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フィールドアーカイヴ株式会社は「先人の叡智をいまの力に」を理念に、先人の遺したものをいかに次に伝えていくかを考える会社です。https://field-archive.com/

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  • フィールドアーカイヴ インタビュー

    全国の博物館、美術館、文学館、記念館、資料館などをたずねて その建物の責任者、館長、学芸員さん達に直接、資料や施設の保存・公開の方法を伺うことによって どのようにして貴重な資料を遺しているのか、また逆に不安に思っていることなどを伺うことで 同じような施設を持つ方々、これから資料を保存公開しようと思っている方々へのヒントを共有していきたいと考えています。

  • 「ソニー技術の秘密」にまつわる話

    ここでは、ソニー株式会社の研究技術開発の要を果たし、「ソニー創成期の基礎技術」を確立させた 木原信敏 (きはら のぶとし) の著書『ソニー技術の秘密』に記された研究開発の歴史を振り返りつつ、製品又は人物等にまつわる話を、本人の残した写真、資料等を交えて紹介しています。

  • ソニー創成期を辿る史料

    世界的企業となったソニー創成期を辿る、おすすめの史料をご紹介。

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    オフセット版『新実力主義』/盛田 昭夫著

    1969年に発表された『新実力主義』は、ソニーを世界的企業に成長させ、経済界や産業界に大きな影響を与えた伝説の経営者 盛田昭夫氏による『学歴無用論』に続く2冊目の経営書です。 ◆───────────────────────  このサイトのみの特典 ───────────────────────◆ 『新実力主義』の印象的な文章を元にイラストを書き下ろしていただいた「盛田昭夫「新実力主義」語録 ポストカード」を1枚、おつけします。 ◆───────────────────────  書誌事項 ───────────────────────◆ 著者:盛田昭夫 出版社 ‏ : ‎ フィールドアーカイヴ; 第一版 (2022/3/21) 発売日 ‏ : ‎ 2022/3/21 言語 ‏ : ‎ 日本語 単行本 ‏ : ‎ 262ページ ISBN-10 ‏ : ‎ 4909539107 ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4909539106
    1,815円
    Store. Field Archive
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    オフセット版『情熱の気風』/ 二宮 隆雄

    ◆───────────────────────  商品説明 ───────────────────────◆ 歴史を動かした経済人・教育者たちの原点を知る一冊! 著者の二宮隆雄氏は著書巻末にて、以下のコメントを残されています。 ” 私の友人で現東海市長の鈴木淳雄氏(半田高校の同級生)から、「小鈴谷村の鈴渓義塾を知っているか。明治の初めに英語や中国語などすごい教育をやっていた塾だ」と聞かされて、取材をはじめた。(中略)中部経済新聞の中村新一社長のご厚意で新聞連載が始まり、無事に1年1カ月の連載を終了し、こうして単行本にまとめ上げることができた。結果として知多半島の近代史の一部を書き残すことができたことは、筆者として望外の喜びである” (『情熱の気風』あとがき より) ◆───────────────────────  オフセット版のみの特典 ───────────────────────◆ 帯付、透明カバー付 ◆───────────────────────  復刊の経緯 ───────────────────────◆ 本著書は、平成15年から平成16年にかけて335回にわたって中部経済新聞に連載された作品に一部加筆訂正を加え、平成16年(2004)に中部経済新聞社より発行されました。 2019年に著作権保有者の許可のもと、復刊へ向けての活動を開始しました。 絶版本の章構成および文章内容はそのままに、多くの関係者のご協力のもと、表紙や写真等の装いをあらたに、参考資料を追加する等、皆様により読みやすい形でご提供いたします。 各関係者の方々、ご支援いただいた皆様にはこの場を借りてあらためてお礼申し上げます。 ◆───────────────────────  オフセット版 書誌事項 ───────────────────────◆ 著者:二宮隆雄 発行所:Field Archive Inc. http://field-archive.com 印刷・製本:シナノ印刷株式会社 http://shi-na-no.com
    2,200円
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    オフセット版『新実力主義』/盛田 昭夫著

    1969年に発表された『新実力主義』は、ソニーを世界的企業に成長させ、経済界や産業界に大きな影響を与えた伝説の経営者 盛田昭夫氏による『学歴無用論』に続く2冊目の経営書です。 ◆───────────────────────  このサイトのみの特典 ───────────────────────◆ 『新実力主義』の印象的な文章を元にイラストを書き下ろしていただいた「盛田昭夫「新実力主義」語録 ポストカード」を1枚、おつけします。 ◆───────────────────────  書誌事項 ───────────────────────◆ 著者:盛田昭夫 出版社 ‏ : ‎ フィールドアーカイヴ; 第一版 (2022/3/21) 発売日 ‏ : ‎ 2022/3/21 言語 ‏ : ‎ 日本語 単行本 ‏ : ‎ 262ページ ISBN-10 ‏ : ‎ 4909539107 ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4909539106
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    オフセット版『情熱の気風』/ 二宮 隆雄

