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シングルで自由になった二児の母に、自由に書かせて〜、という感じに書いていきたいです⭐︎

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最近の記事

ニューノーマル

この言葉をよく見聞きする。 わたしにとっては、とてもわくわくするワードだ。 ニューノーマル。新しい当たり前。 きっもあと5年ほどでニューノマルはある程度完ぺきになり、正しくニューノーマルに笑 いまは色んな事柄がゆっくりとでも確実に変換されていく。その後も進化を遂げていくんだろう。まるでドラえもんの世界みたいに。 わたしの子供が就職する頃には、通勤ラッシュは死語と化し、オフィス街なんかも緑で埋め尽くされるのかな。私が死ぬ頃には、墓場もクラウドになり、思い出はデータで永久

    • マイタイム

      子供を寝かしつける真っ暗な部屋の中で、彼女たちが寝静まったあと、少しだけボーッとする、私の時間をつくる。だいたいそのまま寝落ちだけど。 でも、その時に遠くから聞こえて来る電車の音、車の音、電気の音、誰かの喋り声と思われるもそもそした音、窓を開ける音、水を流す音、風の音、カーテンの音。一人なのに、なにかの一部、子供が寝てるのに一人ぼっち、のような気分になって、なんとも言えない気持ちよさが私を覆う。なんと心地よいこと! 以上、気持ちのマスターベーション。

      • なれ

        さあ、延長になったな。 流石に自粛や在宅には慣れてきたし、たくさんの情報をこうも毎日見ながら、延長になるのは目に見えていたから受け入れますよ。 ただ、たまに「限界」という文字がフラッと現れるが、格闘するか一緒に踊るか迷うけど、そんな時は結局一緒に踊る方を取るとストレスが発散される。ただその姿を見てしまった人は生きては返さないけど。笑。 色んな事や物や人が切り替わる、切り捨てられる。まさに変革期。猛スピードで変化する状況に、頭も身体も切り替えて追いつかないと。わからないか

        • こんな時だから、人間は様々な策を捻り出し、生活へと落としていく。考える力や、順応していく力が試される。原始時代からそれはきっと変わらない。良かったりダメだったりするけど、それは生きていく知恵の実になるんだろう。 不要な外出自粛の為、長期在宅勤務。掃除、洗濯、お片付け、全て捗ってしまう。毎日の計画をたてて仕事を行いつつ、家だからつい他ごとをしてしまい、気づくと17時。夕飯…何にしようとか。 運動不足にも気を使い、後ろにヨガマットを敷いて、1時間に一度は何かしら動作を心がけて

        ニューノーマル

          かみさま

          クヨクヨする時がある。過去を振り返る時だ。振り返って反省して落ち込んで、また浮上してくる。その繰り返しで自分自身は進化していくと思ってる。 進化の過程で合わなくなった、人、モノ、考え方は、その時々で様々な局面を迎え、辛くても選んで捨てて、進んでいかないといけない。その度に強くなれる気もするが、振り返りやはりクヨクヨして、人生のなかでこれが短長なスパンで繰り返されるのだろう。 ほんとにキツい壁にぶち当たると、私は別に信じてもいない神様を恨めしく思ったり、浅ましくお願いをした

          かみさま

          どろぼう

          離婚を決意した時から精神的にも肉体的にも全てにおいて悲鳴を上げていたわたしを救ってくれたもの。それは同僚に誘われて、ふら〜っと行ったボクササイズだ。元々体を動かすのが好きで、ストレスでどうにかなりそうな感情を吐き出す場所を探し求めていた私は、瞬く間にハマり、気づけば週5で通い詰めて、約2年になる。 仕事の帰りと、休日と、いける限りどんな手を使っても行った。下の子が、ママいかないで!と泣き叫んでも、関係の冷めた彼女たちの父親に預けて通った。こんな事を書くと、さも私が冷酷みたい

