫を心から愛していることに深く気付くと起きた現象

そして、自分の中に、ゆるがない夫への愛が土台にあることを徐々に感じてきたので、「何度も」話し合いを夫に持ちかけることが出来ました。

(しかしここまでたどり着くには時間が必要でした。この休職期間、じっくり向き合う時間を頂けていることに、本当に感謝です。)

そこで、どんな状況でも夫を愛していることが分かった私は
「議題の焦点を夫の幸せに当てよう」
と決めて夫婦会議資料を作成したのでした。


プレゼン資料作成して本気の夫婦会議を開いてみたら

私から見た二人の状態を図で夫に伝えました。

複雑な家庭環境で育った夫のことを、私はずっと
「幸せにしたい」「夫の寂しさを埋めてあげたい」
そんな風に愛情を注ぎ続け、上の図ような気持ちでいました。

その気持ちで、夫を幸せにしたいと言う想いをとことんベースにして、夫婦会議を始めたところ、その想いが伝わったのか?今まで心と口を閉ざしていた夫が、初めて?ようやく口を開いてくれました。

初めて、やっと夫が自分の気持ちを話してくれました。


幸せとは「なる」ものではなく「ある」もの

なんと、意外にも、夫が「幸せとは?」と言う真実を語りました。
私は本当にふたりの幸せに対して盲目でした。

今まで自分にしてくれたことは有難いと思っている。
でも幸せっていうのは「こうしたから幸せになる」とか「これをしてあげたから相手が幸せになる」というものじゃないんだよね。

幸せとは「状態」のことだから、
考えなきゃいけないのは、
どうしたらふたりが幸せな「状態」か?ということなんだ。

初めて口を開いた夫から出た意見にびっくり・・・

幸せという「状態」は自分で感じるもの

今まで、相手を幸せにしたい!と思ってきた私の考えが大きく変わった瞬間でした。勿論、今までの愛情表現が無駄だった訳ではないそう。

何てことは無い、他人からすれば当たり前の話かも知れません。
でも人間って、自分の事が一番よく分かっていないんですね(笑)
私にとっては目から鱗の衝撃的な視点の変化だったんです。

私から夫へのdoingではなく、ふたりのbeingに視点が移っていきました

諦めずにトライし続けた夫婦会議で、ようやく話し合えた結果、こんな変化が起きました。

その後2時間近く色々話し合ったので、他にも諸々あるのですが、
私の中で大きく変化したことがあります。

それは、いつも夫に尽くし、顔色を窺い、いつも無意識に気を遣ってエネルギーを消耗し過ぎていた自分にとって必要な変化です。

相手を満たそうとする前に、まずは自分で自分を満たそう

夫婦会議の方向性は、「自分で自分を幸せな状態にすること」「それはどんな状態なのか?」を話し合う時間になりました。

2時間の夫婦会議は結論がでないまま、寝る時間に。
でもこの日は、ふたり手を握り合って一緒に眠ることが出来ました。やっと向き合えて涙が溢れました。


☞今日の記事のまとめ

  • とことん悩む「時間」や「悩む回数」をかけたからこそ、本心を何度も発掘できた。人生には、すぐに解決できない問題があっても良いんだ。とことん向き合うからこそ強固な自信に繋がることがある。

  • 愛する人を幸せにしたいと思うのは悪いことではないけれど、「幸せにさせる」ことはできない。幸せとは「状態」。自分でしか自分の幸せは感じられない。

  • だからまずは自分の心が安定し、ご機嫌で、良い気分でいること。
    まずは自分が今どうしたいか?今どんな気分で居たいか?自問し、相手の機嫌を取る前に、自分の面倒を見てあげること。

  • 自分が満たされた状態で、溢れた愛が相手に注がれていく状態。これを目指していこう。

この一連の出来事は、セルフラブ系の本を読んで分かった気になるのとは、またちょっと違った体験でした。夫婦関係やパートナーシップに真剣に取り組んだ結果、見えてきた自分のマインドの変化、夫婦会議の一例のお話でした。
最後までお読み下さりありがとうございます😭

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