    ◆───────────────────────  商品説明 ───────────────────────◆ 歴史を動かした経済人・教育者たちの原点を知る一冊! 著者の二宮隆雄氏は著書巻末にて、以下のコメントを残されています。 ” 私の友人で現東海市長の鈴木淳雄氏(半田高校の同級生)から、「小鈴谷村の鈴渓義塾を知っているか。明治の初めに英語や中国語などすごい教育をやっていた塾だ」と聞かされて、取材をはじめた。(中略)中部経済新聞の中村新一社長のご厚意で新聞連載が始まり、無事に1年1カ月の連載を終了し、こうして単行本にまとめ上げることができた。結果として知多半島の近代史の一部を書き残すことができたことは、筆者として望外の喜びである” (『情熱の気風』あとがき より) ◆───────────────────────  オフセット版のみの特典 ───────────────────────◆ 帯付、透明カバー付 ◆───────────────────────  復刊の経緯 ───────────────────────◆ 本著書は、平成15年から平成16年にかけて335回にわたって中部経済新聞に連載された作品に一部加筆訂正を加え、平成16年(2004)に中部経済新聞社より発行されました。 2019年に著作権保有者の許可のもと、復刊へ向けての活動を開始しました。 絶版本の章構成および文章内容はそのままに、多くの関係者のご協力のもと、表紙や写真等の装いをあらたに、参考資料を追加する等、皆様により読みやすい形でご提供いたします。 各関係者の方々、ご支援いただいた皆様にはこの場を借りてあらためてお礼申し上げます。 ◆───────────────────────  オフセット版 書誌事項 ───────────────────────◆ 著者:二宮隆雄 発行所:Field Archive Inc. http://field-archive.com 印刷・製本:シナノ印刷株式会社 http://shi-na-no.com
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ソニー創業者・盛田昭夫とその妻良子の人生から、人との揺るぎない「縁」を学ぶ〜 『盛田昭夫塾』 前編

『財団博物館』インタビュー (1) 「「盛田昭夫塾」は盛田家の15代当主でもありソニー創業者の一人でもある盛田昭夫とその妻良子の「人となり」を紹介する記念館。造り酒屋の当主でありながらソニーを創業した背景や三省堂書店創業者の孫として育ち、日本を代表するビジネスマンの妻として務めあげた良子の人生を紹介します。」 (公式URLより「概要」) Interviewee:盛田 直子様(盛田昭夫塾 館長) Interviewer:木原 智美(フィールドアーカイヴ 代表) (インタビ

    • 8,000人を超える署名運動により、取り壊しを免れた歴史的建築物!生きた施設としてあらたな歴史を紡ぐ〜 『旧中埜半六邸』

      『NPO管理運営施設』インタビュー (1) 「半六邸の取り壊しに反対する署名活動を行ったメンバーを核として「半六邸を遺して活かす」をミッションに結成された特定非営利活動法人です。半六邸を舞台に、人と人を結んで、半田の歴史や文化、暮らしを発信し、賑わいと活気あふれる半田運河のまちづくりに寄与することを目的としています」 (公式URLより「NPO法人 半六コラボについて」) Interviewee:杉浦様(半六コラボ理事長)、阿部様(半六コラボ副理事) Interviewer

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        『市営博物館』インタビュー (1) 「東海市出身の江戸時代の儒学者・細井平洲(ほそいへいしゅう)先生の記念館です。平洲先生の業績や、書画等の作品を中心に展示しています。また、館内の1室・郷土資料館には、知多式製塩土器をはじめとする東海市の考古資料や民具等を展示しています。」 (平洲記念館・郷土資料館 公式サイト より抜粋) Interviewee:立松様(平洲記念館 館長) Interviewer:木原(フィールドアーカイヴ 代表) (インタビュー収録:2020 / 2

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          画像・映像処理分野における、最先端技術の研究・開発及び商品化を行う 〜 『ソニー木原研究所』 設立

