血は争えない
「自分は親父とは違う!」とずーっと思っていたのですが、最近の自分を見てると、他界した親父と一緒だなと感じることも多くなりました。
親父の特性のうち僕と似ている部分
長男でわりと自由な感じで育つ
電気やメカが好き・エンジニア
欲がない(金銭欲とか)
出世とは無縁(世渡りも下手)
会社生活が続かない
一見優しい
神経が細かい
現在の僕だけの特性
一人っ子
パソコンが好き
わりと金銭欲はある(現実はお金なし)
自営業をやったことがある
親父よりはだいぶ優しい
親父より神経は太いというか鈍い
いろんなことを幅広く知っている
家というバックグラウンド
父の親戚はわりと高尚な職業の人が多くて、文系インテリの家系(笑)でしたが、親父だけちょっと変わっていたというか、ドロップアウトしていました。
母は農家の生まれで、兄弟は先生や銀行員のような堅い職業の人が多かったですが、祖父が古い考えの人で女性を大事にしなかったので(汗)自分だけ自己実現があまり出来ずに、今だにそういうトラウマみたいなものがあるみたいです。
今になって思うこと
なんかそういう、父母の生き様みたいなものが、全部自分のベースに入り込んでいるなーと感じることが多いんですね。コンプレックスも含めて。
そこから逃げ出したくても、逃げられないような感じで。
僕が若い頃は、父母よりもっと社会的な高みを目指していたと思うけど、気がついたら同じようなところに落ち着いているんですよね。
いや、父母にはちゃんと出来ていた基本的なことさえ、出来ない自分に気がついたりして。
だからあまり「血」のことは考えたくないというのが素直な気持ちです。
音楽のコーナー
というわけで(笑)僕が好きな浜田省吾のアルバム "FATHER'S SON" から "DARKNESS IN THE HEART" をシェアします。
僕は全然こんな壮絶じゃないけど、アルバムが発売されて初めてこの曲を聴いた時に、親父と自分を比較していろいろ考えたことを思い出します。
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