ユカリア

2020年5月から2022年5月までにコロナ専門病棟を開設した10の民間病院の道のりを、ユカリア取締役の西村と、各病院のスタッフのインタビューとともに紹介していく。2022年7月6日から毎週水曜日に更新予定。https://eucalia.jp/

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2020年5月から2022年5月までにコロナ専門病棟を開設した10の民間病院の道のりを、ユカリア取締役の西村と、各病院のスタッフのインタビューとともに紹介していく。2022年7月6日から毎週水曜日に更新予定。https://eucalia.jp/

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    • コロナ禍を東奔西走した医療従事者たち

      この連載は、2020年5月から2022年5月までにコロナ専門病棟を開設した10の民間病院の悪戦苦闘を、各病院で働くスタッフの声とともに紹介していきます。

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    予期せぬコロナ専門病棟開設の決定!スタッフの胸のうちは?【13】群馬県F病院

    株式会社ユカリアでは、全国の病院の経営サポートをしており、コロナ禍では民間病院のコロナ専門病棟開設に取り組んできた。 今回は、群馬県F病院のスタッフ3名に、2021年4月にコロナ専門病棟を開設するまで、院内感染者もなく、コロナ患者と接することがなかった中で決定された専門病棟の開設をどう受け止め、業務にあたっていたのか。胸の内を聞いた。   事務課課長 Y.Uさん|前向きに自分の役割を果たす一緒に入社した同僚が、「コロナ患者を受け入れる病院では働けない」と退職してしまったの

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      • 95%の病院スタッフが反対の中、コロナ専門病棟開設を進めた理由【12】 群馬県F病院

        私(西村)が取締役を務める株式会社ユカリアでは、全国の病院の経営サポートをしており、コロナ禍では民間病院のコロナ専門病棟開設に取り組んできた。 今回は、病院関係者の9割以上に反対をされながらも、コロナ専門病棟開設を進めた群馬県F病院を紹介する。 反対意見が95%!群馬県内にあるF病院のコロナ専門病棟開設は、これまで紹介した5つの病院の経緯とは大きく異なっていた。 これまでは、院内クラスターが発生したり、医療がひっ迫している地域で、行政の求めに応じてコロナ専門病棟の開設を

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        • 難易度はMAX!? 精神科病院の新型コロナ対策【11】北海道E病院

          株式会社ユカリアでは、全国の病院の経営サポートをしており、コロナ禍では民間病院のコロナ専門病棟開設に取り組んできた。 今回は、北海道のE病院のスタッフ3名に、精神科病院で起こったクラスターのリアルな現実とコロナ専門病棟開設までに揺れ動いた心の内を聞いた。 事務長 Y.Aさん|大反対から、心を動かされた院長の決意私がやるべきこと、対応すべきことは何だ?頭の中はぐるぐるしていました。他の感染症に対応した経験を思い出しながら、伝えるべき人に、情報を正確に伝える。まずは、そのこと

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          • 新型コロナと精神科病院の戦い。悪夢の2ヶ月の先に【10】北海道E病院

            私(西村)が取締役を務める株式会社ユカリアでは、全国の病院の経営サポートをしており、コロナ禍では民間病院のコロナ専門病棟開設に取り組んできた。 今回は、精神科単科病院の中にコロナ専門病棟を開設した、北海道のE病院を紹介する。 新型コロナを持ち込まないことが、唯一の対策「絶対に院内には持ち込まない」 多くの精神科病院が、新型コロナ感染拡大の波に飲み込まれないよう水際作戦を徹底し、注意を払っていた。 E病院ではアルコール依存症をはじめ、精神疾患患者を専門に支え続けており、

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            療養型病院にコロナ専門病棟を開設!ハードな交渉を乗り越えて【09】沖縄県D病院

            株式会社ユカリアでは、全国の病院の経営サポートをしており、コロナ禍では民間病院のコロナ専門病棟開設に取り組んできた。 今回は、沖縄県D病院のスタッフ3名に、院内クラスター発生から収束までの怒涛の1ヶ月を中心に話を聞いた。 事務長 S.Nさん|後方から支える戦い方私は感染者が出ても「県立病院に転院すれば大丈夫」と考えていました。ところが「自院で見てください」と言われて。「えぇっ」としか声が出せませんでした。 ちょうど県内の3つの病院でクラスターが起こり、県立病院も満床。ど

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            市立病院は満床!療養型病院がコロナ患者受け入れの最前線に【08】沖縄県D病院

            私(西村)が取締役を務める株式会社ユカリアでは、全国の病院の経営サポートをしており、コロナ禍では民間病院のコロナ専門病棟開設に取り組んできた。 今回は、地域医療の最後の砦という覚悟を持ち、療養型病院から一般病院へ形態を変え、コロナ専門病棟開設に踏み切った沖縄県のD病院を紹介する。 新型コロナ患者の搬送が、できない「県内の新型コロナ患者受け入れ病院が満床のため、自院で対応してほしい」 沖縄県全域で感染が拡大し、行政も保健所もパンク寸前の状況での、D病院のクラスター発生だった

