見出し画像

恋を応援しないと友達じゃないのか。という話。

結論。
ダメ男ならその恋を応援せず、やめなって言ってくれる友達を本当に大切にして欲しい。

しかしまぁ、恋とは盲目なもので
やめなって言われるほど、
彼は悪い人じゃない!と守りに入り
やめなって言ってくれた友達のアドバイスも
説教混じりで自分のことを
全否定されているように感じるものだから
その友達を嫌いになるものだ。

①昔、私はダメ男好き…なはずではなかったが
結果ダメ男だったので友達にはやめな!と
よく言われていたものだ。
時が経ち、私はダメ男好きだったと自覚している。

やめなよ。みたいな言葉でも優しい言葉でも
とにかく私にはもっといい男がいる!
もったいない!と叫んでくれていた。

女友達を嫌いにはならなかったが、
彼を否定するものだから
いや、でも、だって、を連発して
なんとか彼を肯定しようとしていた。

ダメ男だと一番わかっていたのは自分だった。
そして自分もダメな女に染まっていくのが
心地よかったのかもしれない。
依存は楽だったが、本当に苦しかった。

その人だけを見ていれば上手くいくと思っていた。
でも自分が見えなくなった。
完全に夢や希望はどこかへ忘れてしまった。
冷めきった湯気になって消えていた。
冷めきった湯気は、
どんどん涙に変わり動けなくなっていった。

今思うと、あれはダメ男特有の執着気質の塊で
一種の洗脳だったかと思う。

そんな私を助けようとしてくれた友達は
私の恋を応援しているようで
まるで応援していなかった。

私が幸せになる応援をしてくれていた。
おかげでなんとか自分を取り戻すことができた。


②その後6年後くらいに私と同じようなダメ男好きの女の子と出会った。
真っ直ぐ一直線の彼女は
海外のマッチングアプリで出会った人と
会ったこともないのに日本と海外で付き合っていると話していた。

さすがにやめた方がいい。と言った。
全然聞かなかった。
まぁそれは本人の意思だから全然よかった。
問題は、
毎日彼女は私が紹介していたお店のオーナーに4時間くらいお店でその話をしていたと言う。
その日だけじゃなく、いつもその話を延々とするのだと。、
2店紹介したら時間差で行くのだ。

正直、営業妨害だと思った。
紹介した手前、私に話す様に言ったのだけれど
私が否定するものだから私には話さず、
お店のあの優しい雰囲氣で彼女は不満をきっと爆発させていたのかもしれない。
彼女は、私のことを嫌いになっていった。

今でもあれでよかったと思っている。

突然、彼女は仕事を辞めて実家へ帰りお金を貯めて彼の待つ海外へ行くことになったらしく
引っ越すことになった。

私は何も知らなかったので、友達Aから聞いた。
そうなんだね〜、なんだか寂しいなぁ。。と、
友達Aに伝えると友達Aは激怒し出して(この子も一直線の真っ直ぐな人)
引越し初日も手伝ったりしたnotedに連絡しないのは酷すぎる!と彼女に激怒したらしい。。

…そこまでしなくて良かったと言うか。。
もうそういう関係になったのだな、と思ったら
フェードアウトしたいと思った矢先だった。

結局、彼女は私の周りのお世話になっているお店や紹介した友達を巻き込み実家へお金を貯めるために引っ越していった。。

慎重に真剣に考えていたのかもしれないが
彼女は離婚経験があり、
幸せの形を会ったことのない彼の住む海外へと
向けたのだと思う。

その後、友人から聞いた。
彼女は彼の待つ海外へ仕事を辞めて行った。

私と出会った時は
この街でインストラクターとかになりたいから資格を取るとか、なんとか言っていた。
そしてその繋ぎの仕事を決めこの街にやってきた。だがとにかくうまくいかないと話していた。その後彼女はお金を貯めた後に海外へ行った。

またその後、彼女はその海外の彼と結婚した。

すごいエネルギーだ。
なかなかできることじゃない。

ここで。
やめておきな。と言った人(私を含む)を
彼女は縁を切った形で海外の彼と結婚した。
幸せになってくれることを本当に願っている。

友達がやめておきな。というには
それ相応の彼女を見てきてくれた理由があると思うから。
一概に良い悪いは言えない。
ただ繊細な恋の時期に否定されたら嫌だろうな、
もっと言い方あるよな、とか
色々考えたが、一直線のあの友達には
あの言葉たちがよかった気がする。。

③電話していた若い女の子の会話。
友達が彼氏のことを悪く言った、
普通友達なら応援するのが普通でしょ?!
とキレていた。

中身をしっかり聞いてみると
否定された、とか、彼を悪く言ってきた、とか
前と同じことになるよ、とか言ってきた!
と電話していた。

友達の言い方とか悪かったかもしれない。。
だが、友達が恋を応援しないことで
助けられた私としては
電話していた女の子は、
恋を応援してくれなかったその友達のことが
嫌いなだけなのかもな、と思った。
そして、今回は上手く行くかもしれないじゃん!と話していたのを聞いて腑に落ちた。

…うまくいってないんだね。。
今回もなんだね。。

もはや友達云々のせいじゃないかもね。。

恋を応援しないのが友達か。
恋を応援するのが友達か。

結論。

あなたが幸せに笑っていられるかどうか。
友達はそこをちゃんと見てくれているはず。

あなたの幸せを願って。
押し付けだろうがお節介だろうが。

きっと30年くらいしたら
わかることもある。


ダメ男と別れた後に
お付き合いした今彼と
2年が経った。

はて。散々言ったくせに
私自身はどうなるのだろうか。
自分のことが一番わからなくなるものだ。

ゆっくりゆっくり色々噛み締めながら
自分も周りも笑顔で
幸せになろう。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?