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「頑張りすぎない」だけじゃ足りない

一番うつっぽさがひどかった時期から少し回復してきて、「もう大丈夫かも」「まだいけるかも」と思って、ひどかった時期にできなかったことの穴埋めをしようと、ちょっと無理をしすぎてしまった。

家族にも迷惑をかけてる。
子どもにもさみしい想いをさせてる。

みんなのために、自分のために、今こうやってすべてをスローダウンすることが最善策ってことも、焦っても仕方ないってことも、頭では分かってい流。それでも、やっぱりどうしても焦っちゃう。子どもは日々成長していくし、子どもにとっての1ヶ月と大人にとっての1ヶ月は、長さの尺が全然違う。

でも今回、ちょっと無理をして、いつもだったらまだ余裕があるタイミングで休んだり距離をとるのに、

「まだいけそう」
「もう少しだけ」
「家族もここまでずっと頑張ってくれてたんだから」

そんな気持ちで、ずるずると無理をして、結局最後には感情が大爆発した後にうつ状態(無の状態でひたすら涙が出てきて、話すことも考えることもできない思考停止状態)になってしまった。そこから数日。ゆっくりする時間を意識するようにしているんだけど、ずるずるとうつっぽい状態を引きずってしまっている。

疲れすぎて、逆に休めないし、眠れない。
なにかをしていないとって、逆にハイになっててあれもこれもしたくなる。でも、身体はついてこない。
身体と頭が一致してない状態。

そのまま身体を動かし続けちゃうと、ガタがきて長引くって分かってるから、あえてなにもせず、ゆっくり過ごしている。できているのか、よくわからないけど。


泣きそうになる。
ちょっと進んだと思ったら、また逆戻りだ。
いつまで続くんだろう。
いつになったら良くなるんだろう。
そもそも、ちゃんと治せるんだろうか。治るんだろうか。
治ったの基準ってなに?どこをゴールにすればいい?
なにを目指して進んでいけばいいの?
なにもわからない。
わからないなりに、必死で考えて、最善策と信じられるものを頑張って信じて、動いている。

きっと、こうやって少しずつ行きつ戻りつしながら進んでいくんだろう。良くなっていくんだろう。それを信じるしかない。自分のこと、家族のこと、子どものこと。みんなの強さを、信頼して、自分を大切にすることを今は第一優先にやっていくしかない。それが、まわりまわってみんなのためになるんだと信じて。

「自分勝手じゃない?逃げてるだけじゃない?わたし、楽しようとしてるだけじゃない?大丈夫?本当に大丈夫?わたし、本当に今やばいのかな?そう思いたいだけなんじゃないかな?」

そうやってパニックになって泣きじゃくるわたしを、親友たちは抱きしめてくれたり、ぎゅっと手を握ってくれたり、電話口の向こうで何度も言ってくれた。

「つむ。つむは今、大丈夫じゃないよ。普通じゃないよ。つむは今、ちゃんと、本当に、やばいよ。だから、その感覚を信じて大丈夫だよ。逃げてないよ。自分勝手じゃないよ。ちゃんと守ってるよ。必死に、大切なものを全部守ろうと頑張ってるよ」

その言葉を聞いて、「本当にやばいよ、大丈夫ないよ、普通じゃないよ」なんて、普段だったら悲しくなるような言葉に、わたしはホッとして「ありがとう」って涙を流したんだ。


焦る気持ちは、絶対出てくる。
それは仕方がない。
今の道が正しいのか迷う気持ちも出てくる。
そんなもんだ。

でも、今回のことで実感した。
焦っても、迷っても、今自分が大切にするべきことは、無理をしすぎないこと。
というか、「まだちょっと余裕残ってるな」くらいで止めておくこと。
これが大事。
ちょっと余裕があって、「まだいけるな〜」くらいの腹八分目が大事。

うん。
学んだ。
OK。
一歩前進。

はい。おしまい。
ゆっくり休んで、また次いきましょ〜。

そんくらいのテンションじゃないと、生きてくのはしんどいよ。
よく頑張ってる。偉いぞ自分。生きてるだけで偉いぞ自分。

そんな感じです。

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