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世界を旅するノートの一部
タイトルと文中のカズヤはテキトーです。
これは……誰かにタイトル募集したかった。
朗読企画を知り、思い出コラージュというお題からぽわんと浮かんだのはトラベラーズノート。
自分だけじゃなくて、世界中の思い出がコラージュのようになったトラベラーズノートはどんな感じなんだろう?
と空想に委ねた作品。パッと思いつきを書いた割にそれなりになんとかなってるなーと思いましたが、どうですかね?
Twitterにだ
残したノートのはじっこで。(3/3)
僕がベンチに腰掛け待っていると、裕一が遅れてやってきて片手をあげる。
裕一に隣に座るよう促す仕草をする。
「珍しいね。浩平から呼ぶなんて」横に並び、顔を向き合わないまま話し始める裕一。
「ああ。裕一が書いていた小説の続きがどうしても気になってね。あれ、どう考えてる?」
「サッパリだよ。全部の種族がお互いの歴史を越えて、お互いを尊重しあい共存できるシステムなんて全く見当がつかない。綺麗ごとのように思
残したノートのはじっこで。(2/3)
それから僕ら2人の創作活動が始まった。……と言っても、書いているのは上野で。僕は感想や、ちょこちょこ疑問を挟む程度だが。
上野がB5のノートに設定をしたためてくる。僕がそれを赤鉛筆で感想や指摘を行っていくスタイル。あくまでも、設定や下書きとのことで、完成したものをネットにあげる予定らしい。
今時、ノートに鉛筆書きなんて……と思ったけど。
「気持ちが熱いうちに書きたいんだ。スマホやパソコンは便利だけ
残したノートのはじっこで。 (1/3)
野田浩平著『残したノートのはじっこで。』お題//テキトーなタイトルを置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる
お題//関口理恵著 『残したノートのはじっこで』
お題作者//あったらノベルズ様 内容製作者//松本福広
僕は子どもの頃から、王道のファンタジーものが好きだった。
悪事を働く魔王を倒すために勇者が冒険に出る。仲間と助け合って色んなピンチを切り抜ける。最後は皆で力をあわせて魔王を倒す。
君のしたいことの終わりで待っていた。
死にたかった。
自殺を願う人が口にする
「『死にたい』んじゃない、『消えたい』んだ。」
きっと、彼ら彼女らは忘れ去られたいのだろう。
この世界に何も残さず。涙の一滴に期待もせず。
私は死にたい。
殺人。自殺。死の行方を知りたい。
死刑になるため、無差別殺人の計画を立てる。
女、子ども。弱者しか狙わらないなんて言われたくない。本当に無差別に行う計画を。
無差別殺人を起こし、裁判を経て、死刑に至る