見出し画像

闘病記②TURBT後の病理検査結果

10/18、TURBT後の病理検査の結果と今後の治療方針を伺いに主治医の先生とお会いしました。

先生からは以下のようなお話がありました:
・ガン腫瘍の大きさは2.5センチ程度で、それは全て取り切った
・ガンは間質には浸潤していたが、筋層への浸潤は認められなかった(よって、ステージはT1)
・ガンの悪性度はグレード2(G2>G3)
・腫瘍以外の部分も膀胱内からランダムに10個程度の組織を取得したが、どこからもガンは見つからなかった
・よってもって、今後はBCG膀注を6〜8回行うこととする。11月上旬に1度目を行う。

これを聞いて、父・母・私の家族一同は、本当にホッとしました。ガンの悪性度が高めだったのはとても残念だけど、これは8月の尿細胞診でClass 5が出ていたので予測はついていました。

一番気になっていたのは筋層浸潤の有無でしたが、これがなかったと聞いて、本当に嬉しかった。筋層浸潤が見つかり、膀胱を取る・取らないの話になれば、事態は一気に深刻になります。少なくともしばらくは、その苦悩を回避できそうだと分かり、8月中旬に父のガンが発覚してからず〜っと低空飛行だった気分が久々に以前のレベル(もしくはそれ以上)に戻ったような気がしました。父のことはもちろん、私自身についても「病状がそこまで深刻でないのなら、また普通の会社員生活に戻れそうだな」と思い、気分が空気みたいに軽くなりました。

父はBCG膀注がどのくらい辛いものなのかを心配しつつも、TURBTを上手にやってくださった先生に感謝しきりで、「先生を信頼して、これからも治療を頑張りたい」と前向きな言葉を発していました。

2日後には念の為に予約しておいたセカンドオピニオンがあり、それに行ってきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?