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安全性分析5 【勉強用】


営業キャッシュフロー対流動負債比率

意義

流動負債に対する営業キャッシュフローの割合。
値は、大きければ大きいほど◎。
営業キャッシュフローについては後述。

算式

$$
営業キャッシュフロー対流動負債比率【%】=\frac{営業キャッシュフロー}{流動負債 【期中平均値】}×100
$$

※ 参考図解

分子の営業キャッシュフローに似た単語が、とある財務書類に出てきます。

本記事でいう「営業キャッシュフロー」は、P/Lにて営業利益を求める部分の計算で関わる、企業本来の営業活動による純資金流入額とされています。
他方、本図解で示した「営業活動によるキャッシュフロー」は、営業活動から発生したキャッシュフローにプラスして、投資活動でも財務活動でもないものを含んでいます。
なので、概念として別物かと…。ホントに参考程度ですいません😅

【法律学のご参考】 畑違いながら😅、憲法学・行政法学でもある発想なのですが、三権分立において、他の二つ(立法と司法)に属さない作用は行政に属すると解する解釈があります(そう解するため行政が肥大化する🥶)。一応、通説です…。

出典というか、公法学の文脈より…。

実務は横断的ですし、試験の縦割りは弊害かもしれませんが😅、
財務分析ではキャッシュフローはもう算出された後なので
端的に、当期の営業キャッシュフローは○○円であった、
とデータが配布されます。

他方、この図解は、試験範囲的には、財務諸表(論、と付けるのは税理士試験)のほうに属しています(算出して表作成する過程なので)。

未成工事収支比率

意義

未成工事支出金に対する未成工事受入金の割合。

大きいほど◎、なのは同上なんですが。
100%以上が望ましいとされています。

意味するところは、現在進行中の工事に関して、
資金の立替状況、固有の支払い能力を示す
とされています。

算式

$$
未成工事収支比率【%】=\frac{未成工事受入金}{未成工事支出金}×100
$$


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