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闘病記⑥ 2回目turbot →BCG療法
前回から間が空いてしまいました。
少し忙しくなってしまったため、前回の投稿からの顛末を簡単に書かせていただきます。
結果的に、父はセカンドオピニオンの先生がいる病院に転院しました。気の進まない父を、私と母が無理やり転院させた感じです。父は、若くてあどけない元主治医を半ば息子のように可愛がっている感じでしたが、私は経験の乏しい医者に父の命を預けたくはなかった。
転院先で2回目のturbt (経
闘病記⑤主治医との別れ
TURBT後の父の膀胱癌(pT1, G2>G3)の治療方針が、主治医とセカンドオピニオンとで別れたため、10/28に主治医に今後についての相談をしに行きました。
主治医の見解は、すぐにBCG膀注(8セット)。
一方、セカンドオピニオンは、もう一度TURBTをやった後に(筋層浸潤が見られなければ)BCGという方針でした。
診察室に入ると、主治医が開口一番言いました。「2回目のTURBTですが、1
闘病記④主治医との電話
父の膀胱癌(T1 G2>G3)に関して、主治医の治療方針とセカンドオピニオンとで意見が割れ、我々家族は新たな悩みの種を抱えることになりました。
つい昨日までは「あとはBCG膀注(8セット)をやれば治療は終わり!」と思って心が軽くなっていたのに、セカンドオピニオンで「もう一度TURBTをやるべき」とアドバイスされて、状況が変わってしまいました。
セカンドオピニオンの先生によれば「1度のTURBT
闘病記③セカンドオピニオン
10/20、父の膀胱癌治療に関するセカンドオピニオンを聞きに、都内のとある病院に行きました。
その病院は、膀胱温存療法に関して詳しい、というか有名な先生がいるところです。分からないなりに医学論文を色々読んで、「この先生にぜひ意見を仰ぎたい」と思える方を見つけたので、父に承諾をもらいました。
セカンドオピニオンは、やらない方も多いと思います。ただ、私は中川恵一先生の著作で「癌治療は<敗者復活戦の
父が膀胱癌になってから読んで参考になった本 - 闘病記編
この夏に父が膀胱癌であると分かってから、私は慌てて情報収集を始めました。
(情けないようで、仕方ない気もしますが)父本人は高齢のためスマホはおろかパソコンも使えませんし、癌を告知されてショックを受けてしまい、1日中ソファに寝転んでテレビを見ている日々が2週間ほど続きました。母は父よりITリテラシーはあるものの、持病を抱えながら日々家事をこなしてくれているので、情報収集にはあまり時間が割けません。