フェムケアを考えるOL Miwawan

元作業療法士、現在OLです。 日々、女性特有の身体の悩みや、社会で生きる女性ならではの…

フェムケアを考えるOL Miwawan

元作業療法士、現在OLです。 日々、女性特有の身体の悩みや、社会で生きる女性ならではのライフステージとキャリアとの悩みに 向き合い、奮闘しています。 自らの経験や体験をベースに情報収集し、フェムテック、フェムケアなどの女性の健康に関する情報を発信します。

最近の記事

  • 固定された記事

女性と子育てとキャリア

私は会社で働く中で悩みがあります。 会社の中で活躍し続けたい。 今、どんどん新しいお仕事を任せられていて、さらに全社員の業務にかかわるシステム開発にも携わり始めました。 これからもこの調子でステップアップし続けて、昇進昇格を目指したい。 会社で不可欠な人材であり続けたい。 でも、私の中にはもう一つの心があります。 主人と仲良く家庭を築き、はや丸5年。 徐々に生活の基盤が整えられてきた今、そろそろ子供をつくりたい。 30歳を過ぎて妊娠適齢期もあとわずかに差し掛かってきてしま

    • 女性の人生を変える低用量ピル

      上記記事にて低用量ピルについて紹介をしてきました。 低用量ピルは、一回の生理周期の中で排卵を起こさせず・子宮内膜が成長させないため、避妊や月経痛の軽減に効果があります。 私も月経困難症で悩んでいた一人でした 私もかつて、いわゆる月経困難症に悩まされていました。 生理2日目・3日目は出血量が特に多く、以前は身体を動かす仕事だったため ナプキンがずれて失敗してしまうこともあったり、 毎月月経のたび重い下腹部痛や頭痛で朝ベッドから起き上がることができず 会社を休むこともしばし

      ¥200〜
      割引あり
      • デリケートゾーンをぷるぷる・いい香りに

        先日ドラッグストアショーに参加してきて、ご紹介したこちら 下着メーカー ワコールより、ナリス化粧品と共同開発して発売されているyojoy(「ヨジョイ」)デリケートゾーン用オイル サンプルでいただきました。 お風呂やトイレで見るたびにがっかりしていたデリケートゾーン。 保湿ケアはしていてもあまり変わり映えがしておりませんでした。 運動も良くするため、汗ばむことが多いためニオイも気になってしまい なかなか自信を出すことができずにおりました。 開封してみるととてもいい香りでド

        • デリケートゾーンがぷるぷるinドラッグストアショー

          お風呂でデリケートゾーンを洗っているときや、トイレで用を足した後に吹いているとき デリケートゾーンがしわしわになってる・・・→自信がなくなる こう感じてしまうのは私だけでしょうか・・ 主人は何も言わないし、見せる場所ではないので、ケアの優先順位は落ちてしまうのです。 座っているとき・歩いているとき、ずっとデリケートゾーンには摩擦・荷重続いているし、お肌に負担になりにくい素材の下着は割高だから何枚もそろえられない。(かわいいブラジャーとセットで揃えたい気持ちもあります)

        • 固定された記事

        女性と子育てとキャリア

          フェムケアを求めてinドラッグストアショー2024(デリケートゾーンソープ紹介)

          2024年8月30日~9月1日まで開催されているドラッグストアショーへ、昨日8月31日に行ってまいりました。 大きい展示場のおよそ5分の1くらいはフェムケアゾーン。各企業の新商品や目玉定番商品が紹介されていました。 「フェムケア・フェムテック」は2022年位から日本の世間に言葉が認知され始め、徐々にマスコミ・インフルエンサーを介して広がってきました。 そして現在各企業・病院・官公庁でフェムケアに関する商品開発・協力やリテラシーの普及に力を入れらいて、ドラッグストアやロフトな

          フェムケアを求めてinドラッグストアショー2024(デリケートゾーンソープ紹介)

          排卵痛って知ってる?【対策・予防】

          前回、排卵痛の起きるメカニズムや痛みの症状などについてお伝え致しました。 ただでさえ生理痛でつらいのに、排卵痛も・・・本当にいい加減にしてほしいですよね(涙) でもご安心くださいね。しっかりケアする手段はあります。 排卵痛への対処・予防(服薬編) 排卵痛の痛みの度合いや症状は人さまざまです。 辛い痛みが生じた際には、生理痛の際に服用する痛み止めと同様の鎮痛剤を服用することができます。 ※「生理痛【改善策・予防策①】」にて詳しいお薬を挙げて紹介しております。 しかし、ここで

          排卵痛って知ってる?【対策・予防】

          排卵痛って知ってる?

          「排卵痛」って聞いたことありますか? 生理痛はよく聞くし、言葉にすることも・体感することも多いと思います。 生理日から遠いのに、下腹部や腰の下のほうが痛むことがあったら排卵日の前後にある「排卵痛」かもしれません。 排卵痛とは 排卵が起きる際には、卵巣の壁を破って卵子が卵管に出てきます。このときに感じる痛みのことを言います。 生理痛の痛みのメカニズムとは異なりますので、生理痛とはまた違ったものですね。 ※生理痛のメカニズムは「生理痛【原因】」の記事にてご説明いたしましたので

          膣内フローラとは

          「腸内フローラ」は聞いたことがありますでしょうか。 腸内フローラとは、腸内に生息する様々な種類の細菌の集まりのことを指します。お花畑の用に多様な種類の菌が集まっているため、フローラ(=お花畑)と呼んでいます。 実は膣も同じで、膣の中にも多様な菌が共存しています。 そのため、膣内の菌の分布のことも「膣内フローラ」と呼びます。 膣の中の善玉菌が悪玉菌より優位であることにより、悪玉菌の増殖を抑えてくれます。 これにより、膣内を常に正常な状態に保ち、病原菌が感染しにくい環境を作

          低用量ピルってどうなの?