          どろぼう

          犬とイチゴメロン

          4人兄弟の末っ子であり、忙しい両親のもとで放牧されて育った。山を切り開いた『ニュータウン』と呼ばれていた小さな小さな新興住宅街に住む6人家族。常にバタバタしていた両親は、ほぼ夜しかいなかったので、いつも兄弟4人で過ごした。4人の世界は狭いが、私には広大で、ニュータウンは果てしなく広がる冒険の世界だった。 文武両道で面倒見が良い、典型的な長男気質の兄にはじまり、絵が得意でマンガオタクで正義感の強い長女、内向的だが外弁慶でネガティブな次女。 そして、自由奔放で無鉄砲、道草の限

          犬とイチゴメロン

          窓のひかり

          夏が半分過ぎ去った蜩が鳴き出す頃と、厳しい冬の寒さが緩む頃の、大体夕方18時前後の薄暗い時間帯、色んな住宅の窓から漏れるオレンジ色の明かりがだいすきだ。部屋の中が見えたり、カーテンをされていても、それを自分の部屋からみたり、電車やバスに揺られながらみたり、とくに帰り道の住宅街を歩きながら見るのは、何故だかたまらなく好きだった。 窓で有名な会社のCMがまさに物語るように、其々の物語を抱えて長年そこにいる。夜道に浮かび上がる四角く光る夕日みたいなその色は、まるで映画館のスクリー

          窓のひかり

          わからない

          それなりに経験はあった方だが、最近はめっきりと分からない。そりゃそうだろう、13年もブランクがあるんだから。と突っ込みつつ、考えてみるが、やはり何もわからないし、そもそも出会い自体ない。 離婚を決断してからも、子供を絶対に取られたくないし、そもそもそんな時間なんてなかったから、浮気などとは無縁だった。というか、女である事を放棄していたのだ。。 私はどんな類のパートナーを見つければいいのか。この考え方も合っているのか不安だ。。 運命的な出会いがあるのか、友達の紹介があると

          わからない

          ついに強制在宅勤務になった。何かある場合にのみ、承認をもらわないと出社できない。 先週一週間は自分の匙加減での在宅勤務だった。上の子は、小学校から学童に行かず、直接家に帰宅する。安心なのか嬉しいのか、明らかにそんな表情を浮かべながら帰ってきた。 と思っている。そのあとはやはり習い事が学童である為に、また出掛けるのだが。 平日、私がいないのが当たり前な毎日。寂しいと感じているんだろうか、という考えもあまり考えない様にしていたところもある。 強制在宅勤務になったいま、帰宅

          世間は騒がしく、パンパンの通勤電車に乗るのも疲れるし、こわい。 元々、オリンピック前から開始されるはずだったリモートワークが、巷を騒がせもう世界レベルで考えなくてはいけない問題の為に、まずはパイロット運転で、わたしのチームから前倒し施行されることになった。 これだって、ちょっと遅いよね、と思ってる。 9時にラップトップをonにして、チームへ始業通達。今に始まったことじゃないが、一週間の売上をみて、やはり愕然としながら、インバウンド様々だったわね、と言いながらいろいろなメ

          テレビを消して、本を読む。しーんとしてる家の中で、電気の音だけが静かに聞こえる。 なんとなくその音を聞きながらボーッとしていたら、ふっと祖母の家を思い出した。夏休みになると必ず泊まりに行っていた。 同い年の従兄弟が2人、その姉妹も含めて同世代は5人。夜に布団に潜り込んでも、クスクスと笑い合って、おしゃべりを続けて、最後にはお腹が空いて、こっそりと一階へ降りて、暗い廊下をぱたぱたと台所へ抜けていく。 実際には、うるさかったであろう。5人でバタバタと階段を降りて、くすくす笑

          春一番

          子供たちを父親が迎えにきて、1人になった。今日はあちらの家でゲームをするらしい。 1人静かな部屋で、昼の残りで早めの夜ご飯を食べていたとき、 冷蔵庫に貼った、3月卒園式のしおり、の文字が目に止まり、まじまじと見返し、何か区切りが着くような感覚が走った。 2月最終週の連休始まりの今日は、春一番が吹いていて、強いけど生温く、わたしは好きな温度。お陰で洗濯物がよく乾いた。 振り返れば、この生活を心に決めて、なりふり構わず自分のスタンスで突っ走ってきた。子供たちに迷惑を掛けた

          春一番