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製薬企業向けコンサルティング事業

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医療現場×データサイエンスで課題を浮き彫りに【関連サイト】治療・処方実態の分析情報を無料で閲覧 Patient Visualizer https://pv.eucalia.jp… もっと読む
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#製薬企業

ある薬剤のシェア拡大に向けた戦略転換の事例ストーリー

株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 当社とまだお取引の無い製薬企業様との商談の中でいただくご要望の一つに「御社で行っているコンサルティングの事例を教えてほしい」というものがあります。 私どもが主にご提供しているのは「マーケティング・営業活動のコンサルティング」ですが、無形サービスであるため、具体的な内容やレベル感がなかなかイメージしづらいところがあります。 そこで、弊社の活動の実態を製薬企業の皆様に知っていただくために、過去のクライアント様との取

8月1日(火)開催セミナー【製薬マーケター必見】ペイシェントジャーニーと医師の生の声から見つける 処方増につながる「意外な切り口」

株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 医師の治療方針決定・薬剤選定における思考回路を知りたい 担当薬剤の治療離脱患者が多い/服薬アドヒアランスに課題を抱えている そんな課題にお応えする無料セミナーを開催いたします。 参加のお申込みはこちらのフォームよりお願いいたします↓↓↓ なお、本セミナーは製薬企業・アカデミアの方及び、弊社がご招待した方を対象としております。対象以外の方・競合企業の方には恐れ入りますが申込みをお断りさせていただく場合があります

【ウェビナー】医師に行動変容をもたらすためのコミュニケーション方法とは?

こんにちは。株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 製薬企業の営業活動における医師とのコミュニケーションでの“すれ違い”を解消し、いかに行動変容に繋げるかというテーマを「行動経済学」の観点から紐解くウェビナーを、この分野で著作も出版されている第一人者、関西ろうさい病院の堀 謙輔先生を講師にお招きし、開催いたします。 お申込みは以下のzoomウェビナー登録URLよりお願いいたします。 【ご注意】前編・後編それぞれにお申込みが必要です。 なお、本ウェビナー

製薬企業が患者さんに良い影響を与えるためにできることは?

こんにちは。株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 前回の第2話では、製薬企業の方が医師とより良いコミュニケーションを取るためにできることを考察しました。 今回の第3話では、製薬企業の方が患者さんへ直接的に、また、医師を通じて間接的に良い影響を与えるためにできることを考察していきたいと思います。 ①患者さんの意思決定を支援するにあたって意識するべき「責務」第1話でご紹介した書籍『がん患者の意思決定支援 成功の秘訣』の中では、患者さんの意思決定を支援す

製薬企業が医師とより良いコミュニケーションを取るために有効な「行動経済学」

こんにちは。株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 前回の第1話では、医療における「行動経済学」に私が出会った経緯と、それが「製薬企業の方」と「医師」の間でのコミュニケーションの改善にも応用可能なのではないか?という考えをお示ししました。 第1話はこちら 今回の第2話では、具体的な例を挙げながら、コミュニケーション改善のためにできることを考察していきたいと思います。 ①製薬企業の方と医師のコミュニケーションを阻害しているものは何かコミュニケーション

製薬企業が「行動経済学」を学ぶメリットとは?

こんにちは。株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 なぜ、あの人は私の言うことを分かってくれないのか? なぜ、口では「分かった」と言ってもその通りに行動してくれないのか? なぜ、明らかに効果の高い当社の薬ではなく他社の薬を使うのだろうか? 製薬企業の方であれば、業務上の医師との面談の場面で、そんなことを感じたことがあるのではないでしょうか? 医療における「行動経済学」とは?最近私は、ある先生の書いた、医療の「行動経済学」に関する本を読む機会があり

製薬企業・アカデミア関係者多数来場 KOLの講演・データ分析展示などに関心

こんにちは。株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 5月30日、東京大学 伊藤謝恩ホールにて、弊社主催イベント シンポジウム「心不全治療実態把握の最新アプローチ」を開催いたしました。 ①基調講演「心不全の”リアルワールドデータ”はどこにあるのか」 基調講演では、順天堂大学 医学部 循環器内科学講座 准教授の末永 祐哉先生より、心不全患者を取り巻く状況の変化、治療法の進歩などにつき、臨床医・研究者としてのさまざまな観点での考察が展開されました。  また、

