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【3/8 国際女性デー】富士通ゼネラルグループ 女性活躍推進のいまを知る【社員インタビュー】

こんにちは、広報担当のMです。
本日3月8日は「国際女性デー(International Women’s Day)」です💐
女性の生き方を考える日として様々な啓発イベントが行われており、関連するnoteの投稿もたくさん見受けられました!
私たちのnoteでは、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)推進担当へのインタビューを通して、富士通ゼネラルグループの女性活躍推進の取り組みをお伝えします🎤


Interviewee

富士通ゼネラル 人事部 
中村 祐太:2021年7月より労務・D&Iチームへ異動し、社員エンゲージメント向上施策などを担当。MBTIはENTPで、国際女性デーである3月8日は、私の誕生日でもあります!

上野 安結子:新卒採用を担当したのち、2024年1月より労務・D&Iチームへ異動。MBTIはESFJで、人と接することが大好き。趣味はスポーツ観戦。最近ハマっているものはハチミツ。

Topics 1. 富士通ゼネラルグループ 女性活躍推進のいま

ー 昨年は女性取締役との座談会を開催しました。その後社内に変化はありましたか?

(中村)座談会では「取締役や先輩社員から背中を押してもらえて自信がついた」「経営目線のアドバイスで視野が広がった」といった前向きな声が寄せられました。

(上野)女性社員数は全社で15%程度とまだ少ないですが、座談会などを通じた社内の“出会い”によってコミュニティの輪が広がっていると感じています。

ー 新たにリーダーや管理職になった方もいらっしゃったとか。

(中村)2023年度は5名の女性社員が昇格されました!

(上野)複数のお子さんを育てながらリーダーや管理職を務めている方や、海外駐在した方や、赴任中の方など、たくさんの方がいろいろな形で活躍されています。
そのようなロールモデルがより多くの社員にとって身近な存在となることを、D&I推進担当として目指しています。

富士通ゼネラルでは、2022~2026年度に「女性活躍推進法に基づく行動計画」として「新任管理職・リーダー層に女性従業員を合計1 5 名以上の新規昇格」という目標を掲げています。

Topics 2. 男性育休の取得率増加と目標の更新

ー 男性社員の育休取得率も年々増加していますよね。

(中村)はい、数年前に比べて格段に取得しやすくなったと思います!
2022年の育休取得率は47.1%で、目標を大幅に上回りました。これを受けて現在はより高い目標へと更新しています。

2023年10月1日からの新目標
「2025年度までに、育児休職又は配偶者出産休暇を取得した男性従業員の割合を100%とする。正規雇用従業員の男性の育児休職取得率を70%以上とする。正規雇用従業員の男性の育児休職の平均取得期間を6週間(42日間)以上とする。」

(上野)中には育休のメリットや希望に本人や周囲が気づいていないケースもあります。個別に声をかけたり情報提供をすることで、今後は潜在的な希望者を掘り起こしていきたいと思います。

(中村)希望者はもちろん100%取得できる職場づくりを目指していきます!

ー 男性育休は女性の働きやすさにもつながっていますか?

(上野)つながっていると思います!男性社員の育休取得が「当たり前」と思う人が増えれば増えるほど、男性・女性を問わず仕事にも育児にも注力しやすい環境になっていると感じます。

(中村)育休から復帰した男性社員は「育児の時間を確保しようと、以前に増して業務の効率化を意識して工夫するようになった」と話していました。育休をきっかけに仕事への取り組み方にも変化があったようです。

Topics 3. 男女の賃金差異の情報公表について

2022年7月に女性活躍推進法に関する制度が改正され、常時雇用する労働者が301人以上の事業主を対象として、「男女の賃金の差異」を情報公表項目に追加することが義務付けられました。
当社も厚生労働省の「女性の活躍推進企業データベース」や有価証券報告書で情報を開示しています。

富士通ゼネラルの公表内容について教えてください。

(中村) 男性の平均年収を100%とした場合の、女性の平均年収は70.0%でした。

ー 思ったよりも差がある結果ですね。なぜ30%も差があるのでしょうか?

(中村) 性別による制度上の違いはありませんが、役職や年代など、人員構成に男女差があるので、平均年収に差が発生していました。

ー たしかに、女性社員数は全社で15%程度とのお話もありました。

(中村)女性社員数を100%とした場合の女性管理職の人数割合が、男性と比べて低いことや、女性は若い世代の人数割合が男性に比べて高いことが大きな要因であると分析しています。

(上野)私は以前新卒採用を担当しており、女性の採用に力を入れていました。若い世代の割合が高いので30%という数字は納得です。

ー ちなみに一般社員だけで比較した場合、平均年収に男女差はありましたか?

(中村)その場合は女性の平均年収は男性の約80%です。差が少し小さくなりますが、男女差はありますね。
女性の方が若い世代の人数割合が高いことや、時間外勤務手当(いわゆる残業代)の平均金額が女性の方が少ないことが要因にあげられます。

(上野)これは育児のために、短時間勤務制度を利用されている方もいるためですね。今回の調査で時間外勤務の平均時間を比較すると、男性の方が約10時間長いという結果に。「働き方」が、年収の差につながっていることも見えてきました。

(中村)その他にも、一部の層では、平均年収は男性の方が高いにも関わらず、平均賞与額は女性の方がやや高いということがわかりました。
賞与額は、半期ごとの成果に応じて金額が決定されるため、この層では「女性の方が成果をあげている」、すなわち生産性が高いと捉えることもできます。

ー 数値を紐解いていくと、差異の解消に向けたヒントが見つかったのですね。

(中村)はい。大きな要因である人員構成の男女差については、時間をかけて解消を目指していきます。そして今できることとして「働き方」や「成果を出す力」にも着目して、少しずつ対応していきます!

ー この取り組みは厚生労働省のWEBサイトでも事例として紹介されました。

(上野)インタビューが掲載されているのでぜひご覧ください!

ー ありがとうございました!

おわりに

ここまでお読みいただきありがとうございました✨
富士通ゼネラルグループは多様な人材がお互いに価値観の違いを認め合い、組織力を高め、大きな目標に挑戦していくことが大切であると考え、D&Iを推進しています。

近いうちに男性育休の新たな体験記も皆さまにシェアしたいと思っていますので、ぜひお楽しみに👐

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