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無料版 徒手療法家のためのファシア考察

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#解剖学

またまたしばらく更新できずにすみません。

前回のブログから2ヶ月以上も更新できていないで申し訳ない限りです。すくなくとも我々徒手療法家が考慮すべきファシアについての新情報は今の所見つかっていません(というか私が見過ごしているだけかも)。

ここ1ヶ月は痛みや徒手療法に関する本やブログを読み漁っていて、今読んでいる本を読み終えたらそのまとめ的なブログは更新しようと思っています。

その今読んでいる本の中からこれだけは真っ先にこのブログで紹介

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エビ蔵(笑

俗に「エビデンスを突きつけ相手を論破しようとすること」を「エビデンスで殴る」と言うようです(エビ蔵ともいうらしい(笑)。そのことに関して面白い記事を見つけました(リンク)。

詳しくはその記事を読んでもらうとして、ブログ読者の方々はおそらく

「それ(エビ蔵)って、お前のことだろ!」

と思われた方々も多いと思います(笑。

いや、そんなことは・・・・、全くありません(笑。ただ私が常にエビデンスで

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日本人は世界の徒手療法界の流れに乗り遅れるな!!!

1ヶ月ほど前に、あるイギリス人理学療法士が書いたブログが徒手療法界の間でバズりました(笑。彼は数年前からあらゆる徒手療法の効果に疑問を呈し、あらゆるところで世界中のセラピストたちと論争してきた人です(有料ブログを読むと誰だかわかります)。

彼だけでなく世界では今や多くのセラピスト、特に理学療法士達の間で「Evidence-based(エビデンスに基づいた)」治療をすべきと語られていて、特に理学療

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ファシアとは ---番外編①---

私がファシア(fascia)について扱ったブログを始めたのが2013年の秋ごろ。今でも一応ファシアについての最新情報は随時キャッチアップしていますが、初期の頃と比べてずいぶんと意見が変わったのも事実。その意見の変遷は有料ブログ全体を通して書いてあるので、興味のある人は見てみてください。

ところで今日、インターネットの某所でこの動画についての意見がいろいろと交わされていたました。(youtube上

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デルマトームを信頼しすぎてはいけない!

先日フェイスブックでシェアされていた動画が非常に興味深かったので、作者の了解を得て日本語字幕をつけてみました。

この動画をみて何も感じることがない人がほとんどかと思いますが(笑)、私のブログを読むと「へ〜ボタン」「ガッテンボタン」を押しまくりの動画だと思います(笑)。ぜひ皆様でシェアして考えて見て下さい。

Gil Hedley先生の解剖学のビデオの紹介

数年前に、Gil Hedley先生の世界的に有名なビデオ「integral anatomy」シリーズに、仲間の助けを借りながら全て日本語字幕をつけました。日々の臨床、解剖学の勉強、そして我々の体への敬意を持つ意味で改めて紹介したいと思います。動画上(youtube上)で字幕ボタンを押すと日本語が選択できます。この動画は単なる解剖学のビデオではなく、体を層、そしてつながりとして捉え、我々徒手療法家に

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有料ブログ「徒手療法家のためのファシア考察」のテーマ別紹介②---「深層筋治療主義に異議あり!」シリーズ---

日本の治療界ではびこっていると思われる考え、それが「深層筋を治療できてなんぼ!」ではないでしょうか?一番有名なのが大腰筋に鍼をさせないやつは腰痛をとか・・・(←実はこの大腰筋が腰痛の原因説はツッコミどころ満載です)

私がはじめて解剖実習にでたときに気づいた重要なことが

「いつも筋肉の凝りと思っていたものは、実は浅層ファシアの”固まり”のようなものでは?」

でした。そこで「深層筋治療主義に異議

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有料ブログ「徒手療法家のためのファシア考察」のテーマ別紹介---「ファシアとは」シリーズ---

はじめて私の有料ブログをnote.muで見つけてくれた人には、何がなんだか内容がわからないと思い、有料ブログの内容をテーマ別に紹介していくことにします。興味があれば有料ブログも読んでみてください。

「ファシアとは」シリーズの(1)から(4)では、今となってはいろんなところで目にかけるファシアの特徴と特性について述べています。また当時受講していたトム・マイヤーズ氏のウェビナーからの引用をもとに、フ

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