『重く受け止め、しかるべき調査を行う』 誤り 119カ所 判例集 248カ所 ウェブサイト 最高裁判所 2021.10.17 日本 20211018

 2021.10.17最高裁判所が出した重要な司法判断を掲載している公式資料『判例集』のうち、著名な大法廷判決12件に判決文の原本と異なる誤りがあることが判明しています。
 その数は、119カ所に上っています。
 最高裁判所のホームページ版では、248カ所の誤りが見つかっています。
 最高裁判所は『利用者及び国民の皆さまに大変申し訳なく思っている。重く受け止め、しかるべき調査を行う』としています。

https://www.courts.go.jp/toukei_siryou/siryo/hanrei/index.html
裁判所ウェブサイト及び最高裁民事・刑事判例集に掲載されている裁判例における記載の違いについて | 裁判所
令和3年10月18日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/137350
最高裁判例集、120カ所に誤り 著名判決12件、表現欠落も:東京新聞 TOKYO Web

 以下の例のように、最高裁判所の判断は、司法判断を下す上での指針となっています。
 その指針となる最高裁判所の判断を収めた判例集及び、最高裁判所のウエブサイトに誤字脱字や表現の脱落による誤りは、あってはならないことです。

https://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken05_00037.html
法務省:ヘイトスピーチに関する裁判例
一般に,表現行為を制限する場合には,憲法第21条第1項が保障する表現の自由との関係が問題になります。最高裁判所が「表現の自由は民主主義社会において特に重要な権利として尊重されなければなら」ないと判示しているように,表現の自由は数ある人権の中でも特に重要な権利であり,安易に制限されてはならないものです。しかし,最高裁判所が「憲法21条1項も,表現の自由を絶対無制限に保障したものではなく,公共の福祉のため必要かつ合理的な制限を是認するものであ」るとも判示しているように(最高裁判所第二小法廷・平成20年4月11日判決),どのような表現行為でも常に許されるというものではありません。

 判例集は、法律の研究やほかの裁判でも引用されています。
『信頼性が揺らぎかねない』と指摘されています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20211018/k10013312311000.html
最高裁の「判例集」にミス 誤記載100か所以上見つかる | NHKニュース

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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20211018/k10013312311000.html
最高裁の「判例集」にミス 誤記載100か所以上見つかる | NHKニュース

http://www.tokyo-np.co.jp/article/137350
最高裁判例集、120カ所に誤り 著名判決12件、表現欠落も:東京新聞 TOKYO Web

http://www.sankei.com/article/20211017-QHRBB6S2FBJ5DF7OPX2O3WOG34/
最高裁判例集に誤り120カ所 表現の欠落も - 産経ニュース

http://www.nikkansports.com/general/news/202110170000950.html
「法務大巨」「検祭官」「弁護入」裁判所HPの判例データに多数の誤字脱字 - 社会 : 日刊スポーツ

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