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血は争えない

自分は親父とは違う!」とずーっと思っていたのですが、最近の自分を見てると、他界した親父と一緒だなと感じることも多くなりました。

親父の特性のうち僕と似ている部分

  1. 長男でわりと自由な感じで育つ

  2. 電気やメカが好き・エンジニア

  3. 欲がない(金銭欲とか)

  4. 出世とは無縁(世渡りも下手)

  5. 会社生活が続かない

  6. 一見優しい

  7. 神経が細かい

現在の僕だけの特性

  1. 一人っ子

  2. パソコンが好き

  3. わりと金銭欲はある(現実はお金なし)

  4. 自営業をやったことがある

  5. 親父よりはだいぶ優しい

  6. 親父より神経は太いというか鈍い

  7. いろんなことを幅広く知っている

家というバックグラウンド

父の親戚はわりと高尚な職業の人が多くて、文系インテリの家系(笑)でしたが、親父だけちょっと変わっていたというか、ドロップアウトしていました。
母は農家の生まれで、兄弟は先生や銀行員のような堅い職業の人が多かったですが、祖父が古い考えの人で女性を大事にしなかったので(汗)自分だけ自己実現があまり出来ずに、今だにそういうトラウマみたいなものがあるみたいです。

今になって思うこと

なんかそういう、父母の生き様みたいなものが、全部自分のベースに入り込んでいるなーと感じることが多いんですね。コンプレックスも含めて。
そこから逃げ出したくても、逃げられないような感じで。

僕が若い頃は、父母よりもっと社会的な高みを目指していたと思うけど、気がついたら同じようなところに落ち着いているんですよね。
いや、父母にはちゃんと出来ていた基本的なことさえ、出来ない自分に気がついたりして。
だからあまり「血」のことは考えたくないというのが素直な気持ちです。

音楽のコーナー

というわけで(笑)僕が好きな浜田省吾のアルバム "FATHER'S SON" から "DARKNESS IN THE HEART" をシェアします。

僕は全然こんな壮絶じゃないけど、アルバムが発売されて初めてこの曲を聴いた時に、親父と自分を比較していろいろ考えたことを思い出します。

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