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            私たちしかいない!高齢者のコロナ患者受け入れを決断した理由【07】北海道C病院

            株式会社ユカリアでは、全国の病院の経営サポートをしており、コロナ禍では民間病院のコロナ専門病棟開設に取り組んできた。 今回は、2020年6月よりコロナ専門病棟を開設した北海道C病院のスタッフ4名に、新型コロナ患者の受け入れが決まった時を振り返ってもらった。 「受け入れたくなかった」「新型コロナは怖いものではない」―現場では様々な思いが交錯した。 看護部長 T.Kさん|なんで受けちゃうんですか!そんな気持ちもぶつけながらの日々を経て「受けたくない」が、最初の気持ちでした。

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            新型コロナに感染した高齢者の受け入れ先がない!【06】 北海道C病院

            私(西村)が取締役を務める株式会社ユカリアでは、全国の病院の経営サポートをしており、コロナ禍では民間病院のコロナ専門病棟開設に取り組んできた。 今回は、新型コロナに感染した高齢者の受け入れ先がない中、地域のニーズに一早く対応した北海道札幌市のC病院を紹介する。 地域ニーズに応え、病院も守るC病院のコロナ専門病棟開設は、札幌市内の高齢者施設でクラスターが発生し、札幌市が高齢者の受け入れ先を公募したことがきっかけだった。市立病院に入院後、症状が安定した介護が必要な患者の入院受

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            絶対無理!設備も資材もない病院でコロナ患者を受け入れる【05】京都府B病院

            株式会社ユカリアでは、全国の病院の経営サポートをしており、コロナ禍では民間病院のコロナ専門病棟開設に取り組んできた。 今回は、感染に弱い病院だったにも拘わらず、地域内で真っ先にコロナ専門病棟の開設に着手した京都府B病院のスタッフ3名に、怒涛の日々をどう乗り越えたのかを振り返ってもらった。 看護部長 Mさん|弱みはみんなで乗り越える2020年3月、スタッフ1名の感染が確認されたとき、世間の厳しい声を浴びました。子どもの習い事さえ「来るな」と言われたスタッフもいて。患者さんと

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            スタッフのコロナ感染と風評被害の嵐!どん底からの復活【04】京都府B病院

            私(西村)が取締役を務める株式会社ユカリアでは、「変革を通じて医療・介護のあるべき姿を実現する」というミッションのもと全国の病院の経営サポートをしている。 コロナ禍では、民間病院としていち早くコロナ専門病棟を開設してきた。 今回は、スタッフの感染に対する厳しい批判を受けながら、徐々に地域の新型コロナ患者を受け入れ、病院の体制を確立していった京都府のB病院を紹介する。 予想以上の風評被害京都府にあるB病院では、新型コロナの国内での広がりを早くから予測していた。「感染症に強く

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            前例のない挑戦!民間病院にコロナ専門病棟を作った人たち【03】埼玉県A病院

            株式会社ユカリアでは、全国の病院の経営サポートをしており、コロナ禍では民間病院のコロナ専門病棟開設に取り組んできた。 今回は、民間病院でもっとも早くコロナ専門病棟を開設した埼玉県A病院の現場スタッフ3名に、怒涛の日々をどう乗り越えたのか振り返ってもらった。 看護部長 I.Sさん |患者さんとスタッフが少しでも早く安心できる状態にしたいクラスターが発生して、何を考えていたのか覚えていないくらい、とにかく慌ただしく追われていました。病棟一つ分の職員(70名)を休ませるとなって

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            民間病院にコロナ専門病棟を開設する!はじまりの病院【02】埼玉県A病院

            私(西村)が取締役を務める株式会社ユカリアでは、全国の病院の経営サポートをしており、コロナ禍では民間病院のコロナ専門病棟開設に取り組んできた。 まずは、国内でも最も早く民間病院のコロナ専門病棟をつくった、埼玉県のA病院からはじめよう。 クラスター発生で診療業務が停止「埼玉県のA病院で複数の職員が感染」 2020年4月17日にその一報が入って以降、職員の感染報告は増え続けた。 私は、混乱する現場への指示と、保健所への連絡。院内クラスター発生と診療業務停止に関するプレスリ

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            「どうせ潰れるなら挑戦を」コロナ禍を奔走した医療従事者たち【01】プロローグ

            倒産を待つか、あらがうか「コロナ専門病棟をつくりましょう」 「無茶だ、ありえない、前例がない!」 2020年4月19日。 3ヶ月後には資金ショートしてしまう病院の理事長を前に、私は訴えた。 「どうせ資金ショートしてしまうなら、挑戦して、地域に少しでも貢献し尽くしてつぶれたほうがいいですよ」 400人以上いる病院関係者のことを思えば、「つぶれましょう」なんて言ってはならない。だが、このままだと病院がつぶれてしまうというのは、逃れられない事実だった。 「どうせつぶれるな

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