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大阪万博

はじめまして

この一文から始めさせていただきます。

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万博という言葉を聞くと、この前見た「ONE PIECE STAMPEDE」でのブエナ・フェスタのセリフ「海賊万博だ!」を思い出す。今回はその万博ではなく2025年に開催される大阪万博だ。

2025年に日本国際博覧会(大阪・関西万博)が開催される。万国博覧会、略して万博とはそもそもなんなのか。

読んでみたが結局イマイチよく分からない。私は国際的なお祭り騒ぎを大阪で開催するぐらいの認識だ。

記憶に新しいところだと2005年に愛知で開催された「愛・地球博」だろうか。とはいっても私はこの時7歳のため、物心ついたぐらいで正直全然覚えていない。しいて覚えているのはマスコットキャラクターのモリゾーとキッコロくらいだ。

その前だと1970年に開催された大阪万博。かの有名な太陽の塔はこれに向けて制作されたものだ。あの時代は丹下健三と岡本太郎が手を組み完成させていた。太陽の塔のデッサンを構造家に渡したところほぼ楕円形だったため、楕円形として作り計算していいか岡本に聞いたところ「私は楕円形をつくったのではない!」とキレたという話が個人的に好きだ。当時、建造物が取り払われる前の太陽の塔の足元が覆われている姿も力強さを感じる。

万博の建造物は約半年という期間内だけ作成されることが多い。一時的だからこそ作ることが出来るものもあるのだろうが、環境問題や持続可能性などが叫ばれる昨今で、そのあり方は今一度考える必要がある。

2025年の大阪万博は建築家の藤本壮介が会場デザインプロデューサーを務める。彼のマスタープランとしてのパースデザインが先日発表され、波紋を呼んだ。大量の木材を利用した建物なのだが、日本=木造というのは安易なのではないか、木造の必要性はあるのか、耐火性は大丈夫なのか、そもそも木材はどこから持ってくるのか、一時的建物にこれほどの木材を使えるのか、などなど。

昨日更に発表があり、会場内の「休憩所」「ギャラリー」「展示施設」「ポップアップステージ」「サテライトスタジオ」「トイレ」計20施設の設計業務を担う若手建築家が決定した。その中には以前インターンシップでお世話になっていた事務所の名前もあり勝手に嬉しくなっていた。

万博がどういうもので、世間や芸術、建築などからどう評価されているのかは分からない。それでも2025年に己の目で確かめて自分の価値観で判断したい。

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手の届く範囲にいるあなたが

幸せでいることを願います

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