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ブルガリアンスクワットはなぜ臀筋群に効くのか!?解剖学、バイオメカニクスで考える。ヒップスラスト、クラムシェルの効果が微妙な理由。

ブルガリアンスクワットはなぜ臀筋群に効くのか!?解剖学、バイオメカニクスで考える。

まず、ブルガリアンスクワットの主動筋は臀筋群で考えると大臀筋です。
断言しますが、中殿筋というは間違いです。

考察のポイント
①大臀筋はエキセントリック、アイソメトリックの動きに強く働く。

②ブルガリアンスクワット動作時は、骨盤が前傾位に近いこと。

この事を考えるとわかりやすいです。

ブルガリアンスクワットは、大臀筋をエキセントリック収縮によって鍛える種目です。
大臀筋の作用である股関節の伸展とは逆の動作である股関節屈曲動作が大きくなるため鍛えられます。

中殿筋の主な作用は股関節の外転です。
ブルガリアンスクワットは、見かけ上の動作では股関節の外転はしません。
つまり主動筋としての働きはしないのです。

それではなぜ補助筋として働くのか?

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