          みなさま、いつもご覧いただきありがとうございます。お役にたてる情報をこれからも記事にして参ります。ご質問や感想、改善点、もっとお知りになりたいことがございましたらぜひお気軽にコメントやメールをお待ちしております。 今回は【改善策・予防策①】にてお伝えしました、低用量ピルについてもう少し詳しくお話したいと思います。 成分 そもそも低用量ピルはどういうものかというと、女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)の成分が配合されたもので、病院にて処方されるお薬ですす。市販され

          低用量ピルってどうなの?

          デリケートゾーンのにおい・対策⑤

          デリケートゾーンのにおいと対策について、最終回です。 原因⑥:性感染症や細菌性膣症などに罹患している 性感染症や細菌性膣症に感染しているとデリケートゾーンから強いにおいを発してしまう場合もあります。 細菌やウイルスなどの、原因となる菌が性行為である性感染症のほか、 おりものによる自浄作用が低下や、雑菌の侵入によって引き起こされる細菌性膣症もあります。 性感染症や細菌性膣症の場合は以下のおりものの変化を伴います。 ・におい ・色 ・量 ・粘性 ・かゆみ ※性感染症はさま

          デリケートゾーンのにおい・対策⑤

          デリケートゾーンのにおい・対策④

          こんばんは。 本日も引き続きデリケートゾーンのにおいや対策をお伝えいたします。 原因⑤:通気性の悪い下着やナプキンムレや蒸れにより雑菌が繁殖している デリケートゾーンは常に湿っており温かいうえに、下着やナプキンを付けているため、蒸れやすく菌が繁殖しやすい環境です。 対策: ・なるべく通気性のよいコットン素材の下着を着用しましょう 通気性が悪いと汗をかきやすく、その結果下着の中が蒸れてしまいます。 ・生理用ナプキンを交換する頻度を高くしましょう 経血は気化するため蒸れや

          デリケートゾーンのにおい・対策④

          デリケートゾーンのにおい・対策③

          今回も引き続きデリケートゾーンのにおい対策についてお伝えいたします。 原因④:膣内の善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れている 腸内には善玉菌や悪玉菌が棲みついている”腸内フローラ”広く知られていますが 実は膣内にも同様に”膣内フローラ”があります。 健康な膣内フローラの大半を占めるのは「デーデルライン桿菌」と呼ばれる乳酸菌です。 乳酸菌は乳酸を作り出すことで膣内を酸性に保ち膣内に雑菌が侵入したり繁殖することを抑えて感染症から守ってくれています。 また、乳酸菌が作る乳酸は、

          デリケートゾーンのにおい・対策③

          デリケートゾーンのにおい・対策②

          前回に引き続き、においの原因別に対策をお伝えいたします。 原因③:アポクリン汗腺の数が多い、体質的に汗をかきやすい 対策:新陳代謝が高かったり、汗腺の数が多い方は汗をかきやすい傾向にあります。 新陳代謝が高いことや、汗腺がおおいことは病気ではありませんが、においに対するケア(対症療法ですね)が中心になります。 とはいえ一日に何度もお風呂に入ることは現実的ではありませんし、でもトイレに行く度ににおいが気になるからなんとかしたい・・とても共感いたします。 こういうときに

          デリケートゾーンのにおい・対策②

          デリケートゾーンのにおい・対策①

          今回はこの時期とくに気になる、デリケートゾーンのにおいについてお話したいと思います。 お風呂に入るとき、トイレに行ったとき、着替えをしているとき、ふとしたときに気になるデリケートゾーンのにおい 私もお風呂に入り裸になったときに特に気になり、家族に指摘をされたこともあります。全く悪気はない様子でしたが、それがとてもショックに感じたことがあります。 しかし、原因に応じた対策をしたことで現在は自分でも気にならない程度まで改善してきました。ぜひこちらで紹介したいと思います。 匂

          デリケートゾーンのにおい・対策①

          生理痛【改善策・予防策③】

          ここまで、医療・食事・運動の観点で改善策をお話してきました。 ■ リラックスできる手段を見つけておく 最後に、もう1つ大切な方法をお伝えしたいと思います。 それはなるべく穏やかな手法で自分がいちばんリラックス出来る方法を見つけておくことです。 副交感神経が優位になるとリラックスし、生理痛か緩和されます。 ホットミルクを飲んだり、柔らかいソファやベットの上で好きな本や雑誌を読むのも良いでしょう。 アロマを焚くのもオススメです。 アロマの中でも生理痛に効果があるのが ラ

          生理痛【改善策・予防策③】

          生理痛【改善策・予防策②】

          前回投稿では、生理痛を改善するための服薬・受診などの医療的介入に関する策をお話いたしました。 今回は、ご自身で日常的にできるセルフケアについてお話いたします。 ■ 生理痛緩和器具の使用 ドラッグストアや雑貨店などで見かける、よもぎ温座パットはご存じですか? 生理中は使用ができないものになりますが、下腹部特に子宮に近いところ・冷えやすいところを温めてくれるため血行が促進されるため非常に有効です。 生理痛の原因でもお話しましたが、生理痛の原因物質「プロスタグランジン」は子

          生理痛【改善策・予防策②】