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音楽家の旅行記 仙台編 -Part3 夕食作り〜夕食〜交流-


夕食作り〜イントロダクション②

ユースホステルとは、基本的に相部屋の二段ベッドでキッチン備え付けの素泊まりの宿泊施設である。即ち宿で料理が可能ということだ。これぞユースホステルの醍醐味の一つなのである。

自炊実践

ということで料理開始。

にんにくを炒める

まずはウニパスタ作りだ。まずはニンニクをみじん切りにし香りが出るまで炒める。

ウニを投入

ニンニクが炒まったらそこにウニを投入する。ウニを投入したら酒を加え軽く火を通し、生クリームをさらに投入しウニを崩しながら弱火でじっくり火を入れていく。塩で軽く味を整えたら半生に茹でておいたパスタを加え、ソースの中で残りの火を入れていく。

生ウニパスタ

とろみがついたところで完成である。

さて、半分取っておいたウニでウニ丼を作ることにする。
パックのご飯を温め、そこにお酢を加えて酢飯にする。冷めたらそこにウニを乗せ完成である。

ウニ丼

食卓に運び、実食。

夕食

さて、念願のウニなのだがウニ丼を食べて見てやはりウニというのは繊細な食べ物なのだなということを痛感した。氷を入れてもらったとはいえ長時間運んでいるうちに中でウニが動き多少味の質が落ちてしまったことがわかる。多少形が崩れ水っぽくなっている。これは次回以降に反省として活かしたい。とはいえこのウニが美味しいものだということが良くわかる。ミョウバン不使用なのでうにの苦味というのがなくピュアで繊細な味だ。ムラサキウニということのせいなのか、非常にあっさりもしている。

そしてメインのウニのパスタだが一口食べて目玉が飛び出る勢いのうまさだ。ウニの風味と生クリームの風味が相待って超濃厚なこってりした旨味がどかんと押し寄せる。これは一人で食べてたらバチが当たる、とその場にいた他のゲストたちにもちょっとずつ振る舞う。良い評判を頂いた。日本酒に本当に合うパスタだ。

交流〜ホワイトボード編〜

夕食後はやってきていたカナダ人、ブラジル人、フランス人と遊ぶ。三人ともやや日本語を理解できるかかなりできる人たちで、ホワイトボードにこの言葉知っているか、このキャラクター知っているかと色々書いてクイズしたり、最終的にはみんなでポケモンを描き出したりワイワイしながら過ごした。

みんなで書いたピカチュウたち

交流〜マリオパーティー編〜

そこに日本人のゲストが加わり今度はマリオパーティーが始まる。15ターンで私はしばらく1位に居座っていたものの最後のボーナススターでまくられ2位に転落。ギャーギャー言いながらみんなで楽しむ。

そんなことをしていたらさらに日本人が集まりだし隣でボードゲームが始まる。

交流〜ボードゲーム編〜

ボードゲーム

マリオパーティー中に始まったのでその次の試合から参加する。
ドイツのボードゲームで、簡単に説明するとどのマスに宝?動物?が隠れているのか、みんなが持っているそれぞれの条件をディスカッションしたり置いていったコマをもとに情報を集め発掘するというゲームだ。
お酒も入り既に遊び疲れていて、しかも要領を掴むまで時間がかかる私はもう最初のプレイから悪手ばかりでわけが分からなくなっていく。ゲームも終盤に入りいよいよ発掘にみんなが差し掛かる。私ももう悪手ばかりで失うものもないから発掘に挑戦しようと、ある程度は絞ったものの4択の中から当てずっぽうでここと選んだ結果、なんとその場所がドンピシャで勝利してしまった。勝ったことも嬉しかったがそれ以上にみんなでワイワイ同じ物に向かって遊べるという感覚が久々で本当に楽しかった。子供心を大事にするというのは忘れがちだが幸せの瞬間の一つに思うのだ。そんなこんなで夜も深まり、みんな部屋や自分の居住場所に戻っていく。私もこの日はなんと他に相部屋のルームメイトがいなくゆったりと床に就いた。

次回に続く。



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