          『ソニー技術の秘密』にまつわる話 (59) 1988 (昭和63)年10月、東京通信工業の時代からソニーの発表する日本初・世界初の製品のほとんどに関わっていたソニーの技術者・木原信敏は『ソニー木原研究所』を設立します。 私は定年になりまして、「ソニー木原研究所」を設立させてもらいました。 一番最初に、 「木原研究所」というのは何をすべきか? と井深さんに問われまして、私はもう絶対に画像をコンピュータで記録したり、編集をしたい。そういうことの出来る時代になるから、その研

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          自分は失敗のノウハウを全部持っている! 『失敗をラッキーと思え』

          『ソニー技術の秘密』にまつわる話 (58) ソニー創業者の一人・井深大 (いぶか まさる) 氏の秘蔵っ子といわれ、日本初のテープレコーダー、世界初の家庭用VTRなどの開発者・木原信敏 (きはら のぶとし) 氏は、1988 (昭和63)年に発足した『(株)ソニー木原研究所』の代表取締役として、「三次元コンピューター・グラフィックス」のシステム開発を主に、独創かつ創造的商品の研究開発を行い、開発に苦労する多くの優秀な若き技術者たちへの応援の言葉として、自身の経験から「失敗をラッ

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          150分の映画をわずか1分でダビング!レンタルビデオ産業を活性化させた 〜 高速ビデオテープダビング装置『スプリンター』

          『ソニー技術の秘密』にまつわる話 (57) 『U-matic』や『ベータマックス』といった家庭用 VTRの商品の誕生により、誰もが簡単にテレビ映像を録画できるようになり、いつでも好きな時にテレビ番組を視ることができるようになりますが、ソニーの技術者・木原信敏は ビデオを単なるタイムシフトマシンに留めたくない と考え、映画などの娯楽映像を見られるのもホームビデオの楽しみであると考えるようになります。 家庭用VTRが普及すれば、それだけパッケージ映像の市場は拡大すると考え

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          日本の磁気記録技術の開発史の決定版! 〜 『日本の磁気記録開発 - オーディオとビデオに賭けた男たち』 中川靖造 著(ダイヤモンド社 1984)

          『ソニー技術の秘密』にまつわる話 (56) 企業戦略の視点から、日本における磁気記録技術の進歩の歩みを辿ったドキュメンタリー作品。 著者は、週刊誌や月刊紙の取材記者として活躍しフリーライターとなった中川靖造 (なかがわ やすぞう) 。 本書の他にも『次世代ビデオ戦争』、『日本の半導体開発』や『海軍技術研究所』といった日本の科学技術関連の著書をいくつか残されています。 「裾野の広い磁気記録開発史からみれば、ほんの一側面でしかない」 と、著者本人が語っているとはいえ、お

          日本の磁気記録技術の開発史の決定版! 〜 『日本の磁気記録開発 - オーディオとビデオに賭けた男たち』 中川靖造 著(ダイヤモンド社 1984)

          「電気は正直だ」 第2特機部長 木原信敏 〜 SONYニューズ1964.12(No.84)

          『ソニー技術の秘密』にまつわる話 (55) ソニーが世界初となる家庭用ビデオテープレコーダー『CV-2000』を誕生させた1964 (昭和39) 年、ソニーの社内情報誌『SONYニューズ』に『CV-2000』の開発者・木原信敏 (きはら のぶとし、1926 - 2011) のコラムが掲載されました。 技術者ならではの視点で、木原のユニークな一面が垣間見られる内容になっています。 「電気は正直だ」 第2特機部長 木原信敏 回路を組んで実験中によくあることだが、複雑な組み

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          幼児教育用視聴覚装置『トーキングカード』

          『ソニー技術の秘密』にまつわる話 (54) ソニーの創業者の一人・井深大は、次の世代に託す人材教育は0歳から始めなければ取り返しがつかない。という基本理念を持っており、この井深大の幼児教育の発想を実現する方法として、おもちゃ感覚で遊びながら語学を習得させるというものがありました。 その井深大の夢を叶えるために、ソニーの技術者・木原信敏は、動物などの絵が描かれた幅200mm高さ80mm程度の厚紙のカードの背面に磁気をコーティングし、これを再生する装置『トーキングカード』を開

          幼児教育用視聴覚装置『トーキングカード』

          秘密裏に開発が進められ、半導体素子CCDとの融合により実現 〜 電子スチルカメラ 『MAVICA』

          『ソニー技術の秘密』にまつわる話 (53) 現像・焼き付けといった面倒なプロセスを必要とする銀塩写真よりも、もっと便利なカメラを作ることができる。 1980年 (昭和55) 年10月、ソニーの技術者・木原信敏は、VTR開発のノウハウを基に光学記録からさらに進んだ磁気記録による「電子スチルカメラ」の開発を決心します。 すでにシート状の磁気媒体に画像を記録するノウハウは、『シートレコーダー』や、 その他の磁気カードを活用したいくつかの試作品開発から手元にあり、CCDカメラ

