杉山清貴 "beyond..." 美しき1986
80年代が全て同じだったわけでもなく、80年代=バブルとも言えなかったわけで、歴史にはすべて栄枯盛衰があるのですね。
確かに1980年きっかりから、世の中の空気は変わったような気がしましたが、あの雰囲気が終わったと感じられたのは1990年代の前半だったかなという感じです。
それで、最も美しく輝いていたのが1986年辺りかなと思うんです。
世間的にバブル期のイメージとして「ジュリアナ東京」とか派手な不動産屋(笑)みたいなのが頭にある人が多いかもしれませんが、そういうバブルのちょっと嫌味な感じ(ゴメンナサイ)は80年代後半から90年代にかけての辺りに出てきたイメージなんですよね。(何回もゴメンナサイ)
1986年のJPOP・注目曲
レベッカ "フレンズ"
渡辺美里 "My Revolution"
TUBE "シーズン・イン・ザ・サン"
KUWATA BAND "BAN BAN BAN"
山下達郎 "ポケット・ミュージック”
松任谷由実 "Holiday in Acapulco"
チャゲ&飛鳥 "モーニングムーン"
1986オメガトライブ "君は1000%"
杉山清貴 "さよならのオーシャン"
池田聡 "モノクローム・ヴィーナス"
佐野元春 "Christmas Time In Blue"
久保田利伸 "TIMEシャワーに射たれて"
鈴木雅之 "ガラス越しに消えた夏"
石井明美 "CHA-CHA-CHA"
岡村孝子 "はぐれそうな天使"
荻野目洋子 "ダンシング・ヒーロー"
本田美奈子 "1986年のマリリン"
1986年は明るさ、透明感、清涼感、ブリリアント感が際立っていると思うんですよね。(どんだけ言うねん!)
特に「シーズン・イン・ザ・サン」は80年代の夏という感じがして、エアコンが効いたクルマの中で聴きたい感じがいつもしていました。
杉山清貴 "Beyond…"
杉山清貴「さよならのオーシャン」が入っているアルバム「Beyond…」は1986年の夏に発売されましたが、この夏に相応しい、透明感のある美しい楽曲が多いのです。
個人的には86年の夏、友達に○○○クーペで連れて行ってもらって初めて見た、湘南の海のキラキラとした輝きを思い出してしまいます。あの時の空気感そのものです。
そんな象徴的な曲を挙げますね。
what rain can do to love
alone
long time ago
miss dreamer
オメガトライブ&林哲司から離れて、よくこれだけキレイな曲が出来たなーと感心するのですが、オメガトライブが指し示したイメージをさらに膨らませていたのかも知れませんね。
"Beyond…" のメディア
Beyond…は CD 以外にもレコードとカセットテープが販売されていました。
レコード等からテープにダビングしてカーステに入れるのイマイチだなーと思って、当時はカセットテープ版を購入して持っていました。
でもクルマで事故った時にクルマと一緒に失ってしまったんです・・😢
その後再び、CDを購入して、それもCDチェンジャーごとクルマと一緒に売ってしまったので(馬鹿なやつ)いま手元に持っているのは比較的最近手に入れた新しいCDなんですよね。
本当に、いろいろな思い出のあるアルバムでございました。m(_ _)m
アルバム CD
関連記事
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?