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数字を日々確認する

個人商店の経営者だと、毎日いくら売上があがったとかは必ず確認すると思いますが、会社員はそういうことに無頓着だと思います。
会社でも部長や役員クラスだと月当たりの売上ぐらいは共有していると思いますが、一方で社長ですら日々の経営的な数字を把握していない会社もあるんだと思いますね。

とある企業の話

僕はかなり以前に、世間的に今は「ブラック」とさえ言われる会社(メーカー)で働いていたのですが、社長が出席する全体会議では役職に「長」がつく人は戦々恐々としていました。
事業部長がプレゼンを終えて質疑に入った時に、事業部の今の売上などに関する社長からの質問に答えられなかったんですね。そうするとその場で叱責されていました。部下のみんなが見ている前で叱られた事業部長の面目なんて消え失せました。

業種にもよると思うのですが、メーカーって、技術部みたいなセクションは売上などには結構、無頓着なんですよね。僕の会社はそのブラック企業(笑)に買収されたので、元々いた社長含め部長クラスは比較的安穏としていたからかなり衝撃的だったと思います。

新体制になって、新しく入ってきた社長が率先して会社を引っ張っていく、メーカーであっても営業・経営面にするどくメスをいれる、そんな風土になりました。
経営的な数字も社員(課長・係長までも)に共有して、業務の指標にしたりモチベーションの維持に努めていたような感じです。

それまでは部長や役員クラスは実務を下に任せて偉そうにしていたのが、出来なくなり、上の人ほど頑張って働かないといけなくなりました。

ビジネスの基本は、個人事業も会社も同じなんですね。その会社は特にそういう考え方でした。社員一人ひとりが経営者だと思って業務に当たれと・・
実際はそんな権限与えられていなくても(笑)

毎日数字を確認すること

noteやブログのアクセスについてもそうですし、日々、自分が活動していることを数値化して、毎日確認することは、良いことだと思います。その数字を活かして今後の方針を決めるとかは難しいことでもあるけど、単に毎日、数字を見ているだけで、活動が順調なのか、鈍っているのか、世の中の反応は増えてきているのか、減っているのか。時期や季節によって、どう変化するのか、などが体感的に分かってきます。

正確な数値は覚えなくても良いけど、だいたいアベレージで幾らぐらいとか、ピークのとき幾らで、落ち込んだ時は幾らぐらいだとかいう「感覚」が大事なんだと思います。
その感覚が、今からやることに自然に方向性を与えるんだと思うんですね。毎日見ていると、異変があったらスグに気がつきますし。

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