          秘密裏に開発が進められ、半導体素子CCDとの融合により実現 〜 電子スチルカメラ 『MAVICA』

          時代を先取りし試作研究が続けられた、磁気シートを活用した『MAVICA(旧マビカ)』ビデオ・カードシステム

          『ソニー技術の秘密』にまつわる話 (52) 1970年初頭頃より、後に『MAVICA』として大きな反響を生む電子スチルカメラの誕生に繋がる、磁気シートを記録媒体とした、カード型のビデオシステムの研究がソニーの技術者・木原信敏によって進められていました。 まずは、 1972 (昭和47)年、 カード型磁気記録媒体の実用的な製品提案として開発された『電子新聞』。 外径200mm x 200mmの薄いジャケットに入った磁気シートが自動的に機器にセットされ、直径50㍉程度の回

          時代を先取りし試作研究が続けられた、磁気シートを活用した『MAVICA(旧マビカ)』ビデオ・カードシステム

          円盤状の磁気シートをレコードのように回転 〜 静止画を可能にした 『シートレコーダー』

          『ソニー技術の秘密』にまつわる話 (51) VTRの使用用途の一つとして、高速動作の分析が挙げられますが、VTR以前の高速動作の分析にはフィルムが使用されていました。 VTRも誕生直ぐには対応は難しく、機能が改善され、倍速やスロー再生といった特殊な再生方法を可能にする半導体メモリの導入によって実現のものとなったのです。 1971 (昭和46)年、世界初のビデオ・シートレコーダー (白黒動画像磁気記録再生機) 及び、カラー・デモンストレーター (カラー・スチール画再生機)

          円盤状の磁気シートをレコードのように回転 〜 静止画を可能にした 『シートレコーダー』

          SF作家 星新一によって描かれたVTR普及後の未来の話 - 『ビデオコーダーがいっぱい』 星新一著(SONYニューズ 1965)

            『ソニー技術の秘密』にまつわる話 (50) 一般家庭にビデオを普及させていくという思いからコンシューマ・ビデオ(Consumer video) の略から「CV」と名付けられ、数々のコストダウンのアイディアと、それらを組み合わせた努力により、ソニーより世界初として誕生した家庭用ビデオテープレコーダー『CV-2000』。 このVTRが発売された翌年1965 (昭和40) 年1月に、ソニーの社内向け冊子『SONYニューズ』No.85にこの『CV-2000』をテーマにした「ち

          SF作家 星新一によって描かれたVTR普及後の未来の話 - 『ビデオコーダーがいっぱい』 星新一著(SONYニューズ 1965)

          吹上御所に設置された、ソニーの隠れた開発品 〜 天皇陛下の 『トランジスタ・インターフォン』

          『ソニー技術の秘密』にまつわる話 (49) 宮内庁とソニーの関係は古く、ソニーが東京通信工業の時代から国産初、または世界初の製品が開発されると昭和天皇皇后両陛下、皇太子殿下、皇族の方々が会社を訪問され、見学をされていかれることが多々ありました。 こういった背景から、1961 (昭和36) 年、東京通信工業 (現ソニー、以下 東通工)の技術者・木原信敏は、宮内庁から 「天皇皇后両陛下と侍従、女官を結ぶ使いやすいインターフォンを」 との依頼を受け制作を開始します。 “

          吹上御所に設置された、ソニーの隠れた開発品 〜 天皇陛下の 『トランジスタ・インターフォン』

          専売という歴史的な側面からタバコと塩の正しい情報をつたえる 〜 『たばこと塩の博物館』 後編

           『企業博物館』インタビュー (3)  「単に収集した資料を展示するにとどまらず、日本専売公社(設立当時)が扱う専売品であったたばこと塩に関する文化史・産業史などの調査研究や資料収集を行い、系統的にたばこと塩の正しい情報を伝え、たばこ産業・塩産業の理解と周知をはかる」 (設立趣旨:常設展示解説ガイドブックより) interviewee:千々岩様 (たばこと塩の博物館 館長)   、袰地様 (同館 広報担当主任) interviewer:木原(フィールドアーカイヴ 代表)

          専売という歴史的な側面からタバコと塩の正しい情報をつたえる 〜 『たばこと塩の博物館』 後編