【5月30日開催】独自の電子カルテデータによる分析レポート展示セッション

こんにちは。株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 5月30日開催の弊社イベント内にて、独自の電子カルテデータベースを用いた分析結果のポスター展示セッションを行います。 よろしければぜひ以下バナーより来場をお申込みください(無料)。 【展示テーマ例】 =2型糖尿病・腎=  ・2型糖尿病合併有無によるCKD患者の検査値分布とSGLT2阻害薬の処方率分析  ・電子カルテデータベースを用いたGLP-1受容体作動薬の処方分析 =循環器=  ・中小規模の病

5月30日製薬企業様向けイベント【心不全治療実態把握の最新アプローチ】を開催いたします

今回は、循環器領域ご担当者様必見の、弊社主催イベントのご案内です。 ※各講演の詳細は後日決定しだい追加アップいたします 順天堂大学医学部 循環器内科学講座 准教授 末永 祐哉先生にご登壇いただき、シンポジウム「心不全治療 実態把握の最新アプローチ」を開催いたします。 末永先生の基調講演以外にも、 心不全マーケットリサーチにおける電子カルテデータの活用 心不全患者像と治療薬の選択状況 といった特別講演や、電子カルテデータ分析を中心としたポスター展示など、本イベントだけ

医師はMRのコミュニケーションをどう感じているのか?

株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 「医師の見ている景色、考えていることを、いかに理解するか」 「医師といかに円滑に、有意義な対話をすることができるか」 これは、製薬企業のMRの方、また、MRの方のディテーリング方針や手法を検討するマーケティング部門、研修部門の方にとって、最も関心の高いことの一つなのではないでしょうか。 この連載企画では、日々の診療業務の傍ら、 「MRと医師のコミュニケーションはどうしてうまくいかないのか?」 という問題意識

医師が検査値以外に見ているもの

株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 前回に続き、MRと医師のコミュニケーションに課題意識を持たれている、医師のA先生にお話をしていただきます。 先生の略歴を含む、前回(第1話)はこちら。 医師の判断は、データ“だけ”に頼っているのではない(心不全患者の症例から)医師のAです。引き続き、第2話を始めたいと思います。 さっそく具体的な症例情報を元に、医師のリアルを理解するためのポイントを解説していきます。 なお、使用する症例情報は、ユカリアさんの

絵に描いたような症例では、本当の診療の実態は理解できない

株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 MRと医師のコミュニケーションに課題意識を持たれている、医師のA先生によるお話の第3話をお送りします。 先生の略歴を含む第1話はこちら。 実際の診療は、素直な経過を辿る症例ばかりではない医師のAです。第3話を始めたいと思います。 前回の第2話では、医師とMRの間で、診療上の判断におけるデータ・検査数値に対する考え方にズレがある、というお話をしました。 今回も、医師とMRの間でギャップが起きがちな事例について

薬の処方から医師の考え方が見える

株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 電子カルテの実症例を元にした、医師のA先生による 「MRが医師の考え方を理解するためのポイント」の解説、 今回は第4話をお送りします。 先生の略歴を含む第1話はこちら。 薬の処方の推移を追って、医師の考え方を知るMRが「医師の考え方」を学習をする場合、「薬の処方の推移」は、大事なポイントです。 薬の切り替えが起きるにあたっては必ず理由があります。 患者に何が起きていたのか 医師が何を考えていたのか を出

医師が製薬企業に求める疾患理解の「解像度」のレベルとは?

株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 医師と円滑に対話するために、製薬企業・MRは「医師が日々向き合っている患者や処方の実態を、もっと詳しく知る必要がある」と言われるA先生のお話、今回は第5回目です。 なお、先生の略歴を含む、第1話はこちらです。 疾患理解の解像度を上げることが重要こんにちは。医師のAです。 MRの方々は、会社の研修などを通じて疾患について学ぶ機会を継続的に持たれているのではないでしょうか。 ただ、その理解の「解像度」のレベルが、