CHOS(ちょす)

映画の感想、自分なりの哲学や抽象的解釈で記載。 観る時の心境とか、経験によって評価は…

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映画の感想、自分なりの哲学や抽象的解釈で記載。 観る時の心境とか、経験によって評価は変わるけど、 全ての作品は素晴らしいと思ってる

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05.ザ・メニュー #映画解釈

1.今日の余談(考察ってなんだっけ)芸術作品は値段が付いた時点で、作品の内容ではなく商品として人目にさらされる。 多様性が求められている昨今、全シーンや全作品に理解はできない。 あくまで作品として、あくまで自分の中の考えを深めるもの。 情報共有は素敵だが、強要はナンセンスだろう。 苦手だった国語のセンター試験 「作者の気持ちをこたえよ」 自身が作品に触れるうえでは、作者の気持ちを理解することが正解ではないだろうと考えている。 2.あらすじ太平洋岸の孤島を訪れたカップルの

    • 02.ソウルフル・ワールド

      1.今日の余談(ダサさと愛嬌)「これは半年前、鬱で無職期間に描いたもの」 私は恵まれている。 日本に産まれ、家族は健康で、気の合う友人もいる。 しかし根暗で、真面目が故に反省をしすぎる節がある。 お豆腐メンタルどころか、形すらないんじゃないかというほど、メンタルは弱い。 真面目さがメンタルの弱さの要因でもあるが、崩れないように立たせてくれているのもまた真面目さだ。 他には、運が悪い。 大きなことではないのだ。ちょっとした残念が、毎日のようにある。 捉え方の問題だという人は是

      • 08.エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス #映画感想

        1.今日の余談(マルチバース)観る前になんとなく知っておくと楽しめるはず。 今作で使用されているSF要素、マルチバース。 昨今話題になっているので簡単に説明する。 私たちが存在する宇宙のほかに、似たような宇宙が複数存在する「多元宇宙論」のことで、これを受け入れてほしい。 そこにある宇宙達は、この宇宙と非常に似ている。 しかし、例えば自分が別の性別で生まれている。 他にも例えば、自分が別の人種・別の生物・もしかしたら生物ですらないかもしれない宇宙。 そういう異なった部分がある

        • 07.THE FIRST SLAM DUNK #映画感想 原作・アニメ未視聴です。

          1.今日の余談(嫌いを埋めれば、好きになる)・アニメキャラが苦手だった。  異様な容姿、セクシャルなビジュアルが物語のノイズになる。 ・アニメ映画が苦手だった。  時間の流れが編集され、ご都合主義なストーリーが論理破綻を産む。 ・3Dアニメが苦手だった。  周囲に対してキャラクターの動きに違和感が、観ていられない。 ・スポーツ漫画が苦手だった。  競技中の思考表現に、競技が添え物に感じる。 ・バスケットボールが苦手だった。  高身長で運動神経の良い男が怖かった。 そんな私に

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        05.ザ・メニュー #映画解釈

          06.余命10年 #映画感想

          1.今日の余談(映画体験とは)普段、洋画を観ることが多い私。 ヒューマンドラマを見ることも少ない。 邦画作品はあまりにも共感性が高く、残酷だ。 とてもフィクションとは割り切れず、 ネガティブな私には、殺傷力が高すぎる。 映画体験は、最新技術や、その映画館ならではの雰囲気や上映前の映像 それらを指して友人に話している。 しかし今作をみて感じたことは、邦画には邦画の映画体験がある。 原作ファンが実写化作品に対して意見が合わないのはもはや宿命だが、 私はこの共感性の高さ、切り

          06.余命10年 #映画感想

          04.ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー #映画感想・解説

          1.今日の余談(俳優とキャラクターの死生)作品でたまに見かける「この作品を〇〇に捧げる」の文字。 俳優の訃報があった場合 代役をたてるか、そのキャラも出さないか、作品によって異なる。 映画はあくまで映像作品の世界であって、現実を持ち込むかどうかは賛否両論あるだろう。 「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」 ファンにとって今作は、前作主演のチャドウィックへの追悼の一本。 製作側の彼への愛で創られている。 彼の死後に製作されたこともあるが「チャドウィックに捧げる」作品だ。

          04.ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー #映画感想・解説

          03.MONDAYS/このタイムループ…(略)#映画感想

          1.今日の余談(夢と今の自分)現在の若者は、就職活動の中で「夢」を求められる。 なりたい姿や、将来像など、あなたにはあるだろうか。 ない人は恥じる必要はない、これが私だと自分を誇ってほしい。 ある人はもちろん夢に向けて奔走してほしい。 ただ夢を追う中で未来ばかり見据えるのではなく、今の自分を支えてくれている家族や恋人、友人を見失ってはいないか今一度考えてほしい。 人生はいつも順風満帆なわけではない。 月は満ちれば、やがて欠けていくものだ。 自分が沈んだ時、支えてくれるのはいつ

          03.MONDAYS/このタイムループ…(略)#映画感想

          02.仮面ライダー BLACK SUN #ドラマ感想

          1.今日の余談(私と仮面ライダー)まず初めに、仮面ライダーは私の在り方を形成している。 物心ついた頃には親によって仮面ライダーを見るようになっていた。 覚えている昭和ライダーは、仮面ライダーV3、仮面ライダーBLACK RX。 平成ライダーはクウガ~電王までの8作。 彼らの在り方は、 ・行動には信念がある。 ・人柄は温厚で頼りがいがある。 ・闘いには自己犠牲もいとわない。 ・そして弱きを助ける。 まとめると ・自身の信念のもとに、人としての正しい道を歩む。 ・目の前の人へ

          02.仮面ライダー BLACK SUN #ドラマ感想

          (番外編01)自己肯定感のとらえ方。

          1.今日の余談(SNSの向き不向き)最近気づいたことがある。 私は人に興味がないのかと思っていたが、それは違った。 どうやら妬みの感情が極度に低いようだ。 これは人に言われて気づいた。 その代わり正義感が強く、しょーもない争いや棘のある表現が苦手だ。 これらが顕著に表れるのが、SNSからのストレスだ。 Instagramからのストレスはほぼない。 これはInstagramが自己表現の場であることが多いからだ。 そこに対しての妬みが少ないため、自身の休日の参考や、近況報告とし

          (番外編01)自己肯定感のとらえ方。

          01.明日への地図を探して #映画感想

          1.今日の余談(noteを始めた理由)退屈に飽きた。もっと言うと、人生に飽きた。 先月会社を退職し現在は無職。 「吉田君なら何でもできるよ」と言われるのは、今が無色だからか。 (おもんな)。 何者でもない私は、退職から19日が経った今日、ようやく退屈に飽きた。 ー 先日、引きこもってばかりではいけないと、映画がコンセプトの喫茶店、カフェセバーグさんにお邪魔した。 マスターはメリハリをつけて映画を観るために、100点満点で点数をつけているのだそうだ。 サブスクリプションにより、

          01.明日への地図を探して #映画感想