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プロがプロであるために…

日本のなかで、テロや暗殺事案が日中の多くの人が集まって注目をしている中で堂々と行われてしまった不思議…

昨日は、この日本発のニュースが世界のトップニュースとして速報された…どういった背景なのかは不明だけど、命を落とされたのは凄く残念…

これからの演説は、防弾チョッキ等が必要不可欠かも…

個人的には、あの至近距離に人が入れるのは信じられない…
3m程度だと誰が狙っても、そこそこ当たってしまう…

ここにきて、英国のジョンソン首相関連の一連の流れで、世界は、そしてウクライナに対する結束を含め、世界情勢の変化が懸念されてきたけど、まさか日本で暗殺、テロが起こるとは…

何か予期せぬ時代の不穏なパンドラの箱が開けられてしまったかのような変な感じがする…

1発目が打たれて、誰も安倍さんを守ってないですね。
ドラマの見過ぎかもしれないけど、普通はSPが安倍さんに覆いかぶさるような気がするけど、その動作すらない…
そして至近距離から2発目を打たせてしまってる…
SPではなくて、普通の巡査とか警官が、スーツを着て周りにいただけのような感じですね…

そして、病院の会見があり、警察の会見もあったが、なんとなく警察の会見ははぎれの悪さを雰囲気として感じ取れた…
これだけ大きな事象なのに、会見に県警本部長が出てこないのは何故なんだろう…違和感を抱いた…

ただ、一連のニュースで、ちょっとひっかかるのは、やはり警備の問題とその対応…

プロとしての責務

わたしのいる業界も多くのプロで成り立っていますが、最近はそのプロの質そのものが低下していることは、FBなどでもたびたび取り上げています。
そこに抱く感覚が、もはや日本のあらゆる産業、あらゆる分野でも、表面化しつつある、いや表面化している問題なのかも知れませんね…

テレビドラマで刑事ものやSPものも視聴していた記憶はありますが、例え番組そのものはフィクションであっても、描かれる職業としてのプロ意識というか責務ってフィクションの中にも伝わるものがあるように思うんですよね~♪

その意味では、SNSに投じられる動画等を拝見すると、確かに犯人確保に一人挑んだSPか警官は立派だと思うけど、何のために警備をしているのかという点では疑問符も残った次第…

警備の隙という点では、ケネディ暗殺的な、後々の疑問が多数散見される過去の出来事と同じように、疑問点は多数見つかりますね…

個人的には選挙演説等はなくとも、政権放送や、ネットでの公的な選挙チャネルを設けて、そのチャンネル内で選挙演説活動ができ、立候補者がある程度公平にネット内で遊説できる時間とページを開放すれば、それで良いような気もするけど…
(以前、東京の沿線駅そばの物件に住んでいたことがあって、選挙等があると、駅前で拡声器で大きな声で連呼されると、嫌になる経験もありまして、どんな候補のどんな内容よりも、大きな音がするのが嫌なんですよね~♪)

いずれにせよ、プロがプロであるために何をすべきかという点では、日本のあらゆる分野に共通の課題かも知れません…

プロの厳しさと優先順位

いずれにせよ、警備すべき人を守れなかったのはプロとしては落第点となる。

警護は厳しい職だけど、それだけに日ごろからの訓練を怠れないはず…
肝心な時に守れなかったのは、専門職としては合格点にはならないだろう…

そして新たな情報も…

SP7人、県連スタッフ15人だったらしい…

県連スタッフは、素人だから仕方がないのかも…

でもSPが7人とすると、犯人確保に5人程度くらいは集まっていたようだし、女性のSP1人も映っていたようなので、ほとんどのSPは、犯人確保の方に遅まきながら動いて、警護すべき方向には注意が払われれいないという状態が、色々な映像からうかがえますね…

やはり何のためのSPなのか、存在意義が問われますよね…

それは警護する人の代わりに死んでくれなんていう乱暴な意見でもなく、職務を全うするための優先順位は何なのか、が徹底されてなかったということですね。

現場に警備部長も行って指揮していたということだから、とっさの判断の優先順位が間違っていると思いますね…

専門職の存在意義って、その優先順位を間違うと、存在の意味がないわけで、それだからこそ、あらゆるプロはプロとして生きていられるわけですよね~♬

姉歯関係の設計偽装じゃないけど、強度計算を間違った建物は問題があるように、物事の優先順位を間違ったポリシーで働くようでは、プロとしての存在意義は確実に問われるよね~♬

SPは警護する人との信頼関係で成り立ち、そのために特に警視庁のSPは、頻繁に人を代えないという情報もでてきましたが、その信頼関係というのが、このたった一つの件で揺らいでしまう可能性もありますよね…

プロってそれだけ厳しいものなんですよね…

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