#文章項目書き方 ルールをマスターして見やすい文章作成能力を!箇条書きにおける構成や番号の使い方といったルールを知ろう! #項目数字書き方 #項目書き方 #メール項目書き方
文章の項目の書き方ルールをマスターして見やすい文章作成能力を身につけておくと、文章が長文になる時や、いくつかの項目を伝えなければいけない時に役立ちます。
箇条書きを使用すると分かりやすくなる傾向にありますが、箇条書きにおける構成や番号の使い方といったルールを誤ると返って見辛くなるケースも。
文章に箇条書きで項目を書き連ねる書き方について解説するのでルールを踏まえた見やすくて分かりやすい文章作成に繋げて下さい。
文章の項目とは?
文章の項目とは、項番と言います。項番は箇条書きや段落分けの冒頭に記載され、文章を読みやすく情報がいち早く伝わるようにする為に使われます。
例えば【ライティングスキルに欠かせない要素は「情報収集力」「構成力」「執筆力」の3つです。】と文章にして書くよりもライティングスキルに欠かせない要素は以下の3つです。
情報収集力
構成力
執筆力
上記のように、箇条書きで書いたほうが、必要な情報がスムーズに伝わってきます。
文章の項目にルールは存在しない?する?
文章の項目の振り方に、明確なルールは存在しません。しかし、クライアントなどによって、細かくルールを決めているところもあるので、それに従うようにして下さい。
クライアントに希望がない場合は、ユーザー目線になり、読みやすい文章になるよう心がけて項番を使うようにして下さい。では、項番のルールについてよくある質問について見ていきます。
番号は全角?半角?
項目を番号にする場合、全角か半角か悩まれる方もいらっしゃるかと思います。基本的には、ルールはない為どちらでも問題ありません。仕様ルールがあるケースではそれに従って下さい。
しかし、一般的に良く使われるのは「半角」です。基本的にどの文書でも半角で表記されている為、クライアントなどでルールが用意されていないのであれば、半角で表記するのが無難です。
番号は振らなくてもいい?
項目に使われる記号は様々ありますが、箇条書きで数字を振らない場合もあります。例えば「・」「◇」「✔」「(ア)」などです。番号と記号、どちらを使えば良いか迷う方もいらっしゃるかと思いますが、こちらも明確なルールは存在しません。
しかし、用法が異なると、読者が混乱してしまう可能性があるので、文書内では統一するようにして下さい。
公用文についての項目のルール
公用文であれば項番の振り方の例が公表されています。公用文の場合に当てはまる為、その他の文書で適用する必要はありません、一例として参考にして下さい。
項目の細別と階層を示す
項目の細別と階層は、例えば次のような順序を用いる。数字や記号等は、必ずしもこれに従う必要はなく、ローマ数字やアルファベット等を用いる事も出来る。
横書きの場合の例
第1 1 (1) ア (ア)
第2 2 (2) イ (イ)
第3 3 (3) ウ (ウ)
縦書きの場合の例
第一 一 1 (一) (1) ア
第二 二 2 (二) (2) イ
第三 三 3 (三) (3) ウ
引用元:https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/hokoku/pdf/92895101_01.pdf
公用文であっても「必ずしもこれに従う必要はなく」とされている為、必ずしもこの形で記載しなければいけないわけではないようです。
文章の項目が読みやすくなる3つの書き方ポイント
文章の項目が更に読みやすくなる、以下3つの書き方のポイントについて解説していきます。
3つ以上項目がある場合は箇条書き
順序、数などが決まっている場合は数字を使う
文書内で用法を統一
それぞれ見ていきます!
3つ以上項目がある場合は箇条書き
長い文書の場合、ひたすら文字が続くと読み手に必要な情報が伝わりにくく、誤解を与える事もあります。そこで、3つ以上の論点を並べる場合には、箇条書きを使うようにして下さい。
例えば「結婚式では次のような不幸を連想させる忌み言葉を使わないよう気をつけて下さい。相次ぎ、飽きる、浅い、焦る、忙しい、痛い、おしまい、落ちる、終わる」また次のような重ね言葉にも気をつけて下さい。
重ね重ね、たびたび、またまた、みるみる、わざわざ」上記を箇条書きに治すと、以下のようになります。
結婚式で気をつけるべき忌み言葉
【不幸を連想させる忌み言葉】
相次ぎ
飽きる
浅い
焦る
忙しい
痛い
おしまい
落ちる
終わる
【重ね言葉】
重ね重ね
たびたび
またまた
みるみる
わざわざ
箇条書きで表記したほうが、スッと頭に入ってきますよね。読み手に分かりやすくする為には、情報を整理し、一目で分かるような文章を心がけて下さい。
順序、数などが決まっている場合は数字を使う
文章の項目に順番があったり、数が決まっている場合は、数字の項目を利用すると分かりやすくなります。順序などがない場合は「・」でもOKです。例えば以下のような場合です。
犬の腸閉塞には以下6つの症状があらわれる事があります。
食欲不振
嘔吐
便秘
軟便・下痢
重度の場合命を落とす事もある
レンジでじゃがバターの作り方
じゃがいもは芽を取りキレイに洗う
皮付きのまま何箇所か穴を開ける
耐熱性のボウルなど、重ならないように並べる
大さじ1の水を加えて、蓋をしてレンジで600w20分程度加熱する(使うじゃがいもの数によって加熱時間を調節する)
爪楊枝がスッと刺さる程度になったらラップを外す
じゃがいもに従事の切れ込みを入れる
その上にバターを乗せて出来上がり(塩を少々ふりかけても美味しいよ!)
上記のように、「◯つ」や工程があるものを箇条書きにする場合は、数字の項番を使うとより分かりやすくなります。
文書内で用法を統一
項目は、文書内で用法を統一して下さい。例えば以下のようにルールを決めておいて下さい。
全角か半角か
並列の場合どの記号を使うか(・、◇、◯など)
順序の場合は数字かカタカナどちらを使うか
箇条書きの文末を「ですます」「だ・である」どちらにするのか
用法がバラバラになると、整理されている情報も読みにくくなってしまうので気をつけて下さい。
文章の項目の書き方ルールをマスターして見やすい文章作成能力を身に付けよう♪箇条書きにおける構成や番号の使い方のルール把握も大事♪
文章の項目の書き方について解説していきました。項目には基本的にルールは存在していませんが、クライアントなどによっては、独自のルールを設けているケースもあります。まずは、項目にルールがあるかどうか確認しておく事をおすすめします。また、文書内では用法を統一する事も